「 交際相手の影響受けやすいタイプ 」
高樹沙耶容疑者
石垣島で大麻を隠し持っていたとして、大麻取締法違反の現行犯で逮捕された
元女優の高樹沙耶容疑者(53)。人気女優の座を捨てて、自ら選んだ道の果てと
しては最悪の結果だが、その転落の道には数々の男の影が浮かぶ。(夕刊フジ)
「彼女の人生の転機には、必ずそのとき交際していた男の影があった。彼女は、
ライフスタイルやファッションなど、交際した男性の影響を受けやすいタイプ」
と芸能プロダクション関係者は話す。
高樹容疑者は、1998年にシンガー・ソングライターの中西圭三と結婚するも、2年後に離婚しハワイに移住する。「当時から、男性関係が奔放だという評判だった。
それが離婚にも少なからず影響を与えたようです」とは音楽関係者。
このあたりから高樹容疑者の人生は女優道から大きく外れていく。
「フリーダイビングに没頭するようになるのは、ハワイ在住時に交際していた
水中カメラマンの影響です」と芸能リポーター。
女優ながらフリーダイビングW杯で日本記録を樹立し、銀メダルを獲得することに。しかし2003年に破局すると、高樹容疑者は再び日本に戻り、女優業に復帰するも
07年にはスローライフを送るとして千葉・南房総市に移住してしまう。
「このときは、自然農法家の男性と同棲しています。芸名も本名に戻すなど大きな
転機を迎えますが、その生活も11年の東日本大震災を機に、房総の家を1000万円で
売却し、石垣島に移住することで終わります」と前出のプロダクション関係者。
そして、この石垣島で、今回一緒に逮捕された自称・大麻草研究家の
森山繁成容疑者(58)らと奇妙な共同生活を始めることになる。
「事あるごとに取材をしてきたが、『 芸能界で売れなくてもいい 』とか
『 女優なんてやめてもいい 』など、そのたびに語る言葉が変わっていく感じがした。
自分ではステップアップしているつもりだったのだろう」と芸能リポーターは話す。
過去の交際も年上男性が多かった高樹容疑者。同性の友人は少なかったという。「彼女の生き方に賛辞を送るのは男性ばかりで、女性受けしないタイプ。結局、
彼女に歯止めをかけてくれる人がいなかったことがこういう結果を生んでしまった」とも。
男選びは慎重にすべきだったか。
坂上忍が高樹沙耶氏を直撃取材 高樹氏は泣き声で
「来てくれたことうれしい」
俳優の坂上忍(50)がフジテレビ系「バイキング・ザ・ゴールデン」(29日、
後6.00)で、大麻取締法違反で懲役1年執行猶予3年の有罪判決を受けた元女優の
高樹沙耶氏(54)や、覚せい剤取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた元タレントの清水良太郎氏(29)の父でタレントの清水アキラ(63)、
防衛相を辞任した稲田朋美衆院議員(58)を直撃取材したことが、
司会を務める25日放送の同局系「バイキング」で明らかにされた。
高樹氏は、坂上の「同志の人と肉体関係ってあったんですか?」という直球質問に「そんなことテレビでいろいろ言わなくてもいいですよ」とカタくなったものの、「こうして来てくれたことうれしいんです、すごく。だって釈明の場が
なかったじゃないですか、全然」と、泣き声で語る一幕も。
稲田氏は「前に進むのも後ろに行くのも地獄。
人生の中で最もどん底な落ち込みようでしたね」と、辞任の心境を振り返っている。
高樹沙耶容疑者 元夫・中西圭三との結婚直前に
生き方変える “出会い” [ 2016年11月13日 10:00 ] スポニチ
街路樹の葉が落ち、冬本番まであと一歩ですが、芸能界に “ネタ枯れ” は
ありません。元女優の高樹沙耶容疑者が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕。
歌手の華原朋美は「急性ストレス反応」で約1カ月、活動を休止すると
