「〇〇ロス」の続いた週でした | フルマラソン100回完走への道

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この道を行けばどうなるものか。迷わず行けよ、行けばわかるさ。

篠山マラソンの翌々日、仕事が休みで朝の情報番組を見ていたら、ショッキングな知らせが飛びこんできました。

「チェルシー3月末で販売終了」




僕が生まれた年に販売開始されたチェルシーが売り上げの低迷が原因で販売終了とのことです。チェルシーはこどもの頃から好きで、今でもたまに口にしていました。「♪ほ~ら~チェルシー、もひと~つ~チェルシー、あなたにもチェルシーあげたい。」と昔流れたCMソングは今でも自分の頭の中で再現できます。グミに押されてキャンディーの売れ行きがいまいちなのは知っていましたが、明治製菓さん終了まで1ヶ月切っての告知は突然すぎやわ。

ニュースを聞いてすぐ、よく行くスーパーやドラッグストアなど数件回りましたが、すでに前日からニュースが流れていたようで、店頭にはありませんでした。案の定、ヤフオクやメルカリでは定価の何倍もの価格でおびただしい数の出品が。昨年のパインアレやタイガースのCS・日本シリーズのチケット販売でも数多くいた転売ヤーです。チェルシーにまつわる思い出がある方も多いと思いますが、それを踏みにじるかのようなこいつらの行為にはらわたの煮えくりかえる思いですし、自分さえよければそれでいいという奴らから買うつもりはさらさらありません。もうチェルシー口にすることないんかなぁ。運よく店頭で発見するか、明治製菓さんが他社に権利譲渡してくれたりしたらまだ口にできる可能性もあるんやけど・・・。




次のロスは昨日のニュースでした。仕事から帰ってきてテレビをつけると、漫画家の鳥山明さんが亡くなられたというニュースが。代表作の「Dr.スランプ」は小学生時代、「ドラゴンボール」は中学生時代によく見ていました。この頃の週刊少年ジャンプは「キン肉マン」「北斗の拳」「キャプテン翼」「魁‼男塾」「CITY HUNTER」などなどテレビアニメにもなって誰でも知っているようなマンガが数多くあり、週刊少年ジャンプの黄金期でした。僕も多感な時期に鳥山さんの作品をはじめとする多くのマンガに出会えたことは幸せだったと思います。日本国内はもちろん、世界各国でも訃報が流れたあたりからも鳥山明さんの偉大さを再認識することができます。



最後は「ちびまる子ちゃん」の声でおなじみのTARAKOさんです。「ちびまる子ちゃん」を初めて見たのは、大学受験で広島の学校を受ける前夜のホテルのテレビでした。1浪しての受験でしたが、この時点で合格した大学はひとつもなく、2浪が頭にチラつく中試験に臨みました。結果はその広島の大学も不合格で、最後の最後(合格を知ったのは入学式の10日前でした)北九州の大学にすべりこみました。「ちびまる子ちゃん」といえばそのときのことを思い出して少しほろ苦い気持ちになるのですが、気がつけば30年以上の長寿番組になっていて、今は娘が毎週見ています。あとは娘が少し前まで見ていた「アンパンマン」のフランケンロボくんもTARAKOさんの声でまるちゃんそのまんまです。ルパン三世の声を担当されていた山田康雄さんが亡くなられたあとはモノマネをしていた栗田貫一さんが担当していました。TARAKOさんの声で最後に収録された作品は24日に放送されるそうですが、それ以降はどうなるんやろう?

鳥山明さんは68歳、TARAKOさんは63歳、ともに若すぎる訃報でした。心よりご冥福をお祈りいたします。

一回しかない人生、死ぬ間際に自分自身で振り返って「ようやったな」と思える人生、他人に共感されるような生きざまを残せたらいいなと思いましたし、そうなるよう頑張ります。