【映画】猫忍*猫×忍者、時代劇コメディ | + つれづれ in タイ・バンコク +

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2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

日本の実写時代劇映画「猫忍(ねこにん)
を観てきました

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◆ 公開日

日本公開:2017年05月20日
タイ公開:2017年10月27日


◆ 関連ウェブサイト



◆ 公式予告動画






◆ 関連作品


◆ あらすじ

天下泰平、江戸時代。
忍びの里・霧生からの抜け忍として、
「父上」と生きる陽炎太(かげろうた)。

しかし「父上」は猫だった!三毛猫

子どもの頃に、陽炎太を置いて抜け忍と
なった父にそっくりの猫は、父の変幻の術に
よるものに違いない。

里の追っ手を撒きつつも、大好きな父上と
ともに幸せに生きていこう。


◆ 感想

…は?忍者がテーマの映画?
見ないワケ、ないよね?
小学校の自由