公開日: 日刊ゲンダイ
表舞台から降りて数年、「おすぎとピーコ」の近況に関係者も驚いている。
老老介護が伝えられていたが、おすぎ(78)は認知症となり、ピーコ(78)が同居を解消し、高齢者施設へ。ひとり残ったピーコは家のエアコンとテレビをつけたまま
行方不明と報じられ、万引で逮捕されていたとの続報があった。そしてピーコも
認知症の症状があり、おすぎとは別の施設へ入所していたというのである。
「ご兄弟にはお姉さんがいらっしゃるという話もありますが、身の回りの世話を
してくれるような人はいなかったようです。もともと個性の強いおふたりですから、
同居してぶつかり合うことが増え、断絶してしまっていたようです」と、
ふたりを知る芸能プロ関係者。
失踪報道の前、ウイスキーの瓶と総菜を買っていたピーコは「女性セブン」の
直撃取材にこう答えたという。
「元気っていうか生きているわよ。ひとりで暮らしてるから、お総菜とか好きなものを買ってくるの。酒ばっかり飲んでるのよ。酒浸りの生活とでも書いておいて」
しっかりとした受け答えに見えるが、自宅近くのマンションで万引を繰り返して
いたらしい。3月下旬に警察沙汰になった際は「カードで支払った」と釈明するも、
そのカードは使用停止となっていたというから、生活費にも事欠いた可能性もある。
■増える行方不明、孤独死
芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。
「行方がわからなくなったり、孤独死していたというケースは芸能界でも耳にすることが増えています。おすぎさんは福岡に住まわれていた際、『テレビ出てるわよね』と声をかけていただき、お酒の席をご一緒させていただいたこともあります。
かなりイケる口で、おいしいものを食べ、『こっちの生活が楽しい』と笑みを浮かべていた。認知症の兆候がみられるようになり、横浜のピーコさんと同居されると
聞いていましたが、その後の近況に驚き、悲しい気持ちになります」
ひとり暮らしは立ち行かなくなり、ピーコは施設への入所待ちだったという
見方も。とはいえ、年齢を重ね、引退しても、年金で悠々自適の老後なんて、
望むべくもないのが日本の現代社会。芸能人の場合、国民年金が多いうえ、
その国民年金も払っていなかったりするという。
「すごく売れている人、福利厚生のしっかりした大手芸能プロ所属であれば
別でしょうけど、何がしかの収入を得なければ生活が立ち行かなくなる。蓄えも
なく、お金で困っている人はそこここにいらっしゃると思います」(城下氏)
それで仕事したくても、オファーは限られている。
そのため、はるか年下の若い世代に頭を下げたり、名のあるベテラン俳優が、
格安ギャラで舞台に出演するといったことが増えているようだ。
それでも、家賃滞納で住めなくなったり、普通に生活していくこともままならない
のは芸能人も同じ。超高齢化社会にして、親族や近隣との分断が、悲惨な結末を
招いてしまう。おすぎとピーコの晩年は年配の芸能人にとっては他人事ではない。
介護関係者からは「施設に入所できただけマシ」なんて声もあがっている。
ピーコの逮捕に美川憲一は「人ごとではない」
おすぎの「死亡届」を勝手に提出していた凄絶同居生活
【 スクープその後 】
身寄りのないおすぎとピーコが「老老介護」状態となったのは、仕方のないこと
だったのだろう。しかし、周囲の支援さえあれば、ピーコが酒を盗んで逮捕される
という事態は避けられたのではないか。認知症になった二人の「悲哀物語」、
その一部始終をたどる。
(以下、「週刊新潮」2023年5月4・11日号をもとに加筆・修正しました。
日付や年齢、肩書などは当時のまま)
***
時に罵り合いながらも裏では手を携えてきたピーコ(とおすぎ(右)
『 ピーコ伝 』(2001年刊)はピーコ(78)こと杉浦克昭氏の著書である。
LGBTQなどの概念がまだ広く認知されていなかった1975年、おすぎこと杉浦孝昭氏(78)との双子のユニットとして芸能界デビュー。共にゲイであることを隠さず、
ピーコはファッション評論家、おすぎは映画評論家としてもテレビ、ラジオなどで
活躍した。糸井重里氏が聞き手を務め、ピーコの生い立ちなどが赤裸々に
語られている『 ピーコ伝 』の終盤に次のような記述がある。
〈 わたしは、ひとに余分な迷惑をかけたくないといつも思っているの。
いずれ死んじゃうわけですから。残ったからだは片づけをお願いしなければ
ならないけど、身ぎれいにだけはしていたい。(中略)なぜそう思うのかというと、
人目を気にしているからではなくて、自分自身が身ぎれいに生きたい、と強く思っているからです。自分自身でちょっとどこかを律してキレイでいられることで、
年寄りくさくならないとか…… 〉
自分で自分を律することへの強い思いが伝わってくるが、そんなピーコが現在の
自身の境遇を冷静に眺められたとしたらどう感じるだろうか。テレビの中で繰り広げられていた、おすぎとの丁々発止のやり取りとマシンガンのごときトーク。
それとは打って変わった二人の「現在地」を巡っては、全盛期を目撃した
多くの人が悲哀や寂しさに似た感慨を抱くのではなかろうか。
20年に同居がスタート
二人の身辺に異変が生じていることは、ここ1年ほどの女性誌の見出しを並べる
だけでも明白だ。〈 ピーコの幻迷「老老介護の果てに」〉(「女性セブン」22年5月26日号)〈 エアコンとテレビをつけたままピーコが「消えた!」〉(「週刊女性」
23年4月25日号)〈 ピーコ 哀しき「万引き常習」 施設で保護の寄る辺なさ 〉(「女性セブン」23年5月4日号)
おすぎとピーコの身に何が起こっているのか。
ピーコの元マネージャーは、「二人は今、別々の施設で暮らしています。
二人には親族はいませんし、現在、身の回りの世話をする人もいません」
二人が施設に入る前に一時期同居していたマンションは、神奈川県横浜市西区にある。
「あのマンションの部屋は元々ピーコさんとおすぎさんお二人のお姉さんが所有していたのですが、彼女が10年ほど前に亡くなったことで、おすぎさんの持ち物に
なりました」(ピーコとおすぎの共通の知人)その後、おすぎの知人らしき家族が
暮らしていたそのマンションにピーコが越してきたのは、20年の春頃だった。
「それからしばらくピーコさんは、そこで一人暮らしをしていました。
そして21年秋頃、おすぎさんが当時暮らしていた福岡の博多からそのマンションに
引っ越してきたのです。認知症が進んでいた様子だったので、ピーコさんが心配してそうしたのだと思います」(同)
ピーコがおすぎを叱責する声が
89年、ピーコが悪性黒色腫(メラノーマ)というがんを患って左目を摘出する
ことになった時、おすぎは、すでに決まっていた多くの仕事を肩代わりすることで
ピーコを助けた。そのおすぎに認知症の症状が出始めると、今度はピーコが手を
差し伸べたわけだ。ただし、「二人の同居生活は、なかなかうまくいっていなかった
ようで、よく言い争っていました」と、マンションの近隣住民は言う。
「買い物に行こうとする時の出がけに部屋やマンションの前で “早くしなさい” とか
“何してるの!” “さっさと歩きなさい” “ちゃんと靴履きなさい” と、ピーコさんがおすぎさんを怒っているのがよく聞こえてきました。おすぎさんの認知症が思いのほか
進んでいて、ピーコさんとしてもうまくいかずにイライラしていたのだと思います」
警察沙汰になったこともあったという。
「おすぎさんが行先も伝えずドテラを着てフラッと外に出たままいつまでも帰って
こない。ピーコさんはゴミ捨てにでも行ったと思っていたそうですが、全然帰って
こないので警察を呼んで捜してもらうことに。結局、おすぎさんは一人で帰ってきたそうです。それが21年の11月か12月のことで、この頃にはピーコさんも目が
トローッとしてぼんやりしている様子が見られるようになりました」(先の知人)
ゴミ捨てのルールも…
結局、「老老介護」は半年ももたず、22年2月頃、おすぎはマンションを出て
高齢者施設に入った。
「22年の夏頃、ピーコさんが “おすぎが死んだ” と言い出しまして……」と、先の
近隣住民。「マンションの管理組合の人によると、ピーコさんからマンション所有者の名義変更の連絡があり、おすぎさんの死亡届みたいな書類も添えられていた、と。そこで管理組合の人がおすぎさんの事務所の関係者に連絡すると、おすぎさんは
死んでおらず、施設に入っているということを教えてくれたそうです」
施設に入ったに過ぎないおすぎが「死んだ」と思い込む。
それは、ピーコをもむしばみ始めた認知症ゆえのことだったのだろうか。
「ピーコさんがマンション入り口のオートロックが開けられずまごついていたり、
ようやく部屋の前まで来てもカバンの中にあるカギがうまく見つけられず、
荷物を全部ひっくり返して探しているところを見たことがあります。
ゴミ捨てのルールも理解できなくなっているように見えました」(同)
マネージャーは「一切連絡してこないで」
おすぎとピーコのマネジメントを担っていた複数の会社は、21年から22年にかけていずれも解散。共に仕事をしてきたマネージャーや事務所関係者も二人に寄り付か
なくなっていた。「ある時、マンションの管理組合の人がピーコさんに連絡を取ろうとしてどうしてもつながらないので、マネージャーに取り次いでもらおうとしたことがあったそうです。すると、そのマネージャーは “もう関係ないから一切連絡して
こないで” とそっけなくあしらったといいます」(同)
頼れる人もなく、一人マンションに取り残されたピーコ。それでも、
「22年夏頃までは横浜駅前にある百貨店『そごう』によく行っていたようでした。
ほぼ毎日朝10時半くらいに出て行って、お昼でも食べてくるのか、13時半頃に
『そごう』の袋を提げてタクシーで帰ってくる。ただ、夏を過ぎると出かけて行くこともなくなり、食事はもっぱら近所のスーパーのお弁当で済ませていました」(同)
先の知人も言う。「月に数回ほど、区役所職員がピーコさんの元を訪ねて
安否確認をしていました。その際、職員が “ご年齢はいくつですか?”
