2022.08.03 ソニー・ミュージックレーベルズ
後編では、「シーズン・イン・ザ・サン」のヒットを経てからTUBEとして
活動していく上での葛藤や、これからのバンドの在り方について想いを語る。
自分たちでTUBEを勉強した
(前編からつづく)――制作面では、1989年の「SUMMER CITY」から
メンバー主導に変わっていきます。
前田:もともと曲は作っていたので、やっぱり自分たちの曲でいきたかったんです。ただ、夏っぽい曲なんて4人とも書いたことがなかった。ブルースとかハードロックをやってたんですから(笑)。でも、TUBEがブルース書いても、企画が通るわけが
ないじゃないですか。だから、自分たちでTUBEを勉強したんです。
春畑:ファンは、どんな曲を喜んでくれるのかなと。
前田:そう。先に歩いていってしまったTUBEのイメージを
理解して表現するところまでいくには、結構時間がかかりました。
――それまでは、「シーズン・イン・ザ・サン」(1986年)をはじめ、当時シンガーソングライターとして活動していた織田哲郎さんが楽曲提供をしていました。
春畑:実は、僕たちデビュー前から織田哲郎さんが好きで、角野(秀行)が
「この曲コピーしない?」と持ってきた織田さんのレコードを参考に、グルーヴを
合わせる練習をしたりしてたんです。だから、「シーズン・イン・ザ・サン」で
織田さんが曲を書いてくれるってなったときは本当にうれしかったんですよ。
前田:その織田さんも、本来自分がやってる世界とは違うものを
書いてきましたよね。もっとシティポップみたいなのがくるのかなと思ったら、
夏全開の「♪Stop the Season~」ですから。
春畑:織田さんには、僕らが10代のころからレコーディングの進め方とか、アレンジの仕方とか、ずっと見せてもらってました。とにかく、僕らのレコーディングの
現場は、プロデューサーもディレクターも含めてギタリストだらけだったんです。「このポジションからここにスライドしてみて」とか「ここで半音チョーキングして」とか、めちゃくちゃ細かい指示が飛ぶんで、こっちがちょっともたついてると、「ほら、貸してみろ」と、その先輩のおじさんたちが弾き始めて盛りあがっちゃう。
僕はポツンと取り残される、みたいな感じでした(笑)。
前田:今日は、早く終わったからと思って家に帰ろうとすると、おじさんたちに、「おい、これから事務所に行って昔のレコード聴くぞ」と言われてね。
春畑:ホントに毎日が勉強会。先輩たちがよく教えてくれました。それがあった
からこそ、自分たち主導でやっていこうってなってもなんとかできたんです。
ま、「そろそろお前たち自分でやれ」と、いきなりほっぽり出されたというのが
正確なところなんですけど。
前田:今思えば、おじさんたち、飽きたんだろうね、俺らに(笑)。
春畑:うん。新しい人たちのほうに興味が移っていったんだと思う。
あのときは僕たち、「やっと自由になれた!」と思ったけど。
前田:実は捨てられたんだな(笑)。
――そうなると今度は、全部自分たちで決めていかなきゃならないわけですよね。
前田:そうですね。以前より現場は閑散としましたけど、ディレクターとか
プロデューサーはもちろんいたので、そのふたりに対して、何か課されたものを
クリアしていくという作り方になりました。「即OK」ということは絶対なくて、
必ずいちゃもんつけられてました(笑)。
春畑:ただ、そういう第三者目線の人はやっぱり重要なんですよね。冷静な大人の
意見で、やんちゃすぎるところは直したり、逆に「もっとやんちゃにいけ」という
お墨付きがつけば、そのまま突っ走ったり。
前田:歌詞に関しても、“俺” にするか “僕” にするかで、5時間ぐらい
やりあったりしました。「 “俺” で良いんじゃない?」っていう人、
「いや、まだこいつらガキだから “僕” だろう」という人がいて、
俺自身はその間で、「どっちでも良いんですけど」と思ってるという(笑)。
“君” なのか “あなた” なのか “お前” なのかっていうのもありましたね。
――そのやりとりが、その後のTUBEのベースを作っていったんでしょうね。
前田:当時は “超無駄” と思ってたんですけど、その無駄こそがあとあと
生きたわけです。そんな基礎を叩き込まれた時代があったので、今、若い人が
やっていることを見ると気になってしょうがないんですよ。
ノリだけで言葉を乗せていて、歌詞カードでは全然意味がわからないと
いうようなのを見ると、「5W1Hっていうのがあってね」などと言いたくなります。今や自分たちが、あのころの “おじさん” なのかなと(笑)。
“Oh! Summer Holiday” を訳して “あー夏休み”
―前田さんも春畑さんも、TUBEでデビューから2年後には、
ソロ作品を出されてますね。
春畑:はい。なんと、デビューしてすぐ「ソロ出す?」って言われましたね。
前田:そもそも俺たちって、事務所のオーディションみたいなコンテストで
引っ掛かったんですよ。お互い全然違うバンドで。ハルはツインギターの
ロックバンドをやってて、俺は俺でブルースを歌ってた。
春畑:「これで勝ったらLOUDNESSみたいになれるぞ」と勇んで受けて、
決勝戦まで行ったんですけど、結果 “該当者なし” で。そのときに、
前ちゃんがベストボーカリスト賞、僕がベストギタリスト賞を獲ったんです。
――TUBEの制作スタッフは、そういう経緯を知っていて、おふたりの
クリエイティブの出口をTUBEとは別に作ってあげたいと思われたんでしょうか。
春畑:たぶん、そうですね。前ちゃんは、そのオーディションで歌ってたような
ブルースのアルバムを作って、僕はギターインストのアルバムを作った。
で、「TUBEではお前たちがやりたいことは入れるなよ」と(笑)。
前田:TUBEでは、ギターソロのフレーズまで、例えば「ビーチ・ボーイズのこういう感じで」みたいに言われるわけです。コーラスの重ね方も、俺自身が勝手にやると「違う」ってなる。「そこはTUBEカラーで統一するから、自分たちの好きなことは
ソロ作品でやりなさい」ということですね。今考えると、そのソロさえ地獄でした
けどね。「お前はブルースがわかってない」とか先輩方に叱られまくって(笑)。
――でも、それである意味バランスが取れていた?
