風船風船を追いかけて友達とはしゃいでる私を少しあきれ顔で見てた君君の前で私はいつの日も少女だった落ち着いてるふりして心が弾むのを止められないそんな毎日だったきっと今だってそうだ君に再会したらきっとそしてあの頃は気付かなかったけど君は昔から私の前でずっと大人だったんだね
水をつかむ夢があるようで夢じゃない話をあなたがしてくれたことがあった「僕の手が水をつかまえたんだどれだけ考えてもわからなかったのに考えるのをやめたときこの手は水をつかんでた」あなたはすいすい泳いでどんどん遠ざかっていった嬉しいことがあるとすぐにはしゃぐからほら私はいつもあなたを見失う泳ぎ疲れたらたまには戻るのよ