子供の時から甘いものが苦手な私。
好きなお菓子は?と聞かれると(というか、遠足のお菓子は)中野の酢昆布とボンタンアメくらいのものだった。せんべいはしょうゆ臭くて外で食べるのは好きではなかった。
当時一世を風靡した不二家のケーキなどどこがおいしいのかと不思議に思っていた。友達の誕生会でバタークリームたっぷりの不二家のケーキ出ると参ったなあ。母の作る甘さ控えめのちゃんとした生クリームのケーキはおいしかったけどね。
あんこは特に苦手でお彼岸のおはぎは母が砂糖を入れる前の茹で小豆を別にとっておいてくれて、それをもち米に巻いて砂糖をパラパラとかけて食べていた。
その私がどうにもほしかったのが上原ゆかりがCMしていたマーブルチョコレート。
「マーブルマーブルマーブルマーブル マーブルチョコレート!ポン」
でも、食べないのを知っている母が買ってくれるわけがない。
ところが、なんと!小学校の同じクラスにお父さんが明治製菓に勤めている男の子がいて、そのお父さんがクラスの人数分の大きなシール(全部入って一枚になっていた)をくれたのだ!!
どんなにうれしかったことか。
全員の名前と顔なんてちゃんと覚えていない私だけど、その子が藤崎君という子だったことを忘れない。
もうそのシールは残っていないけれど、アトム以外にリボンの騎士とかワンダースリーも入っていた気がする。
前にも書いた話かもしれないし記憶はずいぶん間違っているかもしれない話だけど(笑)。
🍫