昨日は焼肉を食べ過ぎて、帰りの電車で吐きそうになるも、吐いたらせっかくのお肉がもったいないと感じ、踏ん張った沖野です。

さてさて、次はT42(大腿切断クラス)の200m決勝の動画です。

今回は予選はなく、一発決勝です。

我らが山本篤選手は6レーン(右から6人目)。ちなみにこのクラスでは唯一の両側大腿切断のイギリスのリチャード選手が5レーン(右から5人目)です。

結果は・・・。





1 WHITEHEAD Richard   GBR  19 JUL 1976  25秒88 大会新
2 KAYITARE Clavel     FRA  1 JAN 1986   26秒54
3 YAMAMOTO Atsushi  JPN  19 APR 1982  26秒92 日本新 アジア新
4 POPOW Heinrich       GER  14 JUL 1983  26秒92
5 REARDON Scott      AUS  15 MAY 1990 28秒39
6 JORGENSEN Daniel    DEN  3 JUN 1993  28秒70
7 CLEMONS Kortney    USA  23 JUN 1980 29秒22
8 HAARHOFF Bernhard   RSA  30 MAY 1986 30秒58

うーん、1位のリチャード選手の後半100mの伸びは異常ですね。

スタート直後は1つアウトレーンの山本篤選手から大きく引き離され、1つインレーンのオーストラリアのスコット選手にも抜かれています。

しかし、直線に入った直後から、驚異的な加速を見せます。

彼は膝継ぎ手を使用していないため、脚をおもいっきり外にぶん回して走っています。決して綺麗なフォームとはいえません。

しかし、この後半の追い上げです。

何度もバランスを崩す(加速を自分で制御できない?)シーンがありますが、そのまま義足の推進力で走りきっています。

リチャード選手の身長も高いように感じます。しかし、両側義足選手の身長はルールで厳しく決まっています。彼は違反はしていません。

それにしても、この後半の伸びは・・・。

義足(板バネ)が人間の脚を超えたのか??

両側義足の時代なのか???

$義肢装具士(<br />義足・義手・装具製作)「沖野敦郎」の・・・



左から春田純選手、3位で銅メダルを獲得した山本篤選手、そしてメカニックの私です。