- ユニクロ型デフレと国家破産 (文春新書)/浜 矩子
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ユニクロ型デフレ。
リーマン・ショック以降、猛威をふるう「新型デフレ」の下、値下げ競争と賃金安に歯止めがかからない。
服にせよ、なんにせよ値引きの嵐。安けりゃいいのか。賃金だって原料だって、なんだって世界中探して安い賃金・価格でできるところを探す昨今。世界中でダンピングの嵐。これが、浜さんのいうユニクロ型デフレ。
誰が得するかって??誰も得しません。まわりまわって、みんなが痛い思いするだけじゃないか。
一方、ギリシャなどグローバル恐慌で財政破綻する国が現れ、その余波が世界中に波及している。明日はわが身か、“赤字国家”日本が二十一世紀に生き延びる道はどこにある?気鋭のエコノミストが読み解く地球経済。
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というのが本書の内容。
なるほど!!と思ったのが、
金融インフレと実物デフレは比例してるってこと。
金融インフレになるほど物価の価格下落は広がっていく。
実物デフレになって国が金融膨張政策をしたら金融インフレを招き、金融インフレを食い止めようと金融を引き締めたら実物デフレが更に悪化する。
つまり、これまでのケインズ主義といった経済理論が通用しない新時代に突入したってこと。
浜先生は、結局、痛み分けするしかないじゃないの??と提唱しています。
例として「三方一両損」を挙げています。
参院選挙の終わった今、日本の赤字国債もちょっとは政治で話題になった今、読んで損のない一冊だと思います。
ぜひどうぞー。