下関海響マラソン2022(前編) | 燃える走魂 フルマラソン100回完走への道

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この道を行けばどうなるものか。迷わず行けよ、行けばわかるさ。

本題の前に少し。先日、オリックスバファローズが26年ぶりに日本一に輝きました。阪神・淡路大震災の翌年の1996年、「がんばろう神戸」を合言葉に被災地の「希望の灯」となったとき以来の日本一です。僕も関西人なのでオリックスの日本一は嬉しいです。オリックス球団およびファンの皆様、本当におめでとうございます。来年は岡田監督率いるタイガースが18年ぶりの「アレ(岡田監督が優勝と言うかわりにこう言っています)」をして、オリックスと日本シリーズができることを願っております。

 

 

本題に入ります。今シーズンも開幕戦は下関海響マラソンです。2年連続6回目の出場です。昨年は出場者を従来の半分強に抑えての開催でしたが、今回は3年ぶりの1万人規模での開催です。昨年も出場したし、今回は回避しようかと思っていましたが、コロナでなかなか上がらないモチベーションを上げるため、今回もエントリーしました。今回も着るユニはあの元選手のです。

 

 

 

 

 

横田慎太郎さんです。恵まれた体格と身体能力で「糸井2世」と呼ばれたほど将来を期待されていましたが、脳腫瘍のため20代前半の若さで引退。その彼が闘病中に励みにしていた曲がゆずの「栄光の架橋」でした。彼の本の中にもその曲についてのエピソードが書かれています。また、引退後に腫瘍が転移していることが分かり、2度目の闘病の様子が追記された文庫版(たまたま書店でサイン本を見つけました、ラッキー!)も購入しました。

 

「栄光の架橋」といえば、この大会ではスタート時に合唱で選手を送り出してくれるのですが、僕が初めて出場した2014年の合唱が「栄光の架橋」でした。それ以来、マラソンで自分に気合を入れてくれる曲として定着し、翌2015年のこの大会で「栄光の架橋」を聴きまくって気合を入れて初のサブ4を達成しました。そして2019、2021年の大会でも「栄光の架橋」が流れて涙しました。

 

 

また、大学時代していた引っ越しのバイトの合間に訪れた壇之浦PAから眺める関門橋の景観が好きでした。自分にとっての「栄光の架橋」は関門橋と勝手に思っています(笑)。今回の合唱もできれば「栄光の架橋」にしてほしいですが、そうであろうとなかろうと、この大会では「栄光の架橋」つながりで横田さんのユニを着ると決めています。

 

シーズンの初戦にこの大会を選んだものの、膝のケガや娘の受験もあって満足とはほど遠い練習しかできていません。膝の状態も7~8割程度は回復していると思いますが、フルの距離に耐えられるかどうかは未知数です。まだまだサブ4できる状態ではないですが、少しずつ状態を上げていって今シーズン後半の来年2~3月の大会でサブ4できる状態にもっていけたらと思います。

 

エントリー時に嫁さんに一緒に行くかどうか聞いたら、娘の受験が長引くかもということで辞退したので今回も単身での下関入りです。前日早朝に自宅を出て、10時前に小倉駅に到着。ここでレンタカーを借りました。下関周辺は観光スポットが豊富なので、どこに行こうか迷いました。前々回は絶景スポット巡り、前回は史跡巡りをしましたが、今回は時期的に少し早いですが、下関の紅葉スポットへ行ってきました。

 

 

 

目的地に行く前にお腹が空いてきたので、唐戸市場に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

すごくにぎわっていて、買ったものを外で食べる方や屋上の芝生でくつろぐ方も多かったです。

 

 

市場内での食堂で食事。ふぐは明日のレース後食べる予定なので、ミックスフライ定食をいただきました。ぶち(山口弁で「すごく」という意味です)美味しかったです。

 

 

食事を終え、まず行ったのは功山寺。

 

 

境内に高杉晋作像があります。

 

 

 

本格的な見ごろはもう少し先のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に行ったのが長府毛利邸、明治天皇も宿泊されたことがあるそうです。

 

 

最後は長府庭園。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも本格的な見ごろはもう少し先のようですが、それでも十分景色を楽しむことができました。

 

 

 

時間がまだ十分あったので、スタート地点に行き、気合いを入れてきました。

 

 

小倉へ戻り、レンタカーを返却。今回は下関でホテルを確保できなかったので、小倉で宿泊しました。下関までは電車で約15分ですし、ホテル代もかなり安くおさえられたので、自分的には小倉でも全然OK牧場です。

 

チェックインのあと、食事には少し早いので周辺をブラリ。

 

 

 

 

旦過市場に行ってきました。今年2回にわたり大規模な火災があり、店舗の約半分が営業できない状態です。僕は大学時代ここで買い物をしたことはなかったのですが、地元の方々にとっては心の拠り所といっていい存在です。1日も早い復興を心から願っています。

 

 

 

 

夕食は食べログで北九州のラーメン部門で1位になったことのある店に行ってきました。濃厚でありながら、しつこくなくまろやかな味で美味しかったです。

 

ホテルで翌日の準備をしたあと、早めに就寝しました。

 

 

 

翌朝、小倉からの始発電車に乗って、暗いうちに会場に到着。

 

 

 

スタート地点に立つと、改めて気合いが入ります。今シーズン、まだコロナでどうなるかわからんけど、とりあえず楽しむでぇ。

 

 

(後編)へつづく。