東京に住んでいる私は、普段とはあまり変わらずに生活をおくれています。
食料品がない、日常用品がない、ガソリンがない、電車がとても混雑している、停電が起こる、義肢装具の材料が届かない、競技場が閉鎖している・・・。
それがどないした!
今までの便利な日常よりも、少しだけ不自由になっているだけです。全く問題ではありません!!
今、日本国民のほとんどの方が、なにかしら役に立てないかと熱い志を持って、はがゆい思いをしていることと思います。
私もそのうちの一人です。
義援金を送っただけでは・・・。他になにかできないか・・・。
私は義肢装具士です。義手や義足、装具の製作・修理を行うプロです。メディアではほとんど取り扱われてはいませんが、義肢装具士の助けが必要な方が必ずいるはずです。
義手や義足・装具が壊れた・無くなった・合わなくなった・・・。
義肢装具士は、今はまだ出番のときではないのかもしれません。しかし、数週間・数ヵ月後絶対に必要になってくると思います。
震災から復興するには長い年月がかかります。そのため、長期間の支援が必要になってきます。
義肢装具士の助けが必要になった時、そんな時にすぐに動けるように、私は環境を整えていきます。
日本がこのような状況ですが、本日(土曜日)熊本へ向けて旅立ちます。日曜日に熊本のKKWINGで開催される
「第14回 九州チャレンジ陸上競技大会」へ義足選手サポートのためです。
この大会は、ロンドンパラリンピック選考大会の一つです。
私に今できることを、精一杯行いたいと思います。