びわ湖マラソンの前日の3月11日は東日本大震災のあった日です。あれから12年が経ちました。僕は仕事の関係で震災直後の宮城県を訪れ、津波の被害も目の当たりにしました。僕にとってこの日は阪神・淡路大震災のあった1月17日同様、忘れられない日です。
被災地を応援したいという思いから2017、2018年に行われた東北・みやぎ復興マラソンに出場しました。2回しか出場していないですが、自分にとってものすごく思い入れの強い大会です。台風やコロナ禍、復興の進行によるコース変更により中止が続きましたが、今年は5年ぶりに開催される予定です。開催は11月とまだ先ですが、飛行機とホテルはすでにおさえているし、必ずエントリーして5年ぶりに宮城の地を走りたいと思います。着るユニは・・・もう決めています(笑)。
びわ湖マラソンの1週間前は丹波篠山ABCマラソンが行われました。僕も2015年から毎年エントリーしている思い入れのある大会です。ただ、今回エントリーしていたら5週連続フルになってしまうので、今回は泣く泣く回避しました。例年は約1万人のランナーが走るのですが、今回は4千人に絞ったにもかかわらず参加したランナーは2500人ほどでした。元阪神の糸井嘉男さんもフルではないですが、走られていました。前の週は大阪マラソンや姫路城マラソン、次の週にはびわ湖マラソンがあるので、僕のように今回は参加を回避したランナーも結構いたのではないかと思います。都市型マラソンが増えている昨今、この丹波篠山ABCマラソンのように田舎道を走る大会も僕は好きです。来年も今年のような状態だと、存続に関わる問題にならないか心配です。来年は必ず出るので、これからもずっと開催してほしいです。
さて、本題のびわ湖マラソンです。今シーズン6本走りましたが、見事なまでにだんだん記録が悪くなっており、「♪記録は右肩下がっり~」と学習塾のCMソングを口ずさみたくなります(笑)。相変わらずかかとの状態が悪く、歩くときにも多少痛みがあります。大阪マラソンからの2週間、1kmも走らずに回復に努めましたが、良くなった実感はないです。病院に行ったらドクターストップがかかるかもしれないので、シーズンが終了してから行こうと思います。今回完走したら50回完走に王手をかけることになりますし、近畿2府4県(三重県はまだですが近いうちに走りたいと思っています)のフルを制覇できるので、DNSという選択肢はありませんでした。今回着るユニはこの選手です。
奈良マラソンに続き、今シーズン2回目の佐藤輝明選手です。僕と同じ西宮生まれの西宮育ちで、彼が甲〇中学出身、僕がそこから徒歩30分ほどの距離の甲△中学出身です。今月末に始まるプロ野球、彼が活躍すればアレ(優勝)に近づくと思うので、昨年以上に暴れまわってほしいと思います。
当日朝、4時前に起床。今シーズンは僕がマラソンに行くたびに吠えに吠えるマロ様(7歳 ♀)に今回は新しいおもちゃでご機嫌を取ろうとしましたが、おもちゃをあげて1分もしないうちに「アホかぁ!こんなもんでウチを丸め込めるとおもったら大間違いじゃあ!。最高級のドッグフード用意せんかい、ワレぇ!」とばかりに吠えまくられました。
山科駅まで車で行き、駅近くのコインパーキングで駐車。山科駅からスタート会場の最寄り駅である大津京駅までは約5分です。
皇子山球場に到着。僕はDブロックなので、陸上競技場隣の総合運動公園で待機です。
第1回だからしょうがないですが、トイレの数が少なかったような気がします。スタート20分前にもかかわらず長蛇の列です。頻尿の年頃にさしかかっている自分としては、小用も設置してほしかったです。まあ来年以降は改善されているだろうと思います。
スタートセレモニー。陸上競技場にいるランナーには聞こえている声も隣の運動公園にいる自分たちにはまったく聞こえません。かろうじて日本記録保持者の鈴木健吾選手が「僕の記録を抜かないでくださいね~」と言っていたのが聞こえたぐらいです。今の自分の足ではハーフでも抜くのは無理です。
8時20分スタート。参加人数の割にはスタートロスが長く5分ほどありました。痛めているかかとがどこまでもつか不安に思いながらスタート。行ってきま~す。
(後編)へつづく。
