前田:大人の戦略にまんまとハメられたんですよ(笑)。そうこうするうちに、
メンバーとしてというより、制作チームの一員として、一緒にTUBEを作るという意識に変わっていきました。毎年だいたい年明けぐらいからスタッフと集まって、「今年の夏はラテンかな」とか、そういう雑談からその年のTUBEの夏が始まります。
――夏を感じさせる新鮮なタイトルを考えるのだって、
毎年となったら大変ですよね。
春畑:タイトルは本当に毎回悩みます。
前田:タイトルで思い出すのは「あー夏休み」(1990年)ですね。最初あのサビの
部分は、“Oh! Summer Holiday” だったんです。だから、タイトルも横文字の
予定だった。ただ、制作陣がうんと言わなかったので、苦し紛れに「“Oh! Summer Holiday” を訳したら “あー夏休み” ですよね」と言ったんです。そしたら、
「ちょっとそれ、歌ってみて」と言われて、制作陣全員が「良いね」となった。
こっちは「マジっすか?」ですよ(笑)。
春畑:僕が覚えてるのは、あのとき「N・A・T・S・U」という曲が並行してあって、カックン(角野)はそれをシングルにしたくて、「絶対 “あー夏休み” じゃない」って必死で抵抗したこと。いつの間にか「あー夏休み」に巻き込まれてましたけど(笑)。
前田:その辺は、ちゃんと多数決なんですよ。
――制作チームによる合議制でTUBEができているんですね。
前田:で、曲が完成すると、今度は「あー夏休み」を色付けしていくのに、
マネジメントも入ってくる。「じゃあ、日本語タイトルのシングルだし、
浴衣でいこうか」ってね。「ギターもうちわで弾いてくれる?」みたいな(笑)。
春畑:それは断りましたけどね(笑)。
前田:いろいろ揉めた末に浴衣でいくことになったんですけど、その浴衣も
普通ではつまらないっていうんで、当時大人気だったオーストラリアのデザイナー、ケン・ドーンとコラボレーションすることになるんです。あまり話題に
ならなかったけど(苦笑)。しかも、ハルなんか、体に幅がないから、
浴衣着たら人間ドックみたいになっちゃうんですよ(笑)。
春畑:そうそう。浴衣の下にバスタオルをいっぱい仕込んで、
貫禄あるようにしてもらってました。
――毎回葛藤がありつつ、そうやってアイデアを持ち寄って
1曲1曲生まれていたんですね。
前田:最初は「勘弁してください」って抵抗するんですけど。
春畑:最終的には面白がってやれちゃう感じでした。
前田:その延長で、ライブにも振付師が入りました。ギターとベースが背中合わせでクルッと回ったら面白いとか、ちょっとよくわかんない世界になってきた(笑)。
でも、そこからTUBEの野外ライブの見せ方みたいなものができてきたんですよ。
春畑:「お客さんに笑ってほしい」というのがメンバー内には常にありましたね。
バラードの前後にそういう場面があると、効果的だったりもするので。
前田:笑いを欲しがるというのも、TUBEのエンタテインメント性の
特徴かもしれないですね。
「聴いたことある」という曲を大事に年を重ねていきたい
――シングル曲で言うと、1989年の「Stories」以降、基本的に、前田さんが詞を
書いて、春畑さんが作曲をされています。ソングライターとしてのコンビ歴が
こんなに長いのも珍しいですよね。
前田:そう言われてみるとそうかもしれない。
ボーカルが両方を書くパターンが多いのかな。
春畑:ギターが曲を書いて、ボーカルが詞を書くのが当たり前と、
LOUDNESSファンである僕は思っているけど(笑)。
前田:ジャーニーもそうだったよね。
――基本的に曲先が多いですか?
