土曜日はヘルスエンジェルスの暑気払いがあるも、マッコリでマリモッコリした沖野は写真を撮り忘れ、日曜日は戸田スポーツセンターで十条SCのコーチをしつつも自分の練習をして、充実感に満たされつつも、ココロに穴がぽっかりあいている沖野です。

自分のやりたいことだけをやるっていうのは、なかなか難しいものですね。



さてさて、陸上競技の大会は一般人(学生を除く)が出場する場合、

①「健常者の大会(各都道府県の陸上競技協会に所属)」

②「マスターズの大会(ある年齢に達し、各都道府県のマスターズ陸上競技協会に所属)」

③「障害者の大会(障害者手帳を有し、各地方の障害者陸上競技協会に所属)」

があります。

健常者は障害者の大会には出れません。しかし、主催者の判断次第で、障害者も健常者の大会に出れることがあります(一部の県で、義足の選手が健常者の大会に出れないなんてことがありましたが・・・)。

障害者の大会は年に数回しかなく、試合感を得るためには一般の大会に出る必要があります。

江東区陸上競技協会は非常に理解があり、義足の選手のみならず、全盲の視覚障害の選手も大会に参加できます。

全盲の選手の場合、伴走者が選手の真横で走るため、2レーンが必要になります。

そのような配慮をしていただき、障害の有無を問わず、江東区陸上競技協会主催の大会には参加することができます(車イスレーサーは不明)。

もちろん江東区以外が主催する大会にも参加できます。

みんなのちょっとした配慮があるだけで、誰しもが参加できる陸上競技の大会が全国・全世界へ広がれば良いですね。

ウォーミングアップ中の風景。

$義肢装具士(義足・義手・装具製作)「沖野敦郎」の・・・


試合後にリラックスしている風景。
$義肢装具士(義足・義手・装具製作)「沖野敦郎」の・・・


2011年8月に開催された「江東区ナイター陸上競技大会」男子100m野田選手(股義足)の動画です。

股義足(股関節離断)はクラスがないので、大腿義足と同じT42クラスに編成されます。それはなぜかというと、一昔前まで、股義足で走ることなんて考えられなかったからです。しかし、現に野田選手は走っています。

この広い地球上にも、野田選手のように股義足でも陸上競技の試合に出場している方がいらっしゃると思います。

そのような人が国際大会に多数参加して、いつかは股義足のクラスが創造されたらいいなと思います。