「春眠暁を覚えず」とは誰が言ったのか。
日本も中国も、今も昔も、
陽気な春はついつい微睡んでしまうようで、
近ごろでは朝が来たコトにも気づかず、
寝過ごしてしまう、そんな春
(↑ ただの遅刻フラグ)
…てゆっか、そもそも、
タイの春、40℃とかだし…?
春らしさとか、ないし…?
4月と言えば、
アロハシャツで水掛け正月祭りだし…?
春眠っていうか、
熱中症で永眠しかねない暑さ ƪ(˘⌣˘)ʃ
春眠不覚暁ではなく、常に不覚暁だわー。
そんな春らしくないタイではあるけれど、
日本からの桜東風を感じられるような
春の味覚をお料理から楽しめました
行ってきたのは、
トンローの日本村モール内にある
梅の花 という日本料理屋さん。
桜の花や、春の食材がふんだんに使われた
春だけの期間限定ランチ。
東京は、ちょうど桜が満開の季節
写真は母から送られてきた3/7の千鳥ヶ淵の桜
日本の四季に望郷の念を抱きながらも、
本物の花を愛でずに、食にて昇華。
花より団子、
うぇーーーい!!ヽ(*゚∀゚)ノ
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今回行った「梅の花」は、
日本にもたくさんのお店がある和食屋さん。
系列のカフェなんかもタイで展開中。
バンコクではちょっぴり高級路線で
接待なんかにも使われるコトも多いとか。
「梅の花」という名前にちなんで、
廊下には、どーんと梅の木があったり、
お部屋には梅の絵が飾られていたり、
もちろん卓上にも梅らしさ。
東風吹かずとも 匂ひおこさむ 梅の花。
品よく散りばめられた梅の花々に
なんだか心が和んでくる〜!(*´꒳`*)
なんというか、春だなあ。
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夜は接待向けの高級感が強いけれど、
ランチは、ややリーズナブル
…リーズナブル。うん…。リーズナブル…。
たくさんのメニューに悩みつつも、
「春限定ランチ」に惹かれちゃった
舞桜
750バーツ≒2,600円(VAT税/サービス料別)
ランチコース:1品ずつ運ばれるコース料理
・桜嶺岡豆腐
・茶碗蒸し
・名物 豆腐しゅうまい
・ふく福桜豆腐 桜海老あん掛け
・鱚の磯辺揚げ 春野菜添え
・豆腐サラダ
・蒸し寿司 竹皮包み
・湯葉味噌汁
・よもぎ餅 あずき添え
四季の膳
650バーツ≒2,300円(VAT税/サービス料別)
ランチセット:まとめて運ばれてくる形式
・桜嶺岡豆腐
・茶碗蒸し
・豆腐サラダ
・名物 豆腐しゅうまい
・豆乳餅の桜海老あん掛け
・鱚の磯辺揚げ 春野菜添え
・葉山葵醤油漬け御飯
・湯葉味噌汁
・香の物
・よもぎ餅 あずき添え
春限定のメニューは、ランチタイム以外でも
春うらら(2,950バーツ)
単品メニュー
なんてのもあるようで。
単品メニューの金額だけみると、
ランチメニューがいかにおトクか…
春の期間限定以外にも、
通常のランチコースやランチセットもあって
駐妻さんブログでもたまに目にするかも。
ランチコース
小梅ランチ:550バーツ++
梅の花ランチ:650バーツ〜850バーツ++
ランチセット
つぼみランチ(梅の花特製豆腐料理のお手軽セット):420バーツ++
桜ランチ(黒毛和牛がメインのセット):1,450バーツ++
香梅ランチ(蟹とお寿司のセット):1,050〜1,450バーツ++
若葉ランチ(天ぷらとお寿司のお手軽セット):850〜1,250バーツ++
華ランチ(手毬寿司と豆腐料理のセット):500バーツ++
梅ランチ(ベジタリアンセット):650バーツ
お子様ランチ:250バーツ
ココのランチで嬉しいのは、
平日限定ランチではない!というコト
働いている人にとっては、
平日ランチに自由に行けないコトも多いから
週末もランチメニューがあると嬉しいし
また行こう〜!って気軽に思える
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はてさて。
私が選んだのは、
春限定ランチの「舞桜」。
コース料理なので、1品ずつ運ばれてくる
接客も丁寧だから、
おもてなし感が満喫できるのが嬉しい
01. 桜嶺岡豆腐
いきなりの春満開〜!プリマヴェーラ!!
緑・黄色・ピンクと、
見た目の彩りも完全に春。きゃわわ
もっっちりのお豆腐と甘味噌の
組み合わせ、間違いない (*゚-゚*)(*。_。*)
ふっくらと炊いた空豆の春らしい青々しさが
ふわっとした気分にさせてくれる。
そして何より、可愛らしくのった桜の花。
塩漬けかと思いきや、軽やかな食感。
フリーズドライとかかな(◎・ω・◎)?
