２０１８年末の札幌（その１）

変わりゆく札幌の姿。札幌駅南口から出発してみます。
札幌駅も北海道新幹線延伸時に、再び駅周辺の開発が取りざたされるようになるのでしょう。

札幌駅と向かい合う「伊藤・加藤ビル」。
２０１８（平成３０）年１０月から北洋銀行と上光証券の「銀証共同店舗」が開設されました。
上光証券は北洋銀行の完全子会社となっており、２０１９年４月からは北洋証券に名称変更するそうです。

「伊藤・加藤ビル」、「伊藤ビルディング」に並んで駅前通りに続く「札幌国際ビルディング」。いずれも伊藤組の建物です。
「札幌国際ビルディング」には、三菱ＵＦＪ信託銀行札幌支店が入居しています。元々は三菱信託銀行でした。

がんばる「札幌第一生命ビルディング」。あおぞら銀行が入居していますが、かつては三井信託銀行が入居していました。
また、東海東京証券札幌支店が入居していましたが、２０１７年にほくほくＴＴ証券（ほくほくＦＧと東海東京フィナンシャル・ホールディングスとの合弁）に営業譲渡され、「新大通ビルディング」に移転しています。

「五番館西武」の跡地は、依然として空き地のままです。
一部の敷地を使って、「コバルドオリ」というミニショップができているようなのですが、残念ながら気づきませんでした！
私の観察不足です。
コバルドオリ

「ヒューリックノース３３ビル」の１階に入店していた店が移転していました。このビルに建て替え計画があるようです。
[北海道建設新聞]
でも、このビルまだ新しいですよね。１９９２（平成４）年竣工です。

一体で建て替え予定の「ヒューリック札幌ビル」。みずほ銀行・みずほ信託銀行・みずほ証券が入居しています。元々は富士銀行でした。こちらは１９６６（昭和４１）年竣工です。札幌駅と大通りを結ぶ地下道の開設とあいまって、駅前通り沿いの建物の建て替えが加速化しています。

既に従前の建物の取り壊しの終わった「大同生命ビル」。

在りし日の「大同生命ビル」（２０１１年９月）。黒川紀章先生の傑作だったと思います。

建て替えの終わった「札幌フコク生命越山ビル（シタッテサッポロ）」。

在りし日のフコク生命ビルなど（２０１１年９月）。

「日本生命札幌ビル」。こちらは２００６（平成１８）年に高層棟が完成しているのです。月日の速さには驚かされるばかりです。

「赤レンガ広場」越しに道庁の赤レンガ（旧本庁舎）を望む。

「札幌三井ＪＰビルディング（赤レンガプラザ）」。こちらは金融危機の影響を受けて着工が遅れ、２０１４（平成２６）年に完成しました。

いつも撮っていますが、「札幌三井ＪＰビルディング」には三井住友信託銀行が入居しており（元々は中央信託銀行、その後中央三井信託銀行）、隣の「北海道ビルディング」にはＳＭＢＣ信託銀行が入居しています（元々は三菱銀行、その後シティバンク銀行）。私は、かつてシティバンク銀行で、店員さんから不〇〇な態度を取られ、隣の中央三井信託銀行では親切にしてもらった経験があるので、個人的な場所に対する親近感には格段の差がありました。もちろん誰も間違ったことを言ってはいないと思います。でも、言わなくても良いこともあります。
今回、ＳＭＢＣ信託銀行のＡＴＭを問題なく使わせてもらって、私のシティバンク銀行時代の小さな記憶を消去しました。