息子(跳郎)が現在1歳5か月になりますが、いまだに立つことはできても数歩しか歩けず、大丈夫かいなと思う反面、今しかできないハイハイを楽しんでくれたらエエかな~っと思っている沖野です。


ハイハイは今しかできませんからね~。




はいはい、今回は日常用義手を使用しているユーザーさんの体験談です。


このユーザーさんは肘下を切断しており、前腕義手を使用しています。


農作業を行う時は作業用義手(手先具がフック状になっている義手)を使用しますが、普段の日常は装飾用義手を使用します。


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これが装飾用義手です。


装飾用義手とは、機能よりも外観(見た目)の再現性を重視しており、基本的に手先は動きません。


外観を良くするため、シリコンで覆っています。




このユーザーさんは、車を運転する際は、左手が義手なので右手でハンドルを握ります。


ワイパーは義手で操作して、ウインカーを出すときは右手の小指で操作します。


最近、カーナビはもちろんのことエアコン操作までタッチパネル式の最新の車に買い替えました。




そこで悲劇はおこります。


通常は右ハンドルであれば、カーナビやエアコン操作は左手で行います。


このユーザーさんも左手で操作を行います。


義手側で操作を行います。


義手でタッチパネルを操作します・・・。


義手でタッチパネルにタッチします・・・。




・・・。




動かへん・・・。




義手でタッチパネルを押した際、パネルが反応しなかったようです。


ですので、エアコンを操作する場合は左手の義手でハンドルを押さえ、右手をクロスさせて右手でタッチパネルを押しているそうです。


非常にやりにくいとおっしゃってました。




タッチパネルには大きく分けて「抵抗膜方式」と「静電容量方式」に分けられますが、この車は「静電容量方式」だったようで、義手で押しても反応しなかったようです。


様々なシーンで目にするタッチパネル、誰もが使いやすいと認識しているタッチパネルですが、万人に使いやすいとは言い難いですね。




ちなみに、全盲の知り合いもタッチパネルは触っても凹凸がないから全くボタンの場所がわからないと言っていました。