清巌寺(宇都宮市)
宇都宮市は歴史が長いだけあって、たくさんの神社仏閣があります。
特に宇都宮城から鬼門の方角には、現在も多くのお寺があります。
以前、浄瑠璃坂の仇討ちで有名な「興禅寺」さん、およりの鐘で有名な「宝蔵寺」をご紹介しました。
「興禅寺」http://ameblo.jp/pool/entry-10022722708.html
「宝蔵寺」http://ameblo.jp/pool/entry-10023640925.html
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今回は、国指定重要文化財を有する「清巌寺」さんをご紹介します。
場所は上河原通りから宇都宮記念病院さんの一本北側の道を入った場所にあります。
この通りは「清巌寺通り」という名前が付いていて、古い歴史のお寺だとわかります。
山門をくぐると、中門が見えてきます。
よく見ると屋根の部分も大谷石で使われています。非常に珍しい門です。
左手には「子育地蔵尊」が。
1714年に創建した古い地蔵尊でしたが、第二次世界大戦末期に供出されて大谷石の土台だけ残すだけになってしまいました。
平成7年に、創建された当時そのままに復元がされ、現在に至ります。
鎌倉時代の1312年に宇都宮八代城主貞綱の亡き母の十三回忌の供養のために建立されたと言われています。
我が国最古であり、かつ唯一の鋳鉄製の大塔婆。
高さ3.3m、幅0.3m、厚さ6.6cm、重さ320kg。
明治44年に国宝として、昭和25年に国指定重要文化財になりました。
現在大切に「重文鉄塔婆収蔵庫」にて保存されています。
「ガッチリと保管され、残念ながら見ることは出来ないか・・・」と諦めて帰りかけたとき、一枚の但し書きを見つけました。
そこには「ご自由に扉を開き、右手のスイッチで室内を明るくして拝観してください」と。
恐る恐るドアのノブに手をかけ力を入れてみると、なんと「ご開帳!!」
さすがに中はガラス窓で区切られ手を触れることは出来なくなっています。
また温湿度がキチンと管理されている様子。
予想以上に大きな塔婆で、表面には梵字や阿弥陀三尊、文字が浮き彫りになっています。
「母は四恩の先であり、孝行は百行の源である」という意味の碑文が刻まれています。
鎌倉時代の宇都宮氏が高い政治力と経済力があり、なおかつ文化的・宗教的にも高い水準にあったのを物語っています。
宇都宮のど真ん中にありながら、静かな佇まいが心の安らぎを与えてくれるようでした。
ぜひ貴重な文化財をご覧に、足を運んでみてください。
○「清巌寺」
住所:宇都宮市大通り5-3-14









