2020年9月21日(月)。天気曇りのち晴れ。

最近、なぜか疲れ気味なので、こういう時は自分で癒しを得られると思う場所に出かけるに限ります。

先日出かけた竹芝桟橋もそのような場所の一つなのですが、今日はまず、京王線「千歳烏山駅」から北に向かい、甲州街道を越えた所にある「北烏山九丁目屋敷林」へ。

「烏山通り」(千歳烏山と吉祥寺とを結ぶバス通り)沿いに、入口があります。最寄りのバス停は、ずばり「北烏山九丁目屋敷林」です。入口にある大きな欅の木の幹。私は強い郷愁を感じます。

ここは、現役の農家の敷地の中の一部を「市民緑地」として開放したものです。武蔵野台地における雑木林や竹やぶに囲まれた屋敷林の風情を感じることのできる、たいへん貴重な空間になっています。

この農家(下山家)で開発された白菜を記念する碑があります。

夏の夕暮れにここを訪れ、ヒグラシの声を聴くと、小さな頃の記憶が鮮明に思い出されてくるのですが、ここは蚊が多いんですよね。

旧母屋です。こういう所で暮らすと良い気分だろうと思いますが、実際には夏は暑く、冬は寒く、虫が多いんでしょうね。

見事な竹やぶも保存されています。多摩にはこんな所はたくさんあったのですが、今はほとんどなくなってしまいました。そういえば、1億円が見つかったのも竹やぶでしたよね。

だいぶ肩こり、頭痛も治ってきた感じがしました。

次に向かったのは、小田急線「代々木上原駅」です。ここは、もちろん、、

「東京ジャーミイ」です。昨年(2019年)のゴールデンウィーク以来になります。

癒しを求めるということを考えると、ここを外すことはできません。

ちょうど礼拝の時間で、お祈りの声を聴いて、かなりリラックスできました。

「代々木上原駅」から小田急線で「登戸駅」へ。2019年正月に土地区画整理事業の進捗を見に来ましたが、街路の整備は終わって建物が次々に建ちあがる段階にきていました。それでも、ピカーっと真新しい街になっていないところが登戸らしく、私はたいへん好感を持ちました。

それでも、小さな古い家屋の密集していた面影は全くありません。

おお、ちょうど川崎市営バスがやって来ました。このルートは通っていなかったはずです。最近、川崎市営バスに乗っていないので、分からなくなってしまいました。

それでも、南武線の踏切だけは、前世紀の遺物のように取り残されています。

踏み切りを渡って振り返った登戸の新開地。ああ、踏切以外は変わってしまいました。

そして、時代が移ろっても変わらない多摩川の流れ。

「多摩水道橋」。対岸は狛江市です。

「北烏山九丁目屋敷林」、「東京ジャーミイ」そして「登戸の多摩川」。これが私の心の癒しです。

本日、中山競馬場のメイン11Rは、「第74回朝日杯セントライト記念(菊花賞トライアル)(GII)」(芝・右・2200m)。3着までの馬に、3歳クラシック最終決戦「菊花賞(GI)」の優先出走権が与えられます。

1番人気は、中山2000mの「ディープインパクト記念弥生賞(GII)」を優勝した「⑨サトノフラッグ」(戸崎圭太騎手)。但し、その後のクラシック2戦、「皐月賞(GI)」5着、「東京優駿(GI)」11着と今一つ。戸崎圭太騎手は、デビュー戦(6着)以来の組み合わせです。ディープインパクト産駒。

2番人気は、「⑦ガロアクリーク」(川田将雅騎手)。この馬は、中山18000mの「スプリングステークス(GII)」優勝です。その後「皐月賞」は3着、「東京優駿」は6着。川田将雅騎手とはダービーに続けてになります。キンシャサノキセキ産駒。

3番人気は、10月の新馬戦勝利以降、東京の「共同通信杯(GIII)」と「青葉賞(GII)」で続けて3着だった「④フィリオアレグロ」(M.デムーロ騎手)。私は直接見たレースですので、やはり思い入れは否定できません。もう長く東京競馬場にも行っていないです。前走「青葉賞」はD.レーン騎手騎乗でしたが、それ以外のレースはM.デムーロ騎手騎乗です。ディープインパクト産駒。

4番人気は、前走「ラジオNIKKEI賞(GIII)」(7月)を未勝利戦からの3連勝で重賞初制覇した「⑥バビット」(内田博幸騎手)。一番の昇り調子です。内田博幸騎手は、前走からの引き続きの騎乗です。ナカヤマフェスタ産駒。

5番人気は、「青葉賞」2着で「東京優駿」に挑戦して14着だった「⑩ヴァルコス」(三浦皇成騎手)です。三浦騎手とは、「青葉賞」以来、3戦連続での騎乗になります。ノヴェリスト産駒。母ランズエッジの父はダンスインザダーク。

レースは、スタート直後から「⑥バビット」が先頭に出て逃げます。その後ろに「⑪ココロノトウダイ」(丸山元気騎手)がつき、さらにその後ろに「⑦ガロアクリーク」、「⑧リスペクト」(C.ルメール騎手)、「⑫サペラヴィ」(石橋脩騎手)、「②ラインハイト」(北村友一騎手)、「⑨サトノフラッグ」は中段後位から追う形です。「④フィリオアレグレ」はさらに後方です。

1000m1分2秒6という、マイペースな形で「⑥バビット」が引っ張ります。4コーナーを回るあたりで、「②ラインハイト」が内から、「⑨サトノフラッグ」が外から前に詰めていきます。「⑪ココロノトウダイ」、「⑧リスペクト」、「⑫サペラヴィ」は脱落していきますが、「⑥バビット」の勢いは衰えません。「⑨サトノフラッグ」は3F36.5秒というメンバー最速の上りで追いましたが、「⑥バビット」が1馬身半差でこらえて重賞2連勝。2着「⑨サトノフラッグ」の半馬身差で「⑦ガロアクリーク」が3着を確保し、ここまでが「菊花賞」への優先出走権を獲得しました。4着に「②ラインハイト」、5着にやはりメンバー最速の上りで後ろから追ってきた「⑩ヴァルコス」という結果でした。がんばった「⑪ココロノトウダイ」は6着。「④フィリオアレグレ」は7着。無念。