事務所が発表しました。
そんなネタの裏側に、覆面メンバーが迫ります。
ワイドデスク 高樹沙耶容疑者については「いつか捕まると思ってた」と
言う人も多いみたいだね。
週刊誌記者 7月の参院選に医療用大麻の解禁を訴えて出馬。落選した後も、
ブログでは大麻のことばかり取り上げていたからね。
芸能リポーター でも、沖縄・石垣島での生活を紹介するテレビ番組が
放送されたばかりだったから、これほど早いとは思わなかったよ。
本紙デスク 注目されたのは、一緒に逮捕された2人の男らとの奇妙な共同生活。20~60代の複数の男との暮らしぶりは事件同様に関心を集めたね。
ワイドデスク とにかく高樹容疑者の人生には男の影がつきまとう。
水中写真家と付き合えばスキューバダイビングに、自然農法家の男性の時は
自然派生活にはまっていた。
リポーター 男性に染められちゃうタイプなんだろうね。
週刊誌記者 実は98年にシンガー・ソングライターの中西圭三と
結婚する直前にも、彼女の生き方を変える “出会い” があったんだ。
本紙デスク トレンディードラマ女優として人気絶頂のころだよね。
週刊誌記者 相手は、テレビ番組の取材で交流したオーストラリアの先住民族アボリジニ。それまでは「体を張った仕事はNG」だったのが、現地で体に泥を塗るなどの儀式を体験。自然とともに生きる暮らしに目覚めるきっかけになったみたいだね。
ワイドデスク かつてイベントに出てきた時に「先住民的な考えに戻るべき」
と訴えていたのはその影響なのかな。
週刊誌記者 車もすぐにエコカーに買い替えていたらしいよ。
当時エコカーはまだ珍しかったから、芸能界でも話題になったんだって。
リポーター 逮捕を受けて対応に追われたのがテレビ朝日。当日のドラマ
「相棒」の再放送は内容を急きょ差し替え。高樹容疑者が出演していた
「相棒7」の第13話の放送を、出演していない「相棒14」第12話に変更したんだ。
本紙デスク テレビ朝日にとって「相棒」は平日夕方でも高視聴率を見込める
“最強コンテンツ”。高樹容疑者はスタート時から「相棒10」まで出ていて、
その膨大な本数が放送できなくなるのは痛いよね。
ワイドデスク 高樹容疑者の出演部分をカットする案もあるみたい。本人は「大麻は私のものではありません」と否認しているみたいだけど、事件の影響は大きいよ。
高樹沙耶、男に翻弄され続けた転落人生 心理学者が分析「依存できる相手を探す、弱さを持った痛い女性」
AbemaTV
25日、元女優の高樹沙耶容疑者が大麻取締法違反(所持)容疑で同居していた2人の男と共に現行犯逮捕された。沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻55gと吸引用のパイプなどが見つかった。高樹沙耶容疑者は取り調べに対し、「私のものではありません」と容疑を否認している。過去の経歴や言動を分析した臨床心理士の矢幡洋氏は高樹容疑者のことを「寄生型と言われるような依存的なタイプ」と分析する。高樹容疑者の過去を振り返る。
1983年、19歳でデビューした高樹容疑者。数々の有名ドラマやヒット作に出演し、着実に女優としてのキャリアを積んできた。その後、1998年シンガーソングライターの中西圭三氏と結婚、だが、2000年にわずか2年で離婚、36歳のときのことだ。その後は、ハワイでフリーダイビングのコーチを行っている男性と知り合い同棲を
開始、自身もフリーダイビングにのめり込み、フリーダイビングのワールドカップでは日本記録(2002年当時の)で銀メダルを獲得するほどだった。
だが、結婚秒読みと言われた同棲生活を解消、2007年、日本に帰国し
千葉県南房総市で家を建てた。その後は自然農法家の男性と同棲が報じられ、
2008年に本名の益戸育江で活動しナチュラリストを名乗るようになった。
