「OSPOオキノスポーツ義肢装具」という社名で、ブログではスポーツ用義足(特に走行用義足)について度々記載していますが、もちろん日常用義足も製作しますし、健常者も使用できる靴の中敷き(足底板)も製作していますが、結局今回もスポーツ用義足の中のバドミントン用義足について書く沖野です。

 

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虎模様のかっこいい柄の大腿義足です。

 

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内側も虎です。

 

写真では少しわかりにくいのですが、側方動揺を抑えるためにIRCソケット(座骨収納型ソケット)で、オズール社のフォーシールライナー(シリコンライナー吸着式)、膝継手はオットーボック社の3WR90(レバー操作一つでロックアンロックができ、しかも膝継手自体が軽量)、足部はオットーボック社の1E95(チャレンジャー)です。

 

1E95のチャレンジャーを用いると、軽くではありますがジョギング(走行)することができます。

 

ウエイトトレーニング時に使用している選手もいます。

 

先日行われたWPAパラ世界陸上では、やり投げ時に使用している選手もいました。

 

 

 

今回、このスポーツ用義足の使用者はこちらの方。

 

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左が沖野、右が浅尾英司選手です。

 

50歳越えの浅尾選手ですが、数年前に義足になってから走り出し、今回はバドミントン専用の義足も購入しました。

 

バドミントン時に膝継手をロックするのかどうかは、これから使っていく中で決めていくようです。

 

 

 

スポーツを始める・行うのに年齢は関係ありませんね。

 

様々な義肢装具のパーツが登場していますが、何にどれが適しているのかを見極めながらユーザーに提供していきたいと思います。

 

 

 

次回のオスポランニング教室は12月15日(日)13時からですが、次回は400mの陸上競技場に行く予定なので、場所は後日お伝えします(陸上競技場の空き状況が1週間前ぐらいにならないとわからないため。いつもの新豊洲ブリリアランニングスタジアムになる可能性もあります。)

 

ちなみに、4月に沖野がトーゴに行って膝離断のメンサさんにスポーツ用義足を製作しましたが、そのメンサさんがトレーニングのために来日して、次回のオスポランニング教室(仮)にも参加しますので、興味のある方は奮ってご参加ください。

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オスポ(オキノスポーツ義肢装具)
義肢装具士 沖野敦郎
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