【チェンマイ】201711〜04_うっとりコムローイ祭り*イーペン ドイサケット | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

1年に1度、旧暦12月の満月の夜。

タイでロイクラトンの日と呼ばれるその日、
タイ東北部のチェンマイでは、
コムローイまつりが大規模に行われます。

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本っ当に幻想的で美しくて、
感嘆のため息しか出ない。


チェンマイ旅行1日目の夜、
そんなコムローイまつりに参加してきた


コムローイまつりは、
夜空にたくさんのランタン(天灯)が
舞い上がるおまつり乙女のトキメキ


ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」の
有名なシーンのモデルになったとも
言われています。


ジャケットイラストにも使われるくらいの
「あのシーン」ってカンジのアレ(*´艸`*)


タイにいる間に、ぜったいに
1度は行くべきおまつり。

日本にいても、コレを見るためだけに
タイに来るべきおまつり。

…と言われているし、私もそう思います。


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今回は、私にとっては
2回目のコムローイまつり。

2014年の来タイ1年目のときに行ったのは
イーペンランナーインターナショナル
という、最大規模のコムローイまつり。

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当時の感動ったら、言葉にならない!



そして今年の2017年は、
規模としては控えめなドイサケット会場
コムローイまつりに参加しました。

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ドイサケット会場があるのは、
ボーンサマッキー村というトコロ。

チェンマイ市内から車で1.5時間ほどの
場所にあり、近くにはドイサケット温泉も
あるトコロです。


ツアーをお願いしたのは、
ローカルの日系ツアー会社。

チェンマイ市内発着の日帰りツアーで、
ツアー料金は2,400バーツでした。



◆ ツアースケジュール

15:00
ミーティングポイントに集合。

15:30〜16:00
チェンマイ市内を出発。
約1時間ほどでボンサマッキー村に到着します。車窓から見える田舎の雰囲気を味わってください。

17:00
ボンサマッキー村に到着。
北タイランナー風でのお出迎え
自由行動
灯籠流し、屋台でお食事を楽しむ
ステージでの伝統舞踊鑑賞

19:45
指定のお席へお戻りください。
村長と郡長の挨拶スピーチ
コームロイの上げ方をご説明致します。

20:45
イベントのハイライト、コームロイ一斉上げ

21:30〜22:00
チェンマイ市内へ戻ります。


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集合場所は、
旧市街地の東側にある大きなホテル。

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インペリアル・メーピン・ホテル
153 Sridonchai Road, Chang Klan, Chiang Mai 50100, Tambon Chang Khlan, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50100
053 283 900

モン族市場も近いので、散策しながら
のんびりてくてくと向かいましたあしあと


が。

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バス、壊れちゃったハッ

ってなワケで、
代わりのバスをひたすら待つ。

タイあるある〜!!

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最終的に2時間以上遅れての出発。


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そして会場に着いたのは、19:30頃。

おまつりには何とか
間に合ってよかったー!。+゚(*ノ∀`*)。+゚


イーペン in ドイサケット

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ドイサケット会場は、広い広い野っ原に、
舞台や屋台、客席をいっぱい並べて、
そうしてできた手作り感満載の会場。

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チェンマイにあったランナー王国の
なごりを感じさせてくれる装飾や
民族衣装をまとった女の子たちが可愛いハート

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屋台もたくさんあって、しかも安いOK

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客層のターゲットが明らかに日本人で、
日本人が食べやすいメニューや、
日本語での案内もたくさん。

お・も・て・な・し。

商売のためというより、話してみると
温厚そうな人柄が多いなあって印象でした


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ロイクラトンが行われるのは、満月の夜。

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雨季はいつ終わるのかな、
雨が降ったら困っちゃうな、なんて
思っていたけれど、綺麗に晴れてくれた星空


指定された自分の席につくと、
席にはコムローイ上げに使う
コムローイがありました。

想像しているより、きっと大きいと思う!

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こんなに大きなランタンが、
ぶわあっと空にたくさん
舞い上がっていくのです乙女のトキメキ


本番の前に、
上げ方の説明もちゃんとあります。

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しかも日本語で。
通訳の女の子がほんわかしたカンジで
可愛らしくて微笑ましかったな〜(*´ω`*)


そしていよいよ。


点火!炎

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こうして燃やした燃料で熱された空気が
コムローイの内側にたまっていって、
風船のように膨らんでいき、
そして空へと飛んでいきます。

原理としては、熱気球と同じです。



カウントダウンをして、
「いっせーの!」で空に放ちます。

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飛んでけ、飛んでけ!

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願いを乗せて、
空へ、行ってらっしゃい。

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炎の明るさに照らされたどの人の顔も、
期待と嬉しさと興奮とで煌めいていました。


写真よりも、
動画のほうが綺麗かな(◎・ω・◎)?



ふわふわと、
儚く、でも力強く、
彼方へと飛んでいく無数のランタン。

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美しくて、美しくって。

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ワクワクして、
でもなんだか心細くって。

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自分たちのコムローイをそっと手放すとき、

まるで大切なものを見送るような、
頑張っておいでねって背中を押すような、

そんな感覚で送り出しました。


そうして姿が見えなくなるまで、
ただただ、見つめていました。


ああ、なんだか思い返していると、
ちょっぴり感慨深くなってしまうな。


写真でもなく、動画でもなく、
本当はあの場所にいないと、
きっとちっとも伝わらない。


なんてステキな景色の中に
私たちはいたのだろう。


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ロイクラトンの満月の夜。

チェンマイでは
コムローイまつりが有名だけど、

タイで一般的に行われるのは
クラトン流し(灯籠流し)。

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ドイサケット会場では、
灯籠流しも体験できましたキラキラ


バナナの葉っぱでつくられた
クラトンを水辺にそっと流します。



コムローイ上げ会場から少しばかり
歩いていった先にある小川。

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暗さと静けさにちょっぴり心細くなりながら
川へと向かいます。

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川へとつながる道も、川自体も、
ちゃんと装飾がされていて、
とても良い雰囲気でした。


コムローイは空へ。
クラトンは川へ。

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ロウソクの儚い光がゆらりゆらりと
幽かに消えていく姿が、いとあはれ。


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帰り道。


心が満たされると、
人って優しくなれるし、
初対面の人にも友好的になれる。

みんなニコニコしていて、嬉しそうで、
だから、ステキやモノに触れると、
しあわせな気持ちでいっぱいになる。

満ち足りた気持ちで、帰路につきました。



イベントは、おみやげつき。

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とっても手づくり感のあるおみやげ。


中には、ひとつひとつ、手をかけて
作ったであろう、ランナーの飾り。

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思い出もカタチあるものとして
持ち帰るコトができたようで、
こういうの、なんだか嬉しいな


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1番大きなコムローイまつり
「イーペンランナーインターナショナル」に
比べると、規模は断然小さいです。

空に上がるコムローイの数も少ない。

だけどなんだか、
このあたたかい風景と雰囲気が、
手づくり感あふれるこのイベントが、
とても心地よくって、
大好きだなあって思いました。


来られてよかったな。


また来年、
行くコトができたらよいのにな。