転機となったのは2011年の沖縄県石垣島への移住だ。そこで無職小見祐貴容疑者と会社員の森山繁成容疑者やと3人の奇妙な同棲生活が始まった。森山容疑者は大麻合法化を進める団体の代表を務める人物だった。すると高樹容疑者は2012年の7月のブログでは大麻草検証委員会の幹事となったことを公開、所属していた事務所を辞め、
女優を辞めてまで医療用大麻の合法化の活動にのめり込んでいった。7月には医療用
大麻解禁を求めて参院選に出馬した。自著では「大麻によって得られる感覚は自然との共生で得る感覚と非常に似ています。お酒やタバコは良しとして大麻だけを規制
するのはいかがなものか」と持論を展開していた。
こうした一連の高樹容疑者の行動や言動について矢幡氏は、「ユニークな意見を
強固に主張する一見強そうなそういう男性に依存してしまう、こういう性格を
心理学の領域では依存性パーソナリティと呼んでいる」と分析する。
そんな矢幡氏が注目する過去の発言がある。それが「目標とか夢とかが同じなので一緒に時間を過ごしていることが楽しいです」というものだ。
この発言について「自分には夢や目標があるかのように本人は前向きにイキイキしているが、実はそれは影響を受けた男性の借り物でしかない。相手の男性に感化されて私たちは同じ目標を持っているんだと錯覚してしまった結果ではないかなと思います。(高樹容疑者は)依存できる相手を探す、弱さを持った痛い女性」と分析した。
元女優・高樹沙耶、レゲエ歌手逮捕をきっかけに“アウトローのカリスマ”とバトルの裏で、ラッパーデビュー曲が大バズリ
2023/9/30 週刊女性PRIME
9月24日、レゲエDeejayのCHEHON(チェホン)こと米田洪二容疑者が
大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。
「人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で、代表曲の『韻波句徒(インパクト)』を披露した動画が3000万回再生を超えるなど、広く支持を集めている
アーティストです。2006年リリースの『みどり』という曲は、大麻を女性に例えた
歌詞になっています。9月16日にはラッパーのXILA(シラ)と、『みどり』を
セルフサンプリングした『深緑』という曲をリリースしたばかり。
より直接的な歌詞で、大麻について歌っていました」(音楽ライター)
こうした曲も影響しているのか、ネット上では逮捕されたCHEHONを擁護する
声も多くあがっている中、“アウトローのカリスマ” こと格闘家の瓜田純士が
9月26日、自身のX(旧ツイッター)で長文を投稿。大麻に関する持論を展開した。
「大麻の良い悪いなんて、もはやどうでもいい」
《 有名ラッパーやアーティストが大麻でパクられる度に決まり文句のように
「大麻は悪くない」「海外は合法だ」と騒ぐ奴等がいるが、問題はそこじゃない。
大麻が良い悪いは一度取っ払って考えても、日本では大麻は逮捕される 》
《 良い歳した大人や社会人、社会的立場のある者や、ファンが沢山いるような影響力のある奴等がある日突然、音信不通になり、全ての予定や仕事をすっ飛ばし、家族に不安を与えて、マスコミに報道されて、あらゆる機関や仕事関係者に迷惑をかけて
しまう。これが「問題」であって、大麻の良い悪いなんてもはやどうでもいい 》
瓜田も過去に違法薬物を扱っていた経験から、それを後悔して現在の考えに
至ったのだという。この投稿には400件以上のリプライ(返信)が集まり、
翌27日にはさらなる自説を繰り広げた。
《 そもそも大麻問題や大麻に関する法と歴史だとかそんなことをもっと勉強しろ
だとかズレたコメントする人も沢山いたが、そんなに熱くなるほど大麻が好きなら
警察の目なんかきにぜずに堂々と吸ってくれよ。素晴らしいものなんだろ?
それでパクられたって裁判で堂々と言えばいいだろ?
