寒いのがとっても苦手で、暑いのもとっても苦手で、やっぱり春と秋やなーってシミジミ思う今日この頃の沖野です。
さてさて話は変わりまして・・・
日本国内の義肢装具を受給する際に「障害者自立支援法」を利用する義肢装具ユーザーが多々います(労働災害や戦傷、公務災害などを除く)。
この場合、ユーザーは原則1割負担で、しかも上限が3万7200円ですみます。つまりは、37万2000円以上の義肢装具(50万でも100万でも)はユーザー負担額3万7200円ですみます。
残りは国が50%、都道府県25%、市町村25%の負担となります。
ですので、高額な義肢装具を、比較的安価でユーザーは購入できるのですが・・・。
最近、高額部品を認めてもらえなくなっています。
特に義手・義足に関してです。
何故その部品が必要なのかを審議することは非常に重要だと思います。ユーザーの自己負担金以外は税金で支払われているので、無駄に高額な部品を支給する必要はありません・・・。
しかし、最近では、ある都道府県では「必要最低限の部品しか認めません。」
と、はっきりと言われてしまいました。
ユーザーに本当にその部品が必要なのか審議するチャンスもなく、「高額部品は認めません。」の一点張りです・・・。
義手・義足メーカーは日夜新しい商品を開発し、厚生労働省に認可されています。
しかし、「必要最低限の部品しか認めません。高額部品は認めません。」って言われてしまうと、新商品を試すチャンスさえもありません・・・(新商品は高額な部品が多いです)。
安価な部品はすんなり認可がおります。しかし、高価な部品はなかなか認可がおりません。
うーん・・・。
あなたの愛する人が義手・義足ユーザーになっても、あなたは、「必要最低限の部品しか認めません。高額部品は認めません。」って言えますか?
どうなんや、日本!!