⁷2022年7月31日(日)。天気晴れ。東京は猛暑日(最高気温35℃)でした。

昼食は、「京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター」の「つきじ植むら」にて。

デザートは「nana's green tea」にて。いつものコースです。とても外に出られる気がしません。

と思いつつ、じっとしていられないのです。京王線で「高幡不動駅」に。

先ずはお参りに。

真言宗智山派別格本山「高幡山明王院金剛寺」。通称「高幡不動尊」。

「高幡不動尊」の前を通る「川崎街道」も閑散としています。

境内には土方歳三像と「殉節両雄之碑」。これを見て、「今日はあそこに行こう」と思いました。

高幡不動駅前から京王バス「日02日野駅行き」に乗って浅川を渡り、「日野七小入口」で下車。「日野市立新選組のふるさと歴史館」に向かいました。4年ぶりの来訪です

日野市は、新選組副長土方歳三、六番組組長井上源三郎のふるさとです。また、近藤勇の義兄弟で、物心共に新選組の活動を熱心に支援をした佐藤彦五郎は、土方歳三の義兄(歳三姉とくの夫)であり、日野宿組合名主でした。

この施設は、新選組専門の展示になっています。しかしながら、日野宿の成り立ちから、八王子千人同心の間に拡まった天然理心流、そしてそれが日野を含む多摩周辺に影響を与えた過程がよく分かるよう解説されています。私は、今、図書館から「尊皇攘夷-水戸学の四百年」(片山杜秀:著、新潮社、2021年)を借りて読んでいます。あまりにも分量が多くて、全然読み進めません。借りたい人が多くて、予約してから5ヶ月ぶりに手に入りました。次の予約も入っているので、2週間で読まなくてはなりません。買えば良いんですが。。

ここの展示を見て、新選組もこの流れに大きく影響を受けていることを、改めて思いました。
 
水木しげるの「劇画近藤勇-星をつかみそこねる男」には、近藤勇が山南敬助と初めて出会った際、近藤勇が「ジョウイ、それは何かどじょうの新しい料理法ですか」と問う場面が描かれています。
館内の展示は撮影禁止なのですが、中に舞台劇で使用されたという両雄の墓がありました。それは、板橋駅前に残っている永倉新八が建てたものなのですが、「近藤勇宜昌」と間違えているところ(本当は「近藤勇昌宜」)も同じで、こういうところは外してはいけないんだろうなと感心しました。
帰りは、日野市役所に向かって、桜並木の緑の木陰の下を通り、
「日野市役所」バス停から再び「高幡不動駅」へ。なかなか外にはいられない日でした。
それでも、夕食は中華で鶏肉のピーナッツ炒めと半ラーメン。我ながら夏バテと無縁ですごいと思いました。