「この素晴らしい大麻を合法にしろ反省なんかしない」って言えよ 》
《 捕まっても謝らなかった私から一言 》
高樹沙耶が唱える異論
これに対し、日本での医療大麻の合法化を掲げて活動し続けるも、2016年に
大麻取締法違反で逮捕された高樹沙耶が《 捕まっても謝らなかった私から一言 》と、異論を唱えた。
《 禁止されることで不当な価格や製品が出回る。正しい情報が啓蒙されないから
間違った使い方をしてしまう。正しく使えば生活に役立つことは過去の歴史からも
わかります。そして、この理不尽な法律は今世界では見つめ直すということが
始まっているということです 》
この投稿にも賛否両論が寄せられている。
そんな高樹は、6月16日に “医療大麻のお医者さん” として活動しているラッパーのMASATAKAとコラボレーションした曲を発表して、ラッパーとしてデビュー。
自身の半生や考えを歌った楽曲『 Legalize it 』をリリースしていた。
「この曲のMVを切り取った動画が、HIPHOPの楽曲を紹介するTikTokアカウントに
投稿されると、400万回以上再生される “大バズり ”をしているのです。かつて、モデルや女優として活躍していたころの高樹さんを知らない世代には、今の彼女がラップする歌詞や雰囲気が刺さっているようなんです」(前出・音楽ライター、以下同)
20万件以上の “いいね” が集まり、MVをモノマネする動画まで投稿する人が
現れている。「1000件以上のコメントがついており、そのほとんどが《 癖になる 》《 声が好きすぎる 》といった、大麻への考えとは違った部分を評価したもの。
あくまでも単純に、高樹さんのコラボ曲自体や歌声を楽しんでいるのかも
しれませんね」 元ベテラン女優は、どんな舞台でも注目されてしまうようである。
“大麻ツイート” をやめた理由をお話します……
高樹沙耶が石垣島で語ったホンネ
「あの歌を聴いていたとき、もう抗うのはやめようと思ったんです。どこか
ムキになっていた自分に気づきました。そうね、私が先に忘れようって……」
虫の音が響きわたるコテージのベンチで、彼女は静かに語った。
“大麻女優” “ジャンキー”などと、日本中から激しいバッシングを浴びながらも、twitterで執拗に「大麻合法化」を叫び続けてきた高樹沙耶(57)。この数年、彼女が過激なツイートをするたび、ネット上に批判が溢れ返るという応酬が続いてきた。だが、高樹は10月上旬に突然、「この場から去ります」と、意味深な言葉を残して
発信をやめた。
いったい何が、彼女の激しい闘争心を鎮火させたのか――。
彼女が暮らす石垣島を訪ねた。
***
石垣空港から車で20分。鬱蒼とした森が続く「裏石垣」と呼ばれる山あいに、
民宿「虹の豆」はあった。ジャングルのような樹々に挟まれた小径を入っていくと、燦然と輝く芝生が視界に開けてくる。1500坪の広大な敷地内には、集落のように
広場を囲んで建つ5棟の南国風のコテージ。入り口で、陽にこんがり焼けた
高樹は出迎えてくれた。
「ここのテーマはエコロジーとメルヘンです。30年間、芸能界で働いて
貯めたお金の大半をここにつぎ込みました。コテージは、建材にこだわって
バリからコンテナで輸入したものです。ジャングルを切り開いた場所なので、
夜は真っ暗、夏はハブも出ますよ」
沢水を利用した施設には、水道も下水道も通っておらず、
「お客さんには湧き水を沸かして飲料にしてもらっています。訪れる人は、自然が
好きな人、スピリチュアル系などさまざまですが、実は一番多いのはヨーロッパ人。民泊予約サイト『airbnb(エアビーアンドビー)』から探して来てくれるのです」
高樹は2011年、千葉にあった自宅を引き払い、石垣島に移り住みこの民宿を
オープンした。人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日)の女将役を降板するなど、30年間、芸能界で築き上げた生活・地位のすべてを捨てての、南の島への移住だった。
30年間、芸能界で築き上げた生活・地位のすべてを捨てての、南の島への移住
それから5年後の2016年10月、世間は衝撃的なニュースとともに、彼女の存在を
思い返すことになる。大麻取締法違反で逮捕されたのだ。振り返れば、“前兆” は
あった。その半年前の参院選で高樹は、「新党改革」から「医療用大麻解禁」を
公約に掲げ、出馬したものの落選。世間は逮捕の報を受けて “やはり” と頷き、
メディアは連日、堕ちた女優の軌跡を伝え続けた。
