2022年4月16日(土)。天気晴れ。

小田急線「梅ヶ丘駅」へ。

梅ヶ丘といえば、お寿司屋さんの「美登利総本店」。

店の前はすごい人出ですが、今日は予約をして来ました。

ちょっと贅沢をしましたが、美味しかったです。

ノンアルコールですが、やっぱり、お寿司にビールは合いますね。

そして、小田急線の各駅停車で3つ先の「千歳船橋駅」へ。

田園調布行きの東急バスで「美術館入口」にて下車。「都立砧公園」横の歩道を進みます。

足元には桜の花びらが。

「世田谷美術館」で、「出版120周年 ピーターラビット展」(2022年3月26日(土)~6月19日(日))が開催中です。

「都立砧公園」の一角にある「世田谷美術館」。既に開館36年を迎えていますが、樹と建物の配置が与える印象など、依然として新鮮さが光っています。

さて、ピーターラビット。フロプシー、モプシー、カトンテール。私にとって、呪文のような言い回しです。

作者ビアトリクス・ポターによるスケッチ、「ピーター・ラビットのお話」の元になったと伝えられる病気の子供に宛てた絵手紙、自費出版の初版本、商業出版の初版本、出版社とのやり取りの手紙等々、たいへん見ごたえのある展示でした。その中で、いちばん衝撃を受けたもの。

「Once upon a time, there were four littele Rabbits and their names were Flopsy, Mopsy, Cottontail and Peter」という有名な書き出しですが、日本で1915(大正4)年に訳出された話が展示されていました。

「幼年の友」(実業之日本社)という雑誌に掲載されたものです。

「昔、アルトコロニ、太郎、二郎、三郎、ピー太郎トイフ 四ヒキノ兎ガ・・」。センスが素晴らしい。

訳者は「海南」とされていますが、終戦時の内閣情報局総裁下村宏氏のことらしいです。

「♪ピーターラビットは わたしのとなりにすんでいる こころわくわく いたずらがだいすき」。

「世田谷美術館」地下にある喫茶店で、ケーキセットをいただきました。

外に出てみると、春の陽光に緑が輝いていました。

チューリップの花も咲いています。

イギリスだったら、こんな所にウサギがたくさんいるのでしょうけれど、日本にはウサギもリスもいません。

兎狩りで取り過ぎてしまったのでしょうか。。

八重桜がきれいに咲いています。

「都立砧公園」の中を流れる「谷戸川」。

「世田谷区立大蔵運動公園」に来たら、「ミライトワ」がいました。馬事公苑で東京オリンピックの馬術競技が開催された際に飾られていたのだそうです。「ソメイティ」はどこに?

「C57 57」号機。こんなふうに親しまれた方がいいのかも知れないとも思いました。

夕食は、「リンガーハット」で「長崎ちゃんぽん」。