2022年12月18日(日)。天気曇り後晴れ。

多摩センターに行きました。京王相模原線「京王多摩センター駅」改札を通ると、メロディちゃんとキティちゃんが迎えてくれました。京王電鉄の制服を着ています。

駅から「パルテノン多摩」に向かうペデストリアンデッキ。

鹿もいました。私は全然知らなかったのですが、「京王プラザホテル多摩」が来年1月15日で営業終了するそうです。世の中は移ろい変わって行きます。

昼食は、「ココリア多摩センター」の「畑deキッチン」にて、カキフライ定食。

次に南大沢へ移動しました。駅前の「イトーヨーカ堂」。

「東京都立大学」に向かうペデストリアンデッキ。物騒な事件のあったことが記憶に新しいです。

「三井アウトレットモール多摩南大沢」へ。

クリスマスソングがたくさんかかっていました。Happy Christmas Kyoko, Happy Christmas Julian.War is over if you want it.

さらに移動して、小田急多摩線の「黒川駅」です。近世は武蔵国都筑郡黒川村。1889(明治22)年、黒川村を含む都筑郡内の10ヶ村が合併して柿生村が成立。1939(昭和14)年に、都筑郡内の9ヶ町村が横浜市に編入、柿生村と岡上村の2ヶ村が川崎市に編入されました。

「黒川駅」前を通る県道「上麻生連光寺線」。「鶴川街道」との合流点に向かって下って行きます。

川崎市麻生区内で黒川(はるひ野を含む)だけは多摩川水系の三沢川沿い(鶴川街道沿い)に位置しています。他の地区は鶴見川水系沿いになります。

この県道から一段上がった所に、「黒川青少年野外活動センター」があります。

実は、ここはかつて「川崎市立柿生小学校黒川分校」のあった場所でした。何となく校庭の雰囲気が残っていますよね。ジャングルジムもあるのです。県道沿いのバス停名は、今でも「黒川分校下」です。

今はこのように野外炊事場があって、キャンプができるようになっています。

この「黒川青少年野外活動センター」の裏手に散策路があります。

ここをズンズン登って行ってみました。

片側には柑橘類の樹があったり、

片側には工場が建ち並んでいたり。

もう一段上がった所は、町田市と川崎市との境界を成す尾根道になっていました。

すると、「町田市立真光寺公園」の入口がありました。ただ、ここには入らず、さらに尾根筋と思しきはかない道を進みました。

あれっ?鶴川街道の峠に行き当たってしまいました。散策路はこれで終わりなのでしょうか。

鶴川街道を越えた先にも、たいへんはかない道が、一応続いていました。

この道は正しいんだろうか?とやや不安になってきました。公園のような空間が眼下に見えます。

丘陵の斜面に広大な霊園が造成されているようです。さらに道は続いています。

多摩丘陵の先に相模野台地が拡がる様が見て取れます。直下は霊園です。

反対側はこのような里山っぽい景観が。

霊園の入口です。

その傍らにこんな案内板が!「布田道」。甲州街道の布田五宿から小野路村とを結ぶ道で、近藤勇や土方歳三、沖田総司、山南敬介が歩いたと記されています。小野路村の名主は、近藤勇の義兄弟でもあった小島鹿之助です。ここに天然理心流の出稽古に向かう際、この道を通っていたということです。

そんなふうに思うと、心細かった気持ちが奮い立ってきました。

近藤勇や土方歳三もこんな風景を見たのかも知れません。

そのうち、人工的な造形が広がってきました。鉄塔や変電所など、大規模な電力設備が現れます。

この辺りは、三沢川の源流部にあたるようです。

突然、観音像が。ありがたく思うよりも、泣きたくなってきました。もっと暗かったら泣いていたと思います。

再び広大な相模野台地を望みます。

「小野路太陽の広場」というグラウンドに出てきました。ちょっと行き過ぎたような気がします。

私のつもりでは、町田市と川崎市との境界沿いに尾根道が続いていると思っていたのですが、そういうわけでもなさそうです。引き返してみて、枝道の様子を伺います。

違う、違う。これをこのまま進んだら、日没で遭難するのではないかと思いました。直ぐに引き返します。

もう少し道らしさの残った枝道がありました。一番安全なのは、元を来た道を引き返すことですが、どうしてもそうしたくない気持ちが出てしまうのです。

結局、三沢川の源流部だろうと思っていた谷戸に出ました。

尾根に戻るのはやめて、この谷沿いに歩くことにしました。谷底と思うと、冷え冷えしてきます。

ホオズキが成っていたり、

柿が成っていたり、なかなか風情のある佇まいです。多摩ニュータウン開発前の姿ですね。

そして、「黒川駅」方面に出るのではなく、丘を一つ越えて、多摩ニュータウンの永山に出ることにしました。この先の丘の向こうですね。

「明治大学黒川農場」の入口が現れました。

「明治大学黒川農場」の横の道を進みます。黒川七ツ谷という谷戸です。

ついに丘を越える道に入りました。私は、かつて友人に「こんな所に来ていたら、いつ襲われるか分からない」と忠告されるような所にも、あまり気にせず入って行ける蛮勇を持っていたのですが、最近はだいぶ保身の心が強くなってきて、正直この道は怖かったです。天狗など出てきたら、太刀打ちできません。

大きな建物が現れました。「国士舘大学多摩キャンパス」のようです。

「南多摩尾根幹線道路」に出ました。今日は下調べが十分でなく、やや無謀登山の気味があり反省です。

本日の阪神競馬場メイン11Rは、2歳王者決定戦「第74回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)」(芝・右・1600m)。すべて牡馬17頭が出走です。

1番人気は、ルーラーシップ産駒「②ドルチェモア」(坂井瑠星騎手)。母は「桜花賞(GⅠ)」馬「アユサン」。札幌新馬戦を3馬身差で優勝し、前走「サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)」を連勝で制しました。これまで横山和生騎手の騎乗でしたが、坂井騎手に乗り替わりです。

2番人気は、ロードカナロア産駒「⑫ダノンタッチダウン」(川田将雅騎手)。中京新馬戦優勝の後、前走「デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)」は、「③オールパルフェ」の2着。川田騎手は、前走に続いての騎乗です。

3番人気は、Frankel産駒(英国産)「⑭レイベリング」(横山武史騎手)。東京新馬戦を3馬身半差で優勝し、本レースに直行です。横山武史騎手とは初コンビです。

4番人気は、「デイリー杯2歳ステークス」を優勝したリアルスティール産駒「③オールパルフェ」(大野拓弥騎手)。東京新馬戦2着から、中京未勝利戦と前走「デイリー杯2歳ステークス」を連勝しています。大野騎手は、デビュー以来4戦連続の騎乗です。

5番人気は、ディスクリートキャット産駒「⑦オオバンブルマイ」(C.ルメール騎手)。何と言っても、「京王杯2歳ステークス(GⅡ)」の勝者。中京新馬戦から2連勝中です。もちろん私の一推し。ルメール騎手とは初コンビです。

6番人気は、エピファネイア産駒「⑯コーパクリスティ」(D.イーガン騎手)。新潟新馬戦、前走阪神の条件戦「秋明菊賞」を連勝しています。イーガン騎手とは初コンビです。

7番人気は、Frankel産駒(アイルランド産)「⑪ティニア」(福永祐一騎手)。中京新馬戦勝利の後、前走東京の条件戦は「⑤バグラダス」の2着。福永騎手は、デビュー以来3戦連続の騎乗です。

8番人気は、マジェスティックウォリアー産駒「⑤バグラダス」(吉田隼人騎手)。前々走「新潟2歳ステークス」は4着、前走東京の条件戦優勝。吉田隼人騎手とは初コンビです。

9番人気は、ダノンバラード産駒「⑧グラニット」(松山弘平騎手)。前々走「新潟2歳ステークス(GⅢ)」は6着、前走「サウジアラビアロイヤルカップ」は「②ドルチェモア」の2着。これまで嶋田純次騎手の騎乗でしたが、松山騎手に乗り替わりです。

10番人気は、リアルスティール産駒「⑰エンファサイズ」(藤岡康太騎手)。阪神新馬戦を優勝し、本レースに直行です。藤岡康太騎手は、前走に続いての騎乗です。

11番人気は、ドレフォン産駒「④ドンデンガエシ」(横山典弘騎手)。前々走札幌未勝利戦、前走中山の条件戦「アスター賞」を連勝。これまで横山武史騎手の騎乗でしたが、横山典弘騎手に乗り替わりです。

12番人気は、バゴ産駒「⑬スズカダブル」(鮫島克駿騎手)。これまで4戦していますが、勝利は2戦目の東京未勝利戦のみ。前走リステッド「萩ステークス」は5着。鮫島克駿騎手とは初コンビです。

13番人気は、米国産駒「⑮フロムダスク」(武豊騎手)。この馬も、前走「京王杯2歳ステークス」組(2着)です。がんばれ!武豊騎手とは初コンビです。

14番人気は、ファインニードル産駒「⑩ウメムスビ」(角田大河騎手)。前々走「小倉2歳ステークス(GⅢ)」7着の後、前走オープン「カンナステークス」を優勝。角田騎手は、菅原明良騎手に乗り替わった前走を除いて、デビュー以来5戦目の騎乗になります。

15番人気は、エピファネイア産駒「⑨ニシノベストワン」(藤岡佑介騎手)。前走阪神未勝利戦優勝で、本レースに挑戦です。藤岡佑介騎手は、前走に続いての騎乗です。

16番人気は、グレーターロンドン産駒「①キョウエイブリッサ」(川須栄彦騎手)。東京新馬戦優勝の後、前走東京の条件戦は「⑤バグラダス」の3着。川須旗手とは初コンビです。

17番人気は、キンシャサノキセキ産駒「⑥ミシェラドラータ」(酒井学騎手)。本レースで8戦目のベテランです。重賞も「函館2歳ステークス(GⅢ)」11着、前々走「サウジアラビアロイヤルカップ」7着、前走「京王杯2歳ステークス」12着と。本レースで4戦目です。函館デビューで、かつ「京王杯2歳ステークス」組ですから、私は応援しますね。酒井騎手とは初コンビです。

バラついたスタートから、「②ドルチェモア」がいったん先頭に出ますが、「③オールパルフェ」に譲ります。これに「⑧グラニット」が続き、「②ドルチェモア」はその後ろという好位をキープします。1000m57.8秒という速いペース。4角を周って直線に向いたところで、「③オールパルフェ」が依然として先頭。残り200mで「②ドルチェモア」が発進。これを「⑭レイベリング」と「⑫ダノンタッチダウン」という、人気上位馬がそろって追いかけます。「⑫ダノンタッチダウン」は、上りメンバー最速で中段後位から追って行き、「⑭レイベリング」に届き、「②ドルチェモア」にあと一息というところで、「②ドルチェモア」がクビ差で逃げ切りました。「②ドルチェモア」は、新馬戦、「サウジアラビアロイヤルカップ」から無敗3連勝でGⅠホースとなりました。坂井騎手は、今年の「秋華賞(GⅠ)」の「スタニングローズ」に続いてGⅠ2勝目をあげました。2着「⑫ダノンタッチダウン」のクビ差3着に「⑭レイベリング」。ここから1馬身3/4差で「①キョウエイブリッサ」が4着と大健闘。5着「⑤バグラダス」。6着「③オールパルフェ」。私の一推し「⑦オオバンブルマイ」は7着。但し、後方からの上りはメンバー2位の速さだったのです。もったいなかった。他の「京王杯2歳ステークス」組は、「⑥ミシェラドラータ」が14着、「⑮フロムダスク」が16着。

 

そして、ついに「ワールドカップ・カタール大会」の決勝戦「フランス対アルゼンチン」。