「逮捕された場所は、ここから車で10分近く山の中腹に入った場所にある自宅です。朝、突然、大勢の捜査官が押し寄せてきて……。共同生活を送っていた二人の男性とともに逮捕されました。壮絶な経験でしたね。もちろん、法を犯したのは紛れもない事実で、申し訳なく思っています。とはいえ、週刊誌からは、男遍歴まで掘り起こ
され、取っ替え引っ替え最後は捨てるひどい女とまで、猛バッシングされて……」
死にたいと心はズタズタに。
そんな自分を支えてくれた “彼” がいた
3カ月の勾留、3カ月の裁判を経て島に戻ると、周囲の見る目は明らかに変わって
いたという。「これまで親切にしてくれていた人たちも離れていき、“島から出て
いけ” くらいの方もいました。環境適応障害に陥り、死にたいと思うようになった。
普通に過ごしていても、心臓がドキドキして自分で制御できない。生まれて初めて、精神科に通い薬を処方してもらいました。幸い、ズタズタになった自分を親身に
励まし支えてくれる人が近くにいたから、今までやってこられました。
彼がいなければ、今の私はいなかったと思います」
その男性は、ともに逮捕された男とは別人だという。
「あの男性とは、それっきりですよ。彼は私が幹事として活動に参加していた
『大麻草検証委員会』のリーダーだった人で、私の家にあった大麻は、心臓病を
患っていた彼が持っていたものでした。彼が“大麻は使用しても、所持していなければ逮捕されない。万一、警察が来ても、自分が所持していないと言えば絶対に大丈夫”
と言うから、安心して家に置くことを許可して、時々私も一緒に吸っていたのです。けれど、結局、私も逮捕・起訴され有罪に。自分勝手かもしれませんが、
彼に人生を狂わされたという思いもあって、こちらから縁を断ちました」
私は重罪を犯したわけではない
高樹は己の過ちを、「法を犯したのは事実」という言い回しでしか認めない。
そして、こう力説する。
「今も私は“犯罪者”として生涯レッテルを貼られるような大罪を犯したとは、
まったく思っていません。日本社会の大麻の受け止め方こそが間違っているんです。大麻は“麻薬”なんかじゃない。私たちが今後、持続可能な暮らしを続けていく
上で、必要不可欠な天然資源なのです。大麻が持つ鎮痛作用は、神経痛に苦しむ
老人の痛みを和らげます。癌や難病に苦しむ患者を助け、認知症の予防にも
有効な効能を持つと、医学的に認められた植物なのです」
その証左として彼女が挙げるのが、カナダやアメリカの各州で起きている
「合法化」の波だ。
「世界では、医療用大麻だけでなく、嗜好用大麻についても解禁していく流れに
あります。それは大麻の依存性はコーヒーと同レベル、適材適所適量ならば
体に害悪を与えないことが、医学的な研究によって明らかになったから。
18年に嗜好用大麻を解禁したカリフォルニア州では、8年の月日をかけて議論を
重ね、2度の住民投票を経て合法化を決めました。そんな世界的な流れのなかで、
日本だけが取り残されたままでいる。テレビなどが平然と、大麻は覚せい剤と
同じだと “ウソ” の情報を伝え続けているんです」
ストロングゼロのほうがよっぽど「麻薬」なんです
高樹はそう言うが、日本と欧米では、「麻薬」をめぐる社会事情が大きく異なる。解禁に踏み切った諸外国では、大麻は規制が困難なほど闇市場を通じて生活に
浸透していた。合法化には、正規のルートを確立することで、取り締まりにかかる
コストをなくし、税収アップを図るという合理的な判断があった。また、以前から
大麻を「非犯罪化」していたオランダでは、大麻を「ソフトドラッグ」として
区分し認可することで、甚大な被害を社会に与える覚せい剤やコカインなどの
「ハードドラッグ」の拡散を食い止める狙いがあった。
一方、日本においては、大麻を解禁しようという差し迫った社会的ニーズは
ないのではないか。そう疑問をぶつけると、高樹は首を横に振った。
「私はそうはまったく思わない。近年は覚せい剤以外の薬物、大麻、MDMAなどの
摘発が確実に増えています。特に大麻は、若者たちの身近な存在として、ここ数年、一気に広まった。けど、彼らは私と同じように“重罪人”として逮捕されてニュースにもなって、生活も仕事も奪われてしまう。もう世界との差は確実に狭まってきて
いるし、そろそろ議論を始めなければならない時期に差し迫っているんです。
少なくとも大麻所持の非犯罪化は急ぐべきだと思います」
さらに、こう続ける。「そもそも論で言えば、大麻に比べたらアルコールのほうが、よっぽど依存性があるし体を蝕む “麻薬” なんです。でも、日本では『 ストロング
ゼロ 』が堂々とコンビニで売られて、医療として有効な大麻が重罪として
取り締まられてしまう、“あべこべ ”なことが起きているんです」
そして、こう訴えるのである。
「日本では古来から大麻を、繊維、食、建材として有効利用してきました。今も神社の注連縄(しめなわ)に使われるなど、私たちの祖先が大事にしてきた植物だった。戦後制定された大麻取締法は、GHQに占領されていた時代、アメリカに
押し付けられて制定された法律にすぎない。なぜそんな他国から押し付けられた
半世紀前の法律を、疑いもせずに従い続けなければならないのでしょうか。
押し付けたほうが、そのおかしさに気づき、合法化しているというのに」
逮捕以来、大麻を吸ったことは一度もありません
だが、高樹が声高に訴えれば訴えるほど、世間は彼女に対して奇異な目を
向けてきた現実がある。なぜ彼女は、そこまで大麻にこだわるのか。
自分が吸いたいから解禁を訴えているのではないか。
そもそも逮捕以降、大麻を吸っていないのか。そう聞くと、
「あるわけないじゃないですか。さすがに、当局に監視されていることくらい
わかっています」と一笑に付し、「誤解されていますが、私が吸いたいというのが
モチベーションじゃないんです。私の父親は認知症になっちゃったけど、そんな風に年老いて苦しんでいる人たちに、大麻で元気になって欲しい。腰が曲がっちゃって、リウマチや神経痛に苦しんでいるおじいちゃんおばあちゃんに、大麻を使わせて
楽をさせてあげたいって。自分のためなんかじゃない。社会のためだと思って声を
あげてきたんです。もちろん、今後老いていく自分のためにもなるわけですが」
政界へ立候補しながらも、社会のルールを破り逮捕された立場の人間に、
今のような活動する資格はあるかという批判については、
「むしろ私は、一度逮捕されたからこそ、堂々と経験者として真実を伝えやすい
立場にあると思うのです。大麻の法改正運動に加わると決めたときから、
死ぬ気でやらないといけないとは思っていましたので、批判は覚悟のうえです」
と、かたくなに持論を曲げないのである。
藤井風の「帰ろう」を聴いて、気づいた自分の姿
そよ風のような軽快なメロディにそって流れる、このフレーズが身にしみたという(藤井風のYouTubeより)
だが最近になって、闘い続けることに疲れ果ててしまったという。
「著名人で、ここまで声高に叫び続けているのは、私くらいじゃないですか。
でも、いくら発信し続けても、わかってくれない。国が“ダメ、絶対ダメ”と
している以上、メディアもそれに倣うし、進まないんだって気づいたとき、
もう矢面に立ちたくないって思うようになってしまって」
批判コメントを見るのも嫌になった。
「バカだの、死ねだのババアとか、“吸いたいだけだろう”とか、相当なことを
言われ続けてきましたからね。そりゃネットという世界がそういうものだと
わかっていたとしても、傷つきますよ。実は最近は、わざと炎上させるような
過激なツイートを意識して書き込んでいました。すぐにスポーツ紙が面白がって
ネットで記事にするじゃないですか。“あ、また話題になった”って喜んで
いたんですが、一方でアンチは盛り上がって」
ムキになっていた自分がいた、と素直に認める。
感情を抑えきれない自分と向き合うのも、いつしかストレスになっていた
「なんでこの人たちはわからないんだろうって。ちょっと見識を広げようと意識するだけで、わかることだと思うのです。外国に旅行にいけば、現実を目の当たりに
できるし、日本にいたって、ネットを検索すれば情報が溢れています。先入観に
囚われ、簡単なトライすらできない、かわいそうな人たちって思っていて」
そんな感情を抑えきれない自分と向き合うのも、いつしかストレスになっていた
という。そしてあるとき、自分のこだわりが「くだらなく思えた」出来事が
あったという。それはYouTubeで見つけた、ある曲を聴いていた時であった。
「藤井風さんの『帰ろう』って曲です。
あれを聴いていたら、肩の力がすっと抜けてきて……」
藤井風はYouTubeから人気に火がつき、昨年、メジャーデビューした
岡山県出身の23歳の男性シンガーソングライターである。
今年5月、Billboard Japanでファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」が1位を獲得。その中に収録されている曲が「帰ろう」である。
《 憎しみあいの果てに何が生まれる わたし、わたしが先に忘れよう 》
そよ風のような軽快なメロディにそって流れる、このフレーズが身にしみたという。
「強く言い続ければ、いつかはわかってもらえる。そう信じ続けてきた自分が愚直すぎたんだって気づいたんです。わかってくれない人はいつまでもわかってくれない。当たり前のことですよね。そんな人たち相手に、心を乱されている自分がバカバカしくなって……。“そうだ、私のほうから忘れたらいいんだ”って思えるようになって。それで、この曲のYouTube動画のURLを添付し、『この場を去ります』って
ツイートを残し、発信をやめたんです」
大好きな青い海はすぐ近くにある。私は幸せです
だが、自分が活動してきた道に悔いはないという。
「私が大麻についてツイッターで発信しはじめた数年前は、私くらいしか
いなくて、“いいね”が数件つけばいいほうだった。でも最近は、良い時は
数千件の“いいね”がついたし、フォロワーも3万人を超えました。
わかってくれる人にちゃんと私の言葉は届いていた。自分がもがき続けたからこそ、少しは議論が進んだと自負するところもあるのです」
そして、最後にこう訴えるのだった。
「なんで大麻、大麻なんだって、大麻で頭がおかしくなったんじゃいかって
言われるけど、大麻だけにこだわってきたわけじゃないの。私が大麻運動を始める
前に向き合った社会問題は原発でした。あのとき私は、国に当たり前のものとして
押し付けられたものに、疑問を持つことの大切さを知ったのです。
大麻を通して、それを伝えたいという思いがあったんです。
私をジャンキーと哀れんで見ている人もいるかもしれませんが、私は幸せですよ。だって、私にはこの場所がありますから。大好きな青い海がすぐそばにあって、
私を誰よりもわかってくれる人もそばにいる。芸能界にいたころよりは
地味な生活にはなりましたが、今、とっても私は幸せです」
〈つづく〉
週刊新潮WEB取材班 2020年11月3日掲載
高樹沙耶が2年前に再婚していた
本人が語った “出会いからプロポーズ” まで
「実は夫と一緒になって、そろそろ2年になります。決して隠していた
わけではないんですが、バレていないなぁとは思っていました」
こうノロけるのは、芸能界を引退後、石垣島で民宿経営をしている高樹沙耶(57)である。“大麻界のジャンヌダルク”のハートを射止めたお相手とは……。
***
写真は、昨年3月、沖縄県那覇市内の写真館で撮られたものである。沖縄の伝統衣装をまとい、幸せそうに写真に収まる二人。一般人ゆえ顔をお見せはできないが、
立派なヒゲを蓄え、“琉球王”のような佇まいで彼女に寄り添う男性が夫だという。
「親族だけを呼んで、こぢんまりとした式を挙げた後、記念に撮りました。まだ
執行猶予も開けていない時期でしたので、大っぴらにというのも憚られましたので」
と、高樹は振り返る。馴れ初めは2015年、那覇で開かれたあるパーティだった。
「大麻関連の講演会に私が参加したとき、会っているんです。ただ、私はそのときのことをあまり覚えていなくて……。彼は地元でサラリーマンをやっていた人。
活動家というわけではないんですが、海外経験も豊富なため大麻合法化活動に
理解があり、イベントによく参加してくれていたのです」
拘置所の “塀の中” で初めて彼を意識した
その後、“塀の中” で夫を意識するようになったという。
高樹は16年、石垣島の自宅で、大麻所持の現行犯で逮捕された後、沖縄刑務所
那覇拘置支所に拘留されていたが、「彼がよく本を差し入れてくれたんです。
本の差し入れは1回に6冊までOKなんですが、彼は3か月間に3回も送ってくれて。
記憶に残っている本は、遥洋子さんの『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』
(ちくま文庫)。当時、私はディベートに苦手意識を持っていたので、とても勉強になりました。他にも私が必要としていた本ばかりだったので、なんでこんなに
私のことをよくわかっているんだろう、と不思議に思って……」
仮釈放後、お礼を言いに行ったのがきっかけで、時々会うようになった。
「私は釈放されたものの、裁判が終わるまでの間、石垣に帰ることが許されず、
本島に留まり続けねばなりませんでした。その間、彼が身の回りの世話を色々と
手伝ってくれました。『閉じこもっていたら体に良くないよ』と、よく食事にも
連れ出してくれて。逮捕後に初めて、『週刊新潮』さんに手記を寄せた際、
取材場所をセッティングしてくれたのも彼です」
何より一緒にいて精神的な安らぎを得られたという。
「かなり落ち込んでいましたからね。よく笑わせてくれました。そのうち、どちら
からともなく、一緒にいたいって思うようになった感じです。裁判が終わって石垣島に帰ることになったんですが、それまで一緒に民宿を経営していた人たちとは、
逮捕がきっかけで離れてしまった。だから彼に、『一緒に手伝って欲しい』と頼んだら、『いいよ』と。そして彼は、仕事を辞めて石垣に移り住んでくれたのです」
プロポーズは “うちの墓に入れば”
その後、二人で民宿を切り盛りしているうちに事実婚状態に。だが2年経ち、
「島の暮らしですし、周囲の人から『また怪しい男と同居している』みたいに見ら
れるのもどうかな、という話になって。すると、彼が、『うちの墓に入れば。最後
まで、婆さんになっても面倒見るよ』って言ってくれたんです。嬉しかったですね」
今年5月に晴れて執行猶予も開けた。
延期していたハネムーンに行こうと思っていた矢先だったが、
「コロナ禍ですからね……。ただ、今も仕事の合間に、裸足のまま山に入ったり、
海に潜ったり、共通の趣味である自然のなかで、二人で楽しくやっています。
彼は、一人の女性として私を応援したいという気持ちが強かった、と言っています。私は、他人の目を気にせず、覚悟を決めて、私みたいな女性を受け入れてくれた
男らしさに惚れました。もう子供はできない齢ですので、
このまま二人で仲良く老いていきたいです」
週刊新潮WEB取材班 2020年11月4日掲載
「相棒」初代おかみの元女優が近影公開
「大阪の夜 深みにハマりたい」
テレビ朝日系「相棒」などに出演した元女優の高樹沙耶さんが3日までに
X(旧ツイッター)を更新し、近影を公開した。
高樹さんは「大阪の夜 深みにハマりたい 大阪」と道頓堀の写真をアップし、
街を堪能した様子を披露。レゲエユニットJAH WORKSのライブ告知とともに、
同グループOGA氏とみられる人物とのツーショット写真で、麦わら帽子をかぶり
サムズアップで笑顔を見せた。
高樹さんは80年代から女優としてさまざまな作品に出演。「相棒」では
水谷豊演じる杉下右京の前妻で、右京らのオアシス的存在の小料理屋「花の郷」の
初代おかみ、宮部たまき役を演じた。一時は本名の「益戸育江」名義でも活動。
12年の引退と前後して石垣島に移住した。16年には参院選に出馬した。
その後も政治や社会問題などについて、幅広く発信している。
若い時から女優高樹沙耶さんをTVで観ていましたが、結婚離婚後、突然 ”大麻” で
注目をされ、参議院選挙に立候補し、何があったのかと思ってTVで観ていました。
男性遍歴も誤解があったり・・・でも、誤解されるようなことがあったのは事実で、
それを認めて正した方が良かったのに。そして、大麻を相手の言うことを信じ、
常識がないのか?無知なのか?相手の言うことを信じてしまう人なのか?
分かりませんが、自分がやったことに責任を持った方が良かったですね
でも、今の旦那さんは、そんな高樹沙耶さんを献身的に支え、結婚をした人。
遥洋子さん、作家になられたのか本を出していると。その本が参考になって良かったですね。また、TVでコメンテーターとして活躍できますように
これからも旦那さんを大切にして、いつまでも仲良く穏やかに暮らして下さい
純ちゃんに嫌な事をしてこないで! 咳や嗚咽をさせないで、口臭を持って来ない、
体を動かしにくくしない、人の言葉を言わさない、人の感情を持って来ない、、
体などを痛くしない。身体を暑くしないで、トイレ関係も。脅さないで!
【ボートゲームの禁じ手】を使わないで!
いくつかのゲームには、ルールで定められた禁じ手が存在する。
禁じ手を打った(指した)場合、即座に負けとなるのが一般的である。
スポーツやゲームのように明確な規制で禁じられたものではなく、
「使うべきではない」とされる手法についても「禁じ手」と呼ばれることがある。
※このルールを違反した時点で、ゲームオーバー及びゲームアウト!
その技術を使わないで!
3つの約束やルール、個人的に約束した事、日本の常識は必ず守って。
アミューズ同様、みんなに対しても約束など厳守して
( 私の言うことを聞く・命関係は打ち止め・引退関係・契約書など、反故にしない )
契約書を読んで!約束を破るとペナルティーが、母との勝負を忘れないで
いつもありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました