最近の出来事で、この上なく嬉しかったことがあります。
それは、火の粉を払えの記事の米本さんのコメントを読んだことです。
cocoaさんへのコメントには、こうありました。
「顕進さんが間違っていたという人はいないでしょう。
ただ、父親(文鮮明)の財産を自分のものにするのは良くないと言っているだけのことです」
私は正直なところ、驚きました。
米本さんはそんなふうに思っていてくださったのだと。
今日の記事では、目上の米本さんを評価するような内容が含まれます。
人を評価するのは嫌いなのですが、記事の性質上、ご容赦ください。
私より二回り近く人生経験ある米本さんなので、
「若造が、この!」と思いながらも、温かくご指導してくださると思います。
私は米本さんのこの言葉に、「プロ魂」だったのか?
と思いました。
それは、今まで幾度となく、ブラジルで顕進様が食口を蹴とばす写真を掲載した、
記事を書いておられたからです。
最近、世の中では、森五輪会長の女性蔑視と受け取られかねない発言が話題ですが、
これを通して人々は、メディアの「切り取り報道」をハッキリ知るようになりました。
ブラジル写真の「切り取り」については、ブログ村でも指摘があったと思います。
それゆえに、プロの技なのかと。
パシセラさんに対する発言も情報を多く持っているところから、
どう情報を引き出すかという狙いがあってされているように見ています。
私が、火の粉ブログに対して期待することですが、
米本さんが顕進様の活動を理解して、それを紹介するような記事を書かれることなどは、
期待していません。
なぜかというと、それでは火の粉ブログ、米本さんの価値が失われてしまうと思うからです。
むしろ、世間の厳しい目にさらされても、変わらない真実があってこそ、
多くの人が、正しく理解できるし、それでこそ多くの人を納得させられると思うからです。
でも、それは正しい目の批判でなければ、意味がありません。
かつて統一食口が、社会から不当な扱いを受けていると米本さんが声を上げてくれたことは
今でも忘れられません。
統一運動は今まで、多くの問題を抱えてきました。
目指す理想は大きかったし、方向は間違っていないと思うけど、
実践する人には問題がありました。
教会では、「堕落人間だから、さばいてはいけない」と言って、
宗教的善人を装いながら、問題解決をしないままで来ました。
教会では、アベルカインを間違って教えました。
本来、統一運動が正しい道を行くためには、
抱えている問題に対して、批判をしてくれる人が必要なのです。
そうでなければ、過ちを正すことができないからです。
自分で自分を否定することはできないのです。
「だから相対圏(カイン)を通して否定するのです」と
文先生が言われたようにです。
でも、私を含めて誰もが否定をされるのは嫌なのです。
それゆえ、統一食口は批判する人を煙たがってきました。
話がそれてしまいました。
米本さんが、顕進様について厳しい記事を書かれたことは、
三男派にとっては福なのです。
これだけ、厳しい評価をされた米本さんが、
「顕進さんが間違っていたという人はいないでしょう」
と言われるのであれば、多くの人は安心できるからです。
UCI裁判についてですが、私としては残念な結果ですが、
出るべき結果なのかなと受け止めています。
単にUCIが負けたととらえる人が多いと思いますが、
これにより、2025年までの世界がより困難な道を行くことを懸念しています。
ちょっと誤解を招くかも知れませんが、
私は、UCI裁判をこんな風に例えます。
表現が乱暴なので三男派は気分を悪くされるかもしれませんが...
会社が倒産するときのことを考えて見ましょう。
私は体験していませんが、体験者から聞いた話です。
倒産することが確実だろうと情報が入ると、売掛などがある債権者は、
事務所に押しかけて、金めのものをとにかく奪っていくといいます。
破産が認められ、債権が保全されれば回収が難しくなるからです。
これは法律的に言えば泥棒ですが、これが現実だと聞きました。
献金の債権者はと考えたとき、
統一食口には、一般常識とは異なる価値観があります。
この価値観の違いを整理せずに議論をすると収拾がつかなくなります。
統一食口は、献金の債権は、神様のみ旨を行うものにあると考えます。
世間一般の債権の考え方とは全く違います。
だから、裁判という世間一般の解決手段に訴えたとき、顕進様は不利になります。
顕進様が初めから、UCのお金に手を付けなければ良かったという意見はもっともですが、
もし、食口の献金を天の債権だと考えたらほっておくわけにもいかなかった気もします。
乱暴な言い方をするなら、
倒産直前の統一運動という企業の持ち出された(管理していた)財産に対して、
UC幹部が債権保全を求め、それが認められたというあたりでしょうか。
それから、顕進様が、あまり情報を発信されないという言葉を耳にします。
これについては、三男派から聞いたことがあります。
顕進様が言うには、
「目立たないようにしている。
今の真の家庭の姿は、恥ずかしくてとても社会に見せられない」
というのです。
言葉を鵜呑みにしてしまうところが、私はまだまだですが、
この言葉は、社会常識的に考えると正常なものの判断だと思えます。
むしろ、真の家庭の今の惨状のなかで、
「独生女」といって、自分を誇ったり、
Youtubeで、やたらとしゃべるほうが異常に見えます。
また、ずれてしまいました。
米本さんのプロ魂を書きたかったのですが
最近、さすがだと思ったのは、ここしばらく7男の批判記事を書かれていたことです。
そのなかで、ご自身がこれらの記事を書かれる気持ちを
一部の人に向けて「分からないだろうなぁ」とつぶやかれたことが印象に残っています。
しばらく記事を読みながら、私ももしかしてと思っていました。
以前、米本さんは、7男を評価しておられました。
それは、日本の献金に対して、対策をしたからです。
日本の統一教会の問題が高額エンドレス献金にあることを指摘しておられた米本さんからみれば、当然の判断でしょう。
ただ、統一原理を知る者からみると違いました。
だから当時、私は火の粉ブログに7男のことを「ウルトラマンの見過ぎだ」と書込みました。
統一原理を知れば、考え方が原理とは相容れないことは一目瞭然ですが、
統一食口でも、気が付かない人もいるわけですから致し方ないことでしょう。
でも米本さんは姿勢が違うのです。
食口でも間違いに気が付いた人で、同じ行動をとれる人は少ないでしょう。
自身の語ったことに対して、責任を負って発言をしておられると思います。
このあたり、既存の大手、テレビや新聞メディアとは、全く姿勢が違います。
テレビや新聞では、申し訳程度の謝罪する程度です。謝罪を見ていない人もいるでしょう。
このあたり、やはりプロ魂なのだろうと、頭が下がる思いがします。
私は、ときどき未来について適当な予想を書いたりしますが、
これは、何も責任を負っていないから出来ることです。
外れたとき、「はずれました」と一言いえば、おわりですから
やはり、火の粉ブログとは記事の重みが違うなと教えられる思いがします。