また、カインアベルの話か。
もう、飽きて来たでしょう。
でも、少しだけ書いておきたいと思います。
カインアベルって言っても、
子女の立場のカインアベルと
父母の立場からみたカインアベルと2種類があります。
食口が一般的に使うのは、前者の子女の立場のカインアベル。
どうも食口は、カインアベルが両輪だと理解していないように見えます。
原理講論には、アダムを善悪の表示体に分けた方便(韓国語意)とありますよね。
先日、統一教会の解散命令請求を北イスラエルに例えた記事を書きました。
これは、三男派の解散命令請求の記事を受けて書いたものです。
今日はもう一つ、日本人に対して言っておきたいことがあります。
多くの日本人が、統一教会の解散命令請求に賛成していることでしょう。
もし統一原理が正しかった場合、
そして戦後、敗戦国でありながら、日本が豊かな経済発展を遂げた理由が、
エバ国家の責任を果たすべく、摂理的な使命があったためだとするなら、
勝共連合の活動が、日本が共産化されるのを防いでいたとするのなら、
キリスト教国家でない日本が、統一教会を代表とすることで摂理を担っていたなら、
日本国と統一教会、統一教会と三男派が、カインアベルの関係だったとするなら、
統一教会問題の内的原因が韓鶴子氏にあり、その刷新のための解散命令だとしても、
日本における霊的支柱を取り除いた場合に何が起きるのか。
カインアベルは、車の両輪と同じなんです。
一方を排除して、一方が生きる道は無いんですよ。
だから本当は、三男派は家庭連合が悔い改めるように動かないといけなかったし、
メディアや文科省は、家庭連合が改善されるように指導しないといけなかった。
諸手をあげて、解散命令請求に喜ぶ国民を見ながら、
我にこれから降りかかる災難を、想像だにしていない滑稽さ…
三男派が家庭連合に代わり、日本を背負えるほどに成長していればいいのだが。
私のカインアベル解釈が間違っているか、
三男派が言うように、すでにカインアベルの時代が終わっていればいいのだが、
中東ガザ地区で今起きている現状に、
まだ世界のカインアベルは終わっていないように思えてしまう。
注:「家庭連合」と「統一教会」という表現は、分かりやすいように使っており、
特に使い分けているわけではなく、同じ団体を意味するものです。