塩みもないし、独特の苦味もなく、
ただただ春の桜の味わい。
八重桜の花びら1枚1枚が
口の中で静かに華やぐカンジが最高。
02. 茶碗蒸し
表面に散りばめられた柚子皮。
めっちゃくちゃ柚子。とっても柚子。
香り高くて、ぷるんっとしてて、
お餅も入っていたりと
たくさんの具材の食感が楽しい。好き。
03. 名物 豆腐しゅうまい
じつはコレ、
「梅の花カフェ」の方で何度か食べているし
あまり感動しないかも…と思いきや。
コースで出てくるので、
ほっかほっかの状態で食べられる。
蒸し籠のフタを開けた瞬間の
あまりの湯気立つ様子に、
CM撮影のワンシーンかな?って、
テーブルの会話が華やぎました
サーブのしかたって、結構だいじなのね。
しゅうまい自体も、みっちりずっしりと
具が詰まっていて、食べ応え抜群。
04. ふく福桜豆腐 桜海老あん掛け
はあああ、可愛い。目が美味しい。
器が可愛いのってテンション上がるよね。
ふく福桜豆腐は、
くつくつと火にかけられたまま運ばれます。
この淡いピンク色と、
陶器の深い青の組み合わせが好き
ふたを開けた瞬間に広がる
大豆の優しい香りに包まれる幸福感は
冷ややっこでも湯豆腐でも味わえない。
桜海老あん掛けも、ほんともう、
めっっっちゃ桜海老。
桜海老独特の香ばしさやジューシーさが
すっごいもう、なんなのコレもう…
お豆腐もあんもみんな優しいから、
桜海老の存在が際立っていて、
それなのに調和が取れているのがすごい。
05. 鱚の磯辺揚げ 春野菜添え
春の魚・鱚(キス)が来るとは、
なんて春らしく芳しいコトかしら。
コースだから、
揚げたての状態で届くのが嬉しい
ほっくりと揚がった鱚が
口触りをほうっとしてくれる。
鱚もさることながら、
たけのこの天ぷらの良い意味での青くささ、
ふきの天ぷらの瑞々しさが、
すっごくちゃんと、
春を味わっているって実感させてくれる。
06. 豆腐サラダ
しゅうまいと同じく、
コレも「梅の花カフェ」ではお馴染みで
そこそこの回数で食べてるんよね。
相変わらず、パリパリでんまんま(*´꒳`*)
07. 蒸し寿司 竹皮包み
08. 湯葉味噌汁
湯葉のお味噌汁も、
「梅の花カフェ」でお馴染みなので割愛。
竹皮に包まれた蒸し寿司が、
見た目もウキウキするし、
葉っぱ独特の風味が移って、良き。
具材もたっぷりとふんだんで、
食感も豊かな楽しいひとくち。
それにしても、
ふきと椎茸が、まあああ合うコト。
正直お腹いっぱいではあったのだけど
ひょいひょい食べられちゃう(ノω<`*)
09. よもぎ餅 あずき添え
…おっっかしいなあ、
お腹いっぱいなハズなのになあ。
モリモリと食べられちゃうんだよなあ。
よもぎ餅、というより、
よもぎのわらび餅。
きなこには、ほんの少しのシナモンかな?
甘すぎず、ぷりっともっちりしたわらび餅。
熱々の緑茶と合わさる安心感とゆったりさに
思わず深いため息が出ちゃう
ちなみに、友人は
「香梅ランチ(蟹とお寿司のセット)」を
頼んでいまして。
えっ、何この蟹、戦闘態勢で超カッコよい!
と、盛り上がったり。
やーーーん、
お寿司よいなあ、お寿司食べたかったなあ。
ちゃんとしたお寿司を食べに行くと
やっぱりそれなりにしちゃうけど、
ココのお寿司ランチはわりとお手頃かも
…次の、おきゅうりょう日、いつかな…
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近くにお出かけしていたついでに
フラリと入ったお店だったのだけど、
満足感がハンパなかった…!
お料理はどれも美味しくて、
雰囲気や接客もキチンとしていて、
何より
春の味覚を
日本のままに楽しめた
っていうのがすごく嬉しかった〜!
他でちょっとやりくりすれば
気兼ねなく楽しめるくらいの
価格設定なのもありがたい
四季折々の限定メニューがあるなら
これからも季節の料理を味わいに
行けたらよいなあ
さってと、ちょっぴり羽を伸ばした分、
今週は張り切って自炊しよ〜!٩( 'ω' )و
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和 梅の花
UMENOHANA Authentic Kaiseki Cuisine
場所:
BTSトンロー駅から徒歩15分
スクンビット通り55(トンロー通り)の
soi13を直進右手にある日本村モール内3階。
2 Floor 85 Nihonmura Mall Soi Akkaphat Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110 Thailand
関連ウェブサイト:
営業時間:
11:00〜15:00 / 18:00〜23:00
連絡先:
082-993-1193(日本語)
contact@umenohana.co.th