小石川後楽園
東京に行く機会があると、できるだけ文化歴史的な場所に立ち寄ることを心がけています。
心の筋力を落とさないための、感受性を高めてくれる場所が東京にはたくさんあります。
今回足を運んだのは、あの水戸黄門ゆかりの大名庭園「小石川後楽園」。
JR中央線「飯田橋」駅から500m足らずの場所にあります。
水道橋の東京ドームよりの出入り口は現在閉鎖中で、日中友好会館北側にある門のみが開放されています。
小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料です。
入ると美しい庭園の奥には東京ドームの白い屋根がドーンと。
小石川後楽園の東側に隣接した場所に東京ドームなどの後楽園施設があるので仕方がないのでしょうが・・・。
江戸時代初期、1629年に水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷として造ったもの。
二代目藩主の光圀によって完成した庭園です。
池を中心とした回遊式築山泉水庭になっています。
先端部には鏡石が置かれ、弁財天を祀った祠があります。
カップルが仲睦まじくベンチに腰掛け眺めている図は、ほほえましくなります。
切石と玉石を巧みに組み合わせてあります。
山道を登るとパッと視界が開け、「内庭」と言われる水戸藩書院があった場所に。
途中、木曽路の名所「寝覚の床」にちなんだ「寝覚の滝」がありました。
この内庭の池や中心の池「大泉水」には今でもわき水がわいていました。
ここが東京のど真ん中だというのが、不思議に思える風景でした。
松原や江戸時代の風流な酒学の様子を現した「九八屋」を進むと・・・・。
花菖蒲田や稲田が。
6月上旬から約1000㎡に600株の花菖蒲が一面に咲き誇るとのこと。
田園風景を思わせます。
この先、小石川後楽園の北西部には梅林が。
2月上旬には、紅梅、白梅など20種類ほどの梅が咲くとのこと。
一斉に咲く頃には見事でしょうね。
水戸黄門に出てくる諸国行脚の最中にいるような錯覚を覚えます。
光圀が将軍家光から「文昌星」像を頂戴し、その像を安置するために「八卦堂」造りました。
関東大震災で焼失してしまい、現在は「八卦堂跡」として名残をとどめています。
この八卦堂の南には神田川上水跡があり、「円月橋」という橋が昔の風情を残しています。
明の遺臣「朱舜水」の設計と指導の元、名工「駒橋嘉兵衛」の作。
美しい橋で、今見てもうっとりさせられます。
「得仁堂(とくじんどう)」も、焼失せず残った貴重な建造物。
園内最古の建物で、光圀が感銘を受けた「伯夷叔斉」の木造を安置するために造られたもの。
水戸黄門はフィクションで、「光圀は諸国行脚はしなかった」というのが当たり前になっていますが、
この庭園をみると諸国行脚を切望していたのではと思わせます。
白糸の滝 京都・東山東福寺にならった朱塗りの橋「通天橋」
京都清水寺を写した「清水観音堂跡」。関東大震災で焼失
この「観音堂」周辺は、11月中旬の紅葉の季節は見事とのことです。
中国の名勝「盧山」にちなみ、京都の清水寺一帯が「小盧山」と呼ばれています。
清水に似ていることから、オカメザサに覆われた丘を「小盧山」と。
自然を庭という限られた空間に再現する匠の技。
小旅行をさせて貰った気分になりました。
江戸時代の文化の高さを改めて認識させられました。
国の特別史跡・特別名勝の二重指定された貴重な庭園です。
せっかく来たので売店で「水戸のお土産」を買って、小石川後楽園をあとにしました。
○「小石川後楽園」
住所:東京都文京区後楽1-6-6
電話番号:03-3811-3015
休園日:年末年始(12/29~1/1)
開園時間:9時~17時(入園は16時30分まで)
入園料:一般300円、65才以上150円
小学生以下及び、都内在住・在学の中学生は無料
公式HP:http://www.tokyo-park.or.jp/
花の見ごろ
ウメ 2月上旬~下旬
サクラ 3月下旬~4月中旬
フジ 4月下旬
ツツジ・サツキ 4月下旬~6月中旬
スイレン 5月~9月
カキツバタ 5月上旬~中旬
ハナショウブ 6月上旬~中旬
ハス 7月下旬~8月中旬
紅葉 11月中旬~下旬
ル・ミエル(宇都宮市)
富士見ヶ丘団地の高台にある「ル・ミエル」さん。
田原街道からよく見え、一度行ってみたいお店の一つでした。
昨年地元の新聞に、
「夫婦でソムリエの資格を取られた」という話題で取り上げられていましたのを覚えています。
駐車場に車を止め、階段を昇っていくと玄関が現れます。
キリリとした赤と白の外観からも、ワクワク感を与えてくれます。
そして一番驚くのが、お店の中央にガラス張りのキッチンが。
オープンキッチンのお店は多いですが、ここまでオープンなお店は初めて。
キッチンそのものが、お店のインテリアの一部のようです。
ピカピカに磨き上げられたキッチンからも、シェフの確かな仕事ぶりが伺えます。
ランチは「ノワール」2100円、「ルージュ」3570円の2種類。
今回は2100円のコースをお願いしました。
フレンチというというと堅苦しい雰囲気がありますが、お箸が置かれホッとさせられます。
では非常に精魂込めたお料理を写真でご紹介します。
オードゥブル 1品1品芸が細かい・・・初めて食べた生ハムのパイナップル包み。美味い!!
ふっくら柔らかい パン
メインディッシュは「魚のポワレ」「仔羊のグリル」「鴨のグリル」の3種類から。
奥さんは「魚」を、私は「仔羊」を選びました。
これにエスプレッソで〆。
どのお料理も芸術品のような素晴らしいものでした。
大勢のお客さんが来られている人気店ですので、予約されるのをお奨めします。
またゆったりとした時間を過ごしていただくために、原則として12歳未満の方の来店はNGになっています。
ディナーコースは、5250円から用意されています。
○「ライトフレンチ Le Miel(ル・ミエル)」
住所:宇都宮市富士見が丘2-13-14
電話番号:028-600-3667
定休日:水曜日
営業時間:11時30分~14時、18時~21時
栃ナビHP:http://www.tochinavi.net/spot/home/index.shtml?id=4520
宝蔵寺 (宇都宮市)
JR宇都宮駅西口を降りてすぐ。
田川を渡った場所に、門の上に大きな鐘があるお寺をご存じでしょうか?
このお寺は「宝蔵寺(ほうぞうじ)」さん。
南北朝時代のものである「木造 普賢菩薩坐像」や、「木造 阿弥陀如来坐像」が。
そして肝心の鐘は、「およりの鐘」。
この鐘は、宇都宮氏の滅亡(1597年)によって廃寺となった東勝寺(日野町通り北側一帯の地)にあったもの。
江戸時代には夕暮れになると宇都宮城下にならされたので、「およりの鐘」として親しまれていました。
この鐘の音を昔の人はどんな想いで聞いたのか連想するだけで、何となくワクワクさせられます。
宇都宮の時を刻んできた「およりの鐘」。
平和な時が続くことをお祈りして、宝蔵寺をあとにしました。
○「宝蔵寺」
住所:宇都宮市大通り4-2-12





