などと聞くと、“歳は83です” とか事実と全然違うことを言ってしまうのです」
そして、“悲劇”が――。 神奈川県警戸部署の副署長が言う。
「今年3月25日午後3時に杉浦克昭(ピーコ)さんが窃盗の容疑で
逮捕されたのは事実です」
善悪の判断がつかない
捜査関係者によると、「万引き被害にあったのは近所の店で、盗られたのは酒。
これまでに何度もやられているので怒った店主がピーコを取り押さえて警察に
通報し、現行犯逮捕となった。ただ、ピーコ本人は善悪の判断がついておらず、
いまいち話もかみ合わない。そのためすぐに釈放。
役所が間に入り、施設で保護することになりました」
ピーコが万引きを働いたのはこの店だけではない。
「ウチでは今年の2月~3月にかけて2、3回お弁当やサンドイッチ、
酒などを万引きしています」(近所のスーパーの店主)
そのことは区役所職員も把握していたようで、「3月半ばごろ、区役所職員が
“ピーコさんが万引きしちゃった” と言っているのを聞きました。
ただ、ピーコさんは施設に入るのは “絶対にヤダ” と拒否していた。役所としても
無理やり施設に入れることはできないので手を焼いていたと思います」(先の知人)
「人ごとではない」
とはいえ、手を差し伸べられる事務所関係者などが周りにいれば、
「逮捕」という最悪の事態は避けられたのではないかと思えてならない。
ちなみに、逮捕によって主を失ったマンションの部屋はエアコンがつけっぱなし
だった。管理人などが許可を得て中に入ったところ、飲みかけの酒が入った
コップがポツンと机に置かれていたという。
「今回の事件にはもうビックリしました。本当に逮捕されたの?
けれど切ないわねぇ。マネージャーとか誰かケアしてくれる人がいなかったの
かなって思ったの。ケアする人がいればまた違ったんでしょうね」
そう慨嘆するのは、おすぎとピーコと交流があった歌手の美川憲一(76)である。
「年齢を重ねてくると本当に人ごとではないですよね。物忘れも多くなるし、足腰も弱るし。その中でもし一人で生きていかなきゃならないってことになったら
本当に大変よね。自分がいつそうなっちゃうかなんて誰も分からないんですから」
おすぎとピーコがそれぞれテレビやラジオで活躍してきたことについては、「今は昔に比べて “オカマ” なんかにも理解が進んできたけど、昭和の時代は“男は男らしく、女は女らしく”。その中でくじけずに頑張ってきたことはすごいことだと思います」
“何が美川憲一がシャンソンよ”
もっとも、美川としては同時代に活躍した二人をライバルと意識したことは
ないという。その一方、「おすぎは先輩である私に対抗意識があったようなのよね。おすぎがコメンテーターをやっていたワイドショーにゲスト出演した時、私が
“シャンソンも歌う” と紹介されると、おすぎが “何が美川憲一がシャンソンよ” って
私の目の前で言うんです。私は頭にきて “このヤロウ、やってやろうじゃないの” と
本気でシャンソンをやる気になったのよね」その後、シャンソンを始めたピーコが
美川の元をあいさつに訪れたことがあった。「その時、おすぎに “何がシャンソンよ” って言われたことを少し話に出すと、ピーコは、“おすぎの言ったことだけど、あの時はごめんなさい” と謝ってくれたの。おすぎに言われた時は本当に腹が立ったけど、ピーコが謝るものだからそれで水に流して、“あんた頑張んなさいよ” って
声をかけたけどね」
今は別々の施設で生活するおすぎとピーコが今後、顔を合わせる機会が
あったとしたら、その時、二人はどんな思い出話をするのだろうか。
***
一世を風靡したタレントの「想像を絶する老後」に注目が集まったこの問題。
その後、女優・中村玉緒が今年1月のイベントを最後に表舞台から姿を消しており、
親族や友人とも “音信不通” 状態が続いていたと、「NEWSポストセブン」が報じた。SNSでは、認知症で施設へ入所していたことが報じられた「おすぎとピーコ」を
思い出し、気にかける声も相次いだ。超高齢化社会を迎えた日本のリアルを改めて
