島ネコになりたくて - 沖縄シマジマ徒然記 -37ページ目

八重山回想記 その十九(けだもと荘 - 夜編(上))

日も暮れて寒さもいや増し、5時頃には早々に宿に戻ってしまった我々。エアコン(コイン式)で暖房を入れ、カーテンも閉めてお部屋でくつろいでいました。

と、6時きっかりにおばちゃんの声で「ゴハンで~す」と集合がかかりました。ここのおばちゃん、とっても時間に正確なんです。

ゾロゾロと居間に集まると、テーブル一面に夕食が並べられていました。そしてそこには幻の銘酒「泡波」も!(ティッシュ箱やポットまで写っちゃいました^^;)
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手に入れられる数が限られていて毎日出せないそうなので、我々はとてもラッキーでした。

そしてこちらをご覧下さい!
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ボリュームたっぷりです。

メニューは、
お刺身(お味噌汁の後ろのお皿)
高瀬貝のお味噌汁(貝は出汁をとるだけで中身は食べません)
古代米の入ったご飯
沖縄風てんぷら
島野菜の煮物
タコと山芋の和え物
ナマコと野菜の酢のもの
干しえび入りなます
スクガラス豆腐
ごまだんご
みかん

これ全部、島の食材を使った、おばちゃんの手作り。そしてなんと、海の幸はおじさん自ら海に入って採ってくるんだそうです!!そう聞いただけで「けだもの(追記:もとい「けだもと」デス。わざとじゃありません(汗))」にした甲斐があったと思ったのですが、さらにどのお料理もまた美味しい!家庭料理の素朴さもありながら、手間隙かけて作られているな~と感じさせるものばかり。

お味噌汁が冷えた身体には特に美味しく感じられて、おかわりまでしてしまいました。
・・・というか、おばちゃんの「おかわりは?」攻撃がすごいんです(^^)。ご飯もお味噌汁も、食べ切ると間髪を入れず「おかわりは?」の声が。男性は特に、2杯目でも山盛りのご飯が来たりするので最後はちょっと苦しそうに・・・(^_^;)。

さらにおばちゃんは、食材の説明に始まり、テレビ番組へのコメントに至るまで、食事中ずっと一人で喋っていました!!一番長かったのは「愛・地球博」に行った時の話かな。モリゾーとキッコロのお土産を買うのがいかに大変だったか、ドラマ調に再現してくれました(^m^)。

それはさておき、泡波も堪能しましたよ。私はアルコール弱いので、たくさんの水で薄ーくして1杯だけいただきましたが、夫は嬉しそう~にたくさん飲んでいました。すっきりとしていて、いくらでも入りそうに錯覚してしまうほど口当たりが良く、実際に沢山飲んでも酔いにくいらしいです。幻といわれる所以は、生産量の少なさだけではないのだな~と実感しました。

こうして夕食をたっぷり頂いた後は、おばちゃんオンステージ第2幕です。

続く

八重山回想記 その十八(波照間の集落と史跡)

波照間には、昔ながらの石垣と赤瓦の家並みが数多く残っています。
年月を重ねていることを物語るように、赤瓦も石垣も黒味がかって角が取れている印象。ハッとするような鮮やかさというよりは、いぶし銀のような鈍い輝きを放っていると感じました。

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○人頭税の重圧から人々を救おうと戦った八重山の英雄オヤケアカハチ生誕の地
akahachi
集落の中にひっそり佇んでいました。

○コート盛
ko-to mori
高さ3mほどの石積みで、上ると水平線まで見渡せます。(波照間には高い建物が無いですからね。)
17世紀頃に八重山全域に造られた遠見台の一つ。海上を通る船の監視や、火番のために使われていたそうです。

ところで波照間では、坂の上など少し高いところに行くと、海が見えないところからでも西表の島影が見渡せます。ゴツゴツしたシルエットで青く浮かび上がるので、まるで山脈のよう。波照間に比べて西表がいかに巨大かがわかります。

続く

八重山回想記 その十七(モンパの木)

ニシ浜から退散した後は、波照間で唯一のお土産屋さん「モンパの木 」に行きました。波照間特産品は普通の商店でも買えるのですが、いわゆる「お土産品」があるのはここだけ、ということだと思います。(☆ちなみに「モンパ」は八重山などの海岸に自生している植物。沖縄に行ったことがある方なら目にしたことがあるはず!)

「モンパの木」はニシ浜にほど近い冨嘉集落にあり、本土から移住されたご夫婦が経営されています。

波照間のお店は、だいたいお昼過ぎから3時くらいまでランチ&お昼寝タイムで閉まってしまうのですが、「モンパの木」もご多分に漏れず。そんなわけで、2時30分くらいにこのお店の前を通りかかったときには、午後の開店を待ちきれない旅人達が既に集まっていました。お隣のカフェ「みんぴか」でお茶を飲みつつ時間をつぶしている人もちらほら。

我々はいったん港のターミナルまで遊びに行き、遊びに行ったはいいものの売店は閉まっているし寒いしでトンボ返り、3時過ぎに戻ってきました。

今度は開いています!ご主人がいらっしゃって、お話してみたかったのですが、波照間リピーターらしいお客さんと話し込んでいらしたのでチャンスが無く・・・。残念~。

買ったものはこちらです。
monpa
波照間マーク入りタオル2枚
波照間Tシャツ
写真には写っていませんが、お店オリジナルの絵はがき2枚(オススメです!)

Tシャツは、タオルと同じ柄の入っているものが一番有名みたいなんですが、ちょっと私には派手でサイズも大きかったので購入に至らず。チビサイズもあった、模様もおとなしめ(でも色は派手)なものを記念に買いました。

他にも、地元の海岸で採れる貝を使ったアクセサリー、民芸品、染物など、色々ありました。Tシャツもたくさんの種類がありましたよ!じっくり選んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいそうな、小さいながらも誘惑に満ちたお店です。

続く

イチ、ニ、サングリア

1週間ほど間に届いたタンカン 。
美味しくいただいてるんですが、1つ2つ、ちょっとひからびてきてしまいました。

おととい安~いワインを買いました。お値段相応のお味でした。

この状況、私にサングリアを作れと言っているようなものでは?!
そう思いついちゃったら作らずにはいられない性分でして。

とりあえずネットでレシピを検索(今まで家で作ったことありません)。オレンジ、レモン、ライム、リンゴ、バナナ等をお好みで、とありますが、タンカンしかないのでタンカンのみで。シナモンスティックは必須でしょう、とありますが、ないものは仕方が無い。

ガラス瓶もないのでペットボトルをリサイクル。良く洗ったタンカン1個(どんな味になるかわからなかったので、とりあえず1個)を皮ごと適当な大きさに切り、押し込みます。ワインをドボドボ注ぎ、グラニュー糖を少々入れ、フタをして暗いところで保存すること24時間。

できあがり~。
サングリア

めちゃウマってわけにはいきませんでしたが、思っていたより美味しくできました~。タンカンの酸味と苦みが、甘ったるかったワインの味を上手く引き締めてくれる感じです。

サングリア作り、はまりそう(=^^=)。

・・・いかにもお酒飲めそうな雰囲気で書きましたが、わたしアルコール弱いです。生まれ変わるなら、男でも女でもいいのでお酒の強い体質に生まれたい。その方が楽しそうだし、あんまり飲めないんだ~って告白した時、相手が残念そうにするのが切なく申し訳なくって(;_;)。

八重山回想記 その十六(波照間方言の看板)

沖縄の方言、特に離島の方言は、本当に難しい。話し言葉ならまだニュアンスで分かるかもしれないけれど(いや、分からないか)、文字だと本当にお手上げです。

波照間も例外ではなく・・・。
交通安全の看板も、このとおり超難解(^^;)。でもよーく見ると、ヤマトグチ訳が小さく書いてあります。

ピコハン!ウタマヌ トゥンジ
kanban2
(危ない!子供の飛び出し)

ドゥンジルナ!クルマヤ スグ トゥマラヌ
kanban1
(飛び出すな!車はすぐに止まれない)

なんとタイムリーなことに、今日放送のテレビ東京「日曜ビッグバラエティ」(駐在さん特集)でこの話が取り上げられていたんです!この看板、波照間の駐在さんのアイディアで設置されたものなんですって。

今の駐在さんは内地出身者で、大学進学と同時に沖縄に移住。
沖縄県警に就職し、自ら波照間駐在を希望して、今は奥様とお子さん達と共に波照間で暮らしていらっしゃいます。島の方々の信頼も厚く、中学でバドミントンの指導にも当たるなど、まさに八面六臂の活躍ぶり!

で、その駐在さん、標準語だと島のお年寄りには読みにくいだろうと、波照間方言の看板を考案したそうです。看板で訴えたいことを波照間方言でどう表現する か、お年寄りと綿密に相談しつつ文面を作っていくのだとか。波照間の中でも集落ごとに少しずつ言葉が違うようで、決めるのも一苦労なんだそうです。

次に波照間に行ったら、こんな裏話も踏まえて、看板をもっとよ~く味わってみてみたいと思います。

続く