6月なのに非常に暑い毎日が続き、出勤時にすでに汗だくになって、体臭が気になる今日この頃の沖野です。


さて、たまには装具のお話も。




先日、とあるスポーツ選手の足底板を製作しました。


足底板はソクテイバンと読みます。みなさん、ご存知ですか?


どういった装具か簡単に説明しますと、靴の中敷になります。一般的にはインソールとも言われています。




いやいや、ただの中敷とはちょっと違うんですよ!!市販されている既製品と同じにされては困ります!!


義肢装具士が製作する足底板は、ユーザーの足の型をとって、その人に合った完全オーダーメイドで製作するんです!!


先日、義肢装具サポートセンターに来所された、バスケットボールのUG選手です。


義肢装具士(義足・義手・装具製作)「沖野敦郎」の・・・

UG選手は「SOMECITY」というリーグの「F'SQUAD」というチームに属しています。


http://www.somecity.tv/tokyo/team/team.php?season_id=07&team_id=001#Man


UG選手の左足関節には4箇所の骨棘がありますし、足関節周辺の靭帯もゆるくなってるし、走ると膝が内側を向くし・・・。


それをなんとか足底板で整えました(アライメント調整)。


もちろん足底板は魔法の装具ではないので、本人の身体の動かし方も再学習する必要がありますが、いままでよりもかなり動きやすくなったと思います。




ちなみにUG選手、こてこての日本人なのであしからず・・・。