突きつける一件となったのは間違いないだろう。 週刊新潮 2023年5月4・11日号掲載
特集「老老介護『 半年もたず 』“認知症” “酒を万引き逮捕”
『 おすぎとピーコ 』残日録」より
おすぎとピーコさんは、よくTVで観ていました。
おすぎさんは映画評論家で、ピーコさんはファンション関係の仕事をしていましたが
ここ数年、TVで観なくなって少し心配していたら、いろんなことが
この2人に起こっていたと知りました
以前、ピーコさんがTVで「粗塩」を持ち歩いていると言っていましたが、
今回も、もしかしたら何かあったのかも知れませんね
また、元気な姿をTVで観たいので、早く元気になって復帰してほしいです。
いつまでも、健康で長生きしてほしいですね。頑張って下さい
純ちゃんに嫌な事をしてこないで!咳や嗚咽をさせないで、口臭を持って来ない、
体を動かしにくくしない、人の言葉を言わさない、人の感情を持って来ない、
体などを痛くしない。トイレ関係も。しつこく言ってこないで。脅さないで!
【ボートゲームの禁じ手】を使わないで!
いくつかのゲームには、ルールで定められた禁じ手が存在する。
禁じ手を打った(指した)場合、即座に負けとなるのが一般的である。
スポーツやゲームのように明確な規制で禁じられたものではなく、
「使うべきではない」とされる手法についても「禁じ手」と呼ばれることがある。
※このルールを違反した時点で、ゲームオーバー及びゲームアウト!
その技術を使わないで!
TV等の撮影やスタッフに付いて行って、ロケや取材等の邪魔をしないで
束縛、嫉妬や執着、妬み、依存、あの三女が遠隔でコントロールするの止めて ( あの三女、お互いを似ているように近づけようとしないで )
人に威圧的な言動、迷惑な行動は止めて。心に入って来ない、心を読まない、
人に体調不良やネガテなィブな感情を持って来ない、無気感を持て来ないで、
人の後ろに憑かない憑依しない、余計なことを言ってこないで。トイレ関係
思考低下させない、停止にしない。人の胸に衝撃を与えないで!首を痛くしないで!
人をバッサリ言葉で切らないで。深夜に連絡してこないで
仕事の邪魔や記憶障害にしない。目の錯覚、老眼近視、頭をボーっとさせないで、
人に言われたことを他人に言わさない。心の中に持って来ない、響かせない
特にブログを書いている時、いちいち注文を言ってこないで、自分で考えて書いて。
負けず嫌いも程々に、優柔不断、人間不信を持ってこないで、キツイ気を感じる。
口臭も。咳込まさない。毒舌禁止、散財禁止、調子づかないで
乗り物関係を運転時は、邪魔をしてこない。中枢神経を触って来ないで。
人の感情やパワーを抑えない、持って来ない。口のろれつが回らないようにしないで
唇を痺れさせない!卑猥な言葉を言ってこない、人をコントロールしないで
あの親子、水晶を使って人を脅さない。マウントを取って来ない、過保護にしない!個人情報保護法、プライバシー侵害しない!その力、仕事以外に使わないで! 人の為に使って、決して悪いように使わないで。日本には言論の自由がある( 自分達に嫌な事を言われていると思って咳込まさない、自意識過剰、被害者意識が酷い )
店員さんや美容院の人に嫌な事をしないで、言わさないで
全責任は、お母さん達に取ってもらう。もちろん本人にも取ってもらう!
人のPCやスマホにハッカーになって侵入してこないで、エラーが出たので止めて
長女のパワーを持って来ないで!使わないで!
上記に書いていることは、みんなのことを指す
3つの約束やルール、個人的に約束した事、日本の常識は必ず守って。
アミューズ同様、みんなに対しても約束など厳守して
( 私の言うことを聞く・命関係は打ち止め・引退関係・契約書など、反故にしない )
契約書を読んで!約束を破るとペナルティーが、母との勝負を忘れないで
いつもありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました