2021年1月10日(日)。天気晴れ。

コロナ「緊急事態宣言」下に、東京の真ん中、「東京駅」へ。

東京駅丸の内口のビル。「KITTE丸の内」。「旧東京中央郵便局」。

「丸の内ビル」(手前)と「新丸の内ビル」(奥)。

「丸の内オアゾ」。「旧国鉄本社」。

「東京ステーションギャラリー」で開催されている「河鍋暁斎の底力」展(会期:2020年11月28日-2021年2月7日)を見に来ました。

河鍋暁斎は、江戸時代天保2(1831)年に、下総国古河で生まれた絵師です。生まれながら絵を書くことに興味を持ち、3歳で蛙の写生をした、歌川国芳門下になった後、神田川出水で流れてきた生首を写生した、火事で家が焼けてしまう様子を写生していたなどの逸話を持っています。歌川国芳門下から、狩野派の前村洞和、さらにその師洞白の弟子となり、嘉永3(1850)年には館林藩の絵師・坪山洞山の養子になりました。

が、あっという間に離縁されて、安政4(1857)年に古河藩の河鍋家を継ぎました。的確なデッサン力を持ち、様々な技巧を学んだことを背景に、幕末から維新・明治に至る激動の時代を写す、戯画・風刺画・錦絵で人気を博しました。

今回の展示は、元々海外の絵画の企画をしていたところ、コロナ禍の影響で開催ができなくなり、その代替として河鍋暁斎の下絵を集めるという前からあった構想を実現したものという解説がされていました。

完成品として、絵付け、刷りなど他のプロの手が入ったものではなく、河鍋暁斎の筆致をそのまま伝える下絵を並べてみるという試みで、例えば暁斎が常に懐に入れていたという擦り切れた手帳などがありました。面白い題材があると、そこにすぐに素描を書いていたということです。

たいへん見ごたえのある展示で、私はずっと見ている間に疲れを覚えてしまったほどです。妖怪や動物への強い関心など、水木しげる先生は河鍋暁斎の生まれ変わりなのではないかと思いました。

「東京ステーションギャラリー」は、前回は昨年6月に「神田日勝展」を見に来て以来です。

相変わらず美しい東京駅の照明器具。

東京駅丸の内北口のドーム。

「丸の内仲通り」の街並み。

「東京ミッドタウン日比谷」の偉容。

1月5日(火)に中京競馬場で開催された「京都金杯(GIII)」(芝・左・1600m)は、12番人気「②ケイデンスコール」(牡・5、岩田康誠騎手)が、3年ぶりに「新潟2歳ステークス(GIII)」以来の勝利をあげました。

3年前の「京都金杯」を優勝した「⑨ブラックムーン」(牡・9、幸英明騎手)が今年の本レースにも出走し、16番人気で14着でした。前走「リゲルステークス(OP)」を優勝して昇り調子の1番人気「⑩シュリ」(牡・5、武豊騎手)は5着。前走「キャピタルステークス(OP)」を優勝して、本レース2番人気で臨んだ「④ピースワンパラディ」(牡・5、福永祐一騎手)は2着を確保しました。レースを引っ張った14番人気「⑬エントシャイデン」(牡・6、川須栄彦騎手)が3着に粘り、3連複は10万円越え、3連単は100万円越え。これが今年の何を占う予兆になるのでしょうか。