2021年10月3日(日)。天気晴れ。

京王線「東府中駅」に降り立ちました。駅前で目を引く「スンガリー飯店」。

「東府中駅」と「航空自衛隊府中基地」とを結ぶ「平和通り」。

旧米軍基地の跡地に整備された「都立府中の森公園」。

日本庭園もあり、

芝生の広場もあり、

噴水もあります。

その一角にある「府中市美術館」。

開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ」(会期:2021年9月18日(土)-11月28日(日))が開催中です。10月24日(日)までの前期と、10月26日(火)からの後期で展示作品の入替があります。

今回も展示されている徳川家光の描いた「兎図」や「木兎図」などを見た「へそまがり日本美術展」を見に来てから、もう2年半も経っていました。時間というものは本当に早い。

今回は、日本の画家が俵屋宗達、尾形光琳、伊藤若冲、円山応挙、長沢蘆雪、司馬江漢、歌川国芳、河鍋暁斎、藤田嗣治、北川民次など、ヨーロッパの画家がゴヤ、ミレー、モロー、ルドン、ルノワール、ゴーギャン、ピエール・ボナール、ピカソ、マリー・ローランサン、シャガールなどなど、豪勢な陣容でした。

帰りに東府中駅近くの喫茶店「cafe MUSASHIYA」にて、カフェラテを飲みました。

本日、中山競馬場メイン11Rは、今秋のGI戦線の緒戦「スプリンターズステークス(GI)」(芝・右・1200m)です。16頭が出走です。昨年の覇者「グランアレグリア」は、今年は出走しません。

1番人気は、今年の「高松宮記念(GI)」(前々走)を制した「⑭ダノンスマッシュ」(牡・6、川田将雅騎手)。昨年の本レースにも出走し、「グランアレグリア」の2着でした。前走は、香港の「チェアマンズスプリントプライズ(GI)」で6着。川田騎手とは、「高松宮記念」以来、2レースぶりのコンビです。

2番人気は、「⑫レシステンシア」(牝・4、C.ルメール騎手)。「高松宮記念」は「⑭ダノンスマッシュ」の2着、続く前々走「ヴィクトリアマイル(GI)」は「グランアレグリア」の6着、前走「セントウルステークス(GII)」優勝で、本レースに参戦です。ルメール騎手とは、前走に続いてのコンビです。

3番人気は、「④ピクシーナイト」(牡・3、福永祐一騎手)。今年初めの「シンザン記念(GIII)」優勝を経て、「NHKマイルカップ(GI)」は12着でした。しかし、その後、前々走「CBC賞(GIII)」、前走「セントウルステークス」と古馬重賞で連続して2着となって成熟度を増しています。デビュー以来、8戦連続で福永騎手とのコンビになります。

4番人気は、「⑪ジャンダルム」(牡・6、浜中俊騎手)。既にベテランの域に達しています。今年はこれまで4レースに参戦、三走前の「春雷ステークス」優勝、前走は「セントウルステークス」4着。浜中騎手とは前走に続いてのコンビです。

5番人気は、「⑯モズスーパーフレア」(牝・6、松若風馬騎手)。前々走「高松宮記念」5着、前走「北九州記念(GIII)」3着。松若騎手とは3戦連続のコンビになります。

6番人気は、前走「セントウルステークス」3着だった「⑨クリノガウディー」(牡・5、岩田康誠騎手)。本レースは、「セントウルステークス」組が、1~4着馬を含めて6頭参戦しています。岩田康騎手とは、4戦連続のコンビですが、直近3戦の戦績は(2-0-1-0)と相性が良いようです。

7番人気は、「⑥メイケイエール」(牝・3、池添謙一騎手)。「小倉2歳ステークス(GIII)」、「ファンタジーステークス(GIII)」、「チューリップ賞(GII)」と既に重賞で3勝をあげていますが、「桜花賞(GI)」は最下位の18着に沈みました。前走「キーンランドカップ(GIII)」も、1番人気に推されながら7着と、伸び悩みが気になります。池添騎手とは初コンビです。

レースは、先ず「⑯モズスーパーフレア」が飛び出し、これに「⑧ビアンフェ」(せん・4、藤岡佑介騎手)<9番人気>、「④ピクシーナイト」が続きます。最後の4角を回って直線に入って残り200mを過ぎた後、内を進む「⑯モズスーパーフレア」をかわして「④ピクシーナイト」が先頭に出ます。これに続いて「⑫レシステンシア」、「①シヴァージ」(牡・6、吉田隼人騎手)<10番人気>が加速してきます。結局、「④ピクシーナイト」が危なげなく優勝、2馬身差で「⑫レシステンシア」、アタマ差で「①シヴァージ」、2馬身半差で4着に「⑥メイケイエール」、そのハナ差の5着に「⑯モズスーパーフレア」が入りました。1番人気「⑭ダノンスマッシュ」は6着。

福永騎手はレース後のインタビューで「横綱相撲の競馬」と言っていました。これからの活躍が楽しみです。