俳優人生第2幕 2・18・初日、主演「群盗」で6年5カ月ぶり舞台

2022/01/29 07:30   サンスポ

 

ようやく、ここまで来た。俳優、小出恵介(37)が2月、久々の主演舞台に立つ。

表情は自信に満ちて明るく、声にも張りがある。5年前のスキャンダルを乗り越え、

胸に去来するのは「どんなにみじめになっても、俳優を辞めるな」と励ましてくれた人たちへ

の感謝の思い。日米で花を咲かせるべく、俳優人生の第2幕が始まる。

( ペン・森岡真一郎、カメラ・佐藤徳昭 )

 

インタビューの途中、2017年6月に発覚した未成年女性との飲酒騒動の話を振ると-。

初対面の記者にも嫌な顔ひとつせず「何でも聞いてください」と語り始めた。

「すべての責任は自分にある。生活態度や人間関係も含めて、気を付けなくてはいけないと思います」と自らに言い聞かせるように反省してキッパリ。騒動後、無期限活動停止となり批判が渦巻く中で廃業も考えたが、救ってくれたのは芸能界の先輩や友人、ファンからの励ましだった。

「中でも、(尊敬する明石家)さんまさんをはじめ、普段はメール交換もしていなかった

俳優や女優の先輩たちが『とにかく、辞めるな』とメールをくださった。

『どんなにボロボロになっても、みじめになっても、大変だろうけど俳優を辞めるな』と。

おかげで続ける覚悟ができました」

それまで築いてきた実績と潜在能力の高さ、人懐こい性格を周囲が分かっていれば

こそでもあるが、小出は「感謝しかありません」と口元を引き締めた。

思い返せば、活動停止を決めた後、香川・小豆島の寺でくみ取り式便所や庭の掃除など

約4カ月の謹慎生活。その後、ゼロからの再起を目指し、誰も頼る人のいない米国へ。

18年10月に就労ビザを取得し、ニューヨークのアパートで1人暮らしを始めた。

「寒い冬の日、英語でホットコーヒーを頼んだつもりなのに、冷たいコーラが出てきたり…。

生きた英語の前で、最初は打ちひしがれました」

情けない思いから立ち上がるべく、すぐに語学学校の最下級コースに入学して英会話を学び、

演劇学校にも通学。コロナ禍で結果的に休演となったもののオフ・ブロードウェーでミュージ

カル初主演にも抜てきされ、グリーンカード(米国永住権)を取得するまでになった。

その英語力の一端は、昨年から始めたYouTubeチャンネルでも見ることができる。

「演技や仕事上の話は英語でこなせるようになりましたが、日本の滞在が長いと

すぐ忘れちゃう。普段からできる限り英語に親しもうとは思っています」

日本では20年8月、歌手、MISIA(43)の所属する芸能事務所、リズメディアと専属契約を

締結。米国ではNYとロサンゼルスのエージェントに登録した。

詳細の公表は先だが、昨年暮れには国内で3本の映画撮影に参加(うち2本は主演)した。

今後も日米を拠点に、世界で活躍できる俳優を目指す。「アメリカではまだCMに出ただけ。

映画やドラマのオーディションには受かっていないし、ブロードウェーの舞台にも立ちたい。

挑戦を続けて、いずれは俳優としてアカデミー賞のレッドカーペットを歩くことが目標です」

その足固めの第一歩が、日本で2月に主演する舞台「群盗」(18~27日、埼玉・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ)だ。18世紀のドイツを背景にした翻訳の古典劇で、富豪の長男(小出)が弟の策略で孤立し、盗賊に転落する壮絶な悲劇を描く。舞台は約6年5カ月ぶりとなる。

「古典劇は蜷川幸雄さんの演出した(08年主演の)『から騒ぎ』以来です。蜷川さんは僕に『観客は自分の人生を重ねて見ることができれば、感動できる』と教えてくれた。

そんな舞台にしたいし、すさまじいせりふと振り切った演技で僕自身も楽しみたい」

上演中の2月20日には38歳を迎える。結婚も考える年齢では?と水を向けると

「同年代の知り合いはみんな結婚している。僕も結婚して子供がほしい」とニッコリ。

「日本の女性は気立てが良くて、支えてくれる方が多いですからね」と語り、どうやら将来の

伴侶は日本人女性を思い描いているよう。が、まずは「近い将来、ファンミーティングを開いて恩返ししたい」と熱い思いを告白。コロナ禍が収束した暁にはファンと直接触れ合うことを

楽しみにしているという。おごりを捨て、頼もしく変身した男のさらなる進化に期待したい。

イベントで撮影に応じる(左から)新里宏太、小出恵介、池田朱那=東京都港区
(撮影・加藤圭祐)

 

★群盗 家督相続を狙う冷血な弟(新里宏太=写真左)の策略にはまり、兄(小出)は

家族からも社会からも見放されたと絶望。盗賊団の結成に加わって、恋人(池田朱那=同右)のいちずな思いも受け入れられず…破滅の道をひた走る。いつの時代にもある人間の欲望や嫉妬、苦悩があふれ出る展開となりそう。演出は俳優、小栗旬(39)の兄で小栗了氏(45)。

 

■小出恵介(こいで・けいすけ) 本名同じ。1984(昭和59)年2月20日生まれ、37歳。

東京都出身。慶大文学部(美学美術史学専攻)卒。慶大1年時に受けた雑誌のオーディションをきっかけに芸能界入り。2005年、映画「パッチギ!」で本格デビュー。ドラマ「ごくせん」「ROOKIES」や12年NHK連連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で人気に。主演映画は「シュア

リー・サムデイ」(小栗旬監督)など。昨年6月公開の映画「女たち」で日本復帰した。

キックボクシングジムで体を鍛え、ホットヨガも趣味。家族は両親と弟。175センチ。

 

 

「小出恵介」活動再開にさんまや小栗旬も後押し? 

不祥事から5年で本格復帰できた理由 2023/02/26/ 11:30 AERA

 

 俳優の小出恵介(39)が2月11日、都内で行われた主演映画「銀平町シネマブルース」の

舞台あいさつに登壇。「お話をいただいたのが2021年夏ごろで、活動再開させていただいて、ちょうど1年くらいでした」と回想し、「復帰したいなと思っていた矢先だったので、

非常にうれしい機会になりました。作品と役柄にのせて、自分も再生・再起していけたら

という気持ちを込めて臨ませていただきました」と思いを吐露した。

 

 舞台あいさつの3日前に、自身のインスタグラムで結婚を発表したばかりだった小出。

「新しいチャプターを歩み始めました」と本人が宣言した通り、いよいよ本格的に活動を

再開させたようだ。

「結婚については、週刊誌のスクープを受けて、急きょ発表する展開となったようです。

小出さんはインスタグラムで『パンデミックの世界的な危機の中を共に支え合いながら

信頼関係を築いてきました』と触れていましたが、相手は米NY在住の日本人で小出さんより

年下の30代女性といわれています。『女性セブン』(2月23日号)の報道によれば、“ハイ

ブランドをさらりと着こなすファッションセンスのいい美女”とのこと。未成年との飲酒・

淫行スキャンダルで活動休止後、日本とアメリカの2拠点生活を送っている小出さんですが、

NYで俳優業のほか、妻となった女性と副業としてペットシッターの仕事もしているそうです」

(週刊誌の芸能担当記者)

 

 17年6月のスキャンダルから約5年半が経過し、ひとまず “みそぎ” は済んだということか。

最近になって映画や舞台、配信ドラマなどに立て続けに出演している。

今回、ようやく映画での主演をつかんだが、SNSでも「復活うれしい」「小出くんの演技が

好きだから頑張ってほしい」などと歓迎の声があがっている。

「17年、写真週刊誌にスキャンダルを報じられた際は、業界に衝撃が走りました。

女子高生と不適切な関係を持ったという報道内容を小出サイドが認めたため、当時の所属事務所は彼の無期限活動休止を発表。人気俳優だったのでその余波は大きく、ドラマの放送中止や

撮り直しなど対応に追われるメディアが相次ぎました。女性側と示談が成立し、不起訴処分に

なりましたが、世間の目は厳しく、逃げるように所属事務所を退社し18年に渡米。

語学学校の最下級クラスに入学して、基礎から英会話を学び、演劇学校に通っていました。

20年には、NYのオフ・ブロードウェーで上演されるミュージカル『えんとつ町のプペル』の

主演が決定するも新型コロナの影響で無期延期になるなど、不運が続いていました」(同)

■女性ファンが離れなかった

 そんななか、20年8月から新たな事務所に所属し芸能活動を再開させた小出。

紆余(うよ)曲折を経て、仕事に対する考え方にも変化があったようだ。

放送作家の山田美保子氏と「女性セブン」(23年3月2・9日号)で対談した際には、

「自分がエンターテインメントの世界で働く姿を改めて多くのかたが見てくださって

いるので、演技以外の行いも含めて、非常に気をつけるようにもなりました」と騒動後の

思いを話していた。また、WEBメディア「OTOCOTO」(2月7日配信)では、「今は映画に

出るとか、ドラマに出るということが、こんなにも楽しくて、こんなにもやりがいのあること

だということを感じています」「(小栗)旬や(鈴木)亮平といった仲間たちと共演したい」と心境を明かし、そのことに日々の全てをささげたいと語っていた。

「結婚を報告した投稿には、700件以上の祝福コメントと4.9万件もの『いいね』がついて

いました。もともと小出には女性ファンが多かったのですが、スキャンダルや結婚を経ても

ファンが離れていない。再起に向けて、腐らずに頑張る姿が好感を持たれているのでしょう。

俳優仲間である小栗旬さんや、降板騒動で迷惑をかけた明石家さんまさん、

さらに野田秀樹さんも励ましてくれたと小出さんは各所で話しています。

もともと演技派として評価されていたので、制作サイドとしても第一線に復帰してほしいと

願っていました。さまざまな経験をした彼だからこそ可能な演技があるはずです。

映画で地ならしをして、ゆくゆくはテレビドラマにも復帰していく流れになるでしょう」

(民放ドラマ制作スタッフ)

 

芸能評論家の三杉武氏は、小出について次のように述べる。

「小出さんは、若いころから『のだめカンタービレ』や『ROOKIES』などのヒットドラマに

出演し、綾瀬はるかさんと共演した『僕の彼女はサイボーグ』や藤原竜也さんらと共演した

『パレード』などの映画でも好演しました。恋愛ものからシリアスな作品まで幅広い

ジャンルの作品で存在感を放っており、若いころから演技力には定評がありました。

スキャンダルから5年以上がたちましたし、近年の活動からは真摯に一から俳優として頑張っていこうという意思も感じられます。自身がプロデュースしたドラマが撮り直しになるなどの

迷惑をこうむった明石家さんまさんからエールを送られるなど、人望もあります。

芸能界からも復帰を後押しする声が出ているのも、追い風になっているのでしょう。

年を重ねていけば、演技派としての活躍も期待されます」

「お声がかかればどんなことにもチャレンジしてみたいと思っています」(「婦人公論.jp」

20年10月21日配信)と意気込む小出。新章に入った俳優人生やいかに。(高梨歩)

 

本人は、自分が悪いと言いていますが、ハニートラップを仕掛けた方が悪いんです 物申す

失った物は多いですが、その分、大切な人たちや得た経験を大切にして、今後仕事に

繋げて行って欲しいです。何かあれば、すぐに心許せる人に相談をして下さい。

 

いつまでも2人仲睦まじく、公私ともにお幸せに ニコニコ おばあちゃん 虹

 

私に文句があるのなら、直接、私に文句を言ってきて。純ちゃんに連絡をしてきて

文句を言ってこないで。本当に良い迷惑だし、人を使って嫌な事をしてこないで ムキー爆弾パンチ!パンチ!パンチ!

( 人の文句を言う前に、まず自分の事を見つめ直してからにして )

 

 

私のパワーや喜怒哀楽を盗ったり、使ったり抑えてこないで。怒りを倍増しないで。

潜在意識に入って、自分たちの言いたいことを言ってこないで。吸い上げないで。

人をコントロールしないで。人を脅してこないで。自分の考えを言わさないで プンプン パンチ!パンチ!

 

 

いつもありがとうございます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました 愛飛び出すハート