2022年9月10日(土)。天気晴れ後曇り一時雨。心配された台風の影響は、今日のうちは大丈夫なようです。宿泊した「ハイアット・リージェンシー瀬良垣アイランド」にて、前日の日の入りの様子。

中秋の名月に近いお月様。

夜のプールの様子です。幻想的な雰囲気でした。

朝になりました。もう今日が沖縄滞在の最終日です。私は、かねて東南アジアの田舎で、何にもしないで過ごしてみたいと考えていましたが、今や日本円もすっかり弱くなり、私のささやかな夢をかなえる場所の再考が必要になってきました。このような美しい光景を見ると、沖縄は良いなあと思うのですが、ずっと滞在するとなると、ここは日本なのでいろいろな情報が入ってきて、世を捨てる心情にはなりにくいので、気持ちが違ってくるでしょう。そんなことをクヨクヨ考えてしまいました。
ホテルから空港に向かう途中で「琉球村」に立ち寄りました。沖縄の古民家を集めて展示してあるテーマパークです。
入口直ぐの所は、屋根付きの工房や土産物店の並ぶ一角になっています。タイの地方都市のローカルなタラート(市場)の感じと、よく似ています。
最初に「キジムナー劇場」というエアコンのきいた劇場で、エイサーの演舞を鑑賞しました。

とっても上手でした。
獅子の踊りもありました。横浜中華街の獅子舞を思い出しました。
「キジムナーの家」。ガジュマルの樹の上にあります。私がキジムナーを知ったのは、映画「ウンタマギルー」(高嶺剛:監督、1989年)です。
そして、主人公ギルーの仕事は、製糖所で砂糖黍を絞るために、トラクターでグルグル回ることでした。その砂糖黍絞りを再現した場所がありましたが、残念ながら工事中でした。
そして、砂糖黍絞りのための水牛は、のんびり餌を食べていました。
「ウンタマギルー」で他に印象的だったのは、マレーという豚の化身です。1898年築の「フール」という豚の飼育小屋です。こういう所で飼われていたのです!この「フール」は国の登録有形文化財です。
パイナップルに似た形のアダンの実。
デザートにまたブルーシールのアイスクリーム。サトウキビ味です。