何度でも、前を向く | 燃える走魂 フルマラソン100回完走への道

燃える走魂 フルマラソン100回完走への道

この道を行けばどうなるものか。迷わず行けよ、行けばわかるさ。

 

 

 

今シーズン、甲子園に2度行きましたがどちらも負けでした()。しかもどちらも雨が降るし。マラソンではそんなに雨に遭わないのですが、野球観戦になると結構な頻度で雨や台風に遭うんですわ。いつも誘ってくれる元職場の先輩とは「お前が降らしたんや」「いやアンタや」と毎度のように雨男のなすり合いをしています()

 

 

 

先日、阪神タイガースの湯浅京己投手に関する特番がありました。この番組、関西地方のみの放送だったそうですが、7/12までNHKプラスで配信されているとのことです。見逃した方々、そして関西地方以外の虎党の皆様、ご安心を。

 

 

湯浅投手は2018年に入団し、150km以上のストレートを武器に2022年に1軍に定着。この年の活躍ぶりから翌2023年のWBC日本代表に選出され、タイガースの守護神として期待されていました。

 

 

が、昨年に国指定の難病である黄色靭帯骨化症と診断され、手術を行いました。この病気は野球選手、特にピッチャーが多くかかっています。病気にかかる前と同等以上のパフォーマンスをできた選手はこれまでいないと言われています。

 

 

 

リハビリを経て今シーズン、1軍のマウンドに立って勝利に貢献した試合も何度もありましたが、まだまだストレートは本来のものではありません。病気の後遺症がまだ残っているようです。インタビュー中につらかったことを思い出して涙する場面もありました。

 

それ以前も決して順風満帆な野球人生だった訳ではなく、高校時代は成長痛による腰痛から2年秋まではマネージャーをしていました。完治後選手に戻りましたが、3年夏の全国選手権にはベンチ入りできませんでした。プロ入団後も腰椎の疲労骨折から入団から3年間は本来の力を出せませんでした。

 

人間誰しも何らかの逆境はある、というか逆境のない人なんていません。逆境にどう立ち向かうかが大事やないかと思います。僕も11月の下関海響マラソンでのサブ4を目指して4月から練習していますが、4月はふくらはぎ、5月はアキレス腱、6月は膝関節を痛めて満足いく練習ができていません。膝関節はほぼ治りましたが、アキレス腱痛が再発したため10日間ほど走れていません。一昨日、5km走りましたが、まだ少し違和感が残っていて、また痛めるんやないかという怖さがあります。昨年までの自分ならここで「もうええわ」と思っていたかもしれませんが、下関でのサブ4をあきらめるつもりはまったくありません。あと4ヶ月、自分にできる最大限のことをするつもりです。

 

 

これまであったことを「人生の宝」と言いきる湯浅投手を観ていてグッとくるものがありました。彼の苦しみに比べれば、僕のそれはちっぽけなもんやと思います。

 

 

病気に負けるな、湯浅投手!完全復活する日を待ってます。僕も湯浅投手の雄姿を励みに頑張ります。