今日はフジ子・ヘミングさんのコンサートに行ってきました
はじめてフジ子さんを知ったのは、父のCDラックから拝借して色んなCDを聴いていた時に棚からたまたま手にとった、それがフジ子さんのCDでした
はじめは何のCDかもわからなかったけれど、CDにはとても素敵な絵が描かれていて、きっとお洒落で素敵な曲が入ったCDなんだろうなと思った事を憶えてます
わたし、フジ子さんの絵も好きなんです
吉祥寺でふらっと入った画廊でフジ子さんの絵をはじめてみました
いまでも不思議な縁を感じます
そして、あぁ、あのCDに描かれていた素敵な絵は彼女自身が描いたものなんだと知りました
それから、時代が変わりCDからiPod、iPodからiPhoneとわたしの音楽を聴くツールは変わったけれど、必ずフジ子さんのアルバムが入ってました
まさか、コンサートに行ける日が来るとは!
それも、大好きな場所で
嬉しいことです
幸せなことです
とても幸せな時間でした
やはり、生で演奏を聴くとは凄いこと
伝わってくるものが違います
心を揺さぶられる演奏ははじめてでした!
多分、凄い演奏、作品って受け取り手の心が揺さぶられるのではないかと思います
心を揺さぶられる感覚を2度、経験しました
一つ目は草間彌生さんの作品
みていて、とても心が苦しくなりました。生と死への壮絶な葛藤、ストレートな思いがぶつかってくる、心を奪われる魅力的な絵でした!
しかし、あまりの衝撃に1週間くらい寝込む寸前までになりました。
二つ目は今回のフジ子さんのコンサート
フジ子さんのピアノの音がとにかく心地が良くて、一つ一つのピアノの響きが心に入ってくるような、不思議な音色です
囚われず、自由に気ままな音
彼女の豊かな感性に心を揺さぶられました
作品はその人の全てを表すと思います
誤魔化しは効きません
きっと作品が魅力的で、心を揺さぶるように魅了するという事は、作り手も同じ、魅力的で人を魅了するような人間なんだろうなと思います
たくさん色んな事を感じた日でした
感じることってとっても大事
嬉しい
悲しい
風が気持ちいいなぁ
空ひろいな
この葉っぱ変なかたち
とかくだらない、どうでもいいことでも
感じて、受け取ったものを大事に育んでゆく
とても素敵です
わたしも色んな事に心を向けて
この作品の世界観好きだなぁ
作家さんの雰囲気もいいよね
っていいねって思って貰えるような作り手になりたいです