前田:そうですね。詞先のことも何度かあったけど。
春畑:うん。「ハル、俺こんなの書いたわ、よろしく」みたいなね。それで曲を作るのも新鮮で楽しいんですよ。
前田:あとは、お互いにかぶりチェックはします。メロディや詞ができたら、
何か似ているものはないかってね。それは周りの人にもやってもらいます。
春畑:「このメロディ、今までにあった?」って絶対聞きます。
これだけ長くやってると、自分では編み出したつもりでも、
何年か前と同じです、みたいなこともなくはないですから。
――TUBEには、誰もが知っている国民的ヒット曲があり、
ライブ会場には、3世代で来ているといったファミリー層もたくさんいます。
音楽で時代を繋げる役割を担っている感覚はありますか?
前田:TUBEがやっているのはジャパニーズ・カントリーだと思ってるんですよ。
みんなが「なんかこれ、聴いたことある」という曲を大事にして、年を重ねて
いきたい。それしかないだろうなと。横浜スタジアムや甲子園などでドーン!
と野外ライブをやるというのは、いずれ俺らもやれなくなる時期がくるだろうし、
ファンの人たちもキツくなると思う。そしたら、夏は涼しい高原で、というふうに
場所を移しても良いのかなと。
春畑:良いね、良いね!
前田:そんなふうにシフトする時期はくるだろうけど、「TUBEがやっているのは、
ジャパニーズ・カントリーです」と、そこは変わらないと思います。
――TUBEの音楽が受け継がれていくんですね。
前田:ずっと聴いてもらえたらうれしいですね。
春畑:以前、メンバー4人の雑談で言ってた話があって。もし、誰かが
「もう、しんどい。辞めたい」って言ったら、そのメンバーの担当楽器のオーディ
ションをするんですよ。「夏縛りでツラいけど良い?」なんて聞いたりして。そう
やってメンバーを補充していきながら、永遠にTUBEを終わらせないんです(笑)。
前田:俺たちが若いころ、周りでグチグチ言ってたおじさんたちに、
俺たち自身がなるんですよ(笑)。
春畑:TUBEに解散はなく、未来永劫継承されていく。
前田:こうじゃなきゃいけないってことがあるバンドではないし、これを伝えるために生まれてきたってバンドでもない。「みんなで楽しくなれれば良いんじゃない?」というところから始まった。だから、TUBEの夏はつづいているんだと思います。
文・取材:藤井美保 撮影:田中聖太郎
去年BSの番組を観ていたらTUBEが出演。久々にTUBEを観て、何かへんと思った
ことを思い出しました。あの時、あの姉妹に何かされていたんですね
占い師の母が夏になると「汗をかかないといけない」と言っていました。
TUBEやサザン、加山雄三さんたち = 夏のイメージで夏にLIVEを開催
TUBEは、横浜スタジアムや阪神球場で、夏になるとよくLIVEをしますね
その時 ( TV、ラジオ等 ) に、あの姉妹に邪魔をされていると分かりました。
例えば、私もあの母親(長女)に胸をドーンと衝撃を何回もやられました
サザンは、ギターの大森さんが脱退されて、そこに後輩の斎藤誠さんがサポート
メンバーとして参加していますが、いつか近い将来に、大森さんの復帰を
願っています。もちろんファンも同じ想いだと思います
来年、デビュー40周年に向けて忙しいと思いますが、身体に気をつけて下さい。
LIVEもファンと盛り上がって、( MC ) 事故のないように楽しんで下さい
TV等の撮影でスタッフに付いて行って、ロケや取材等の邪魔をしないで
束縛、嫉妬や執着、妬み、依存を止めて、人に嫌な事をしてこないで
人の後ろに憑かない憑依しない、余計なことを言ってこない。トイレ等禁止
思考低下、頭を空っぽにしないで!仕事の邪魔や記憶障害にしない。 目の錯覚、
老眼近視、他人に言われたことを人に言わさない。心の中に持って来ない
ブログを書いている時邪魔しない!自分で考えて書いて。深夜に連絡してこない
負けず嫌いも程々に高圧的な態度禁止。口臭も。咳込まさない。毒舌禁止、
散財させないで、調子づかないで、無理強いしないで
記憶障害しないで
乗り物関係を運転時は邪魔をしない。中枢神経を触って来ない。頭を重くしないで!
人の感情やパワーを抑えない、唇を痺れさせない。人をコントロールしないで
マウントを取って来ない、過保護にしない! 頬を痛くしないで!あの母親のパワーが
胃の付に感じて、あの子が後ろに憑き、あの三女が遠隔でコントロールしてくるの
止めて!あの親子、両依存水晶を使って人を脅さない。個人情報保護法、
プライバシー侵害しない! 日本には言論や表現の自由がある
その力、仕事以外に使わないで人の為に使って、決して悪いように使わないで。
全責任は、お母さん達に取ってもらう。 もちろん本人にも取ってもらう!
長女のパワーを使わない! 上記に書いていることは、みんなのことを指す
3つの約束やルール、個人的に約束した事、日本の常識は必ず守って。
アミューズ同様、みんなに対しても約束など厳守して
( 私の言うことを聞く・命関係は打ち止め・引退関係・契約書など、反故にしない )
契約書を読んで!約束を破るとペナルティーが、母との勝負を忘れないで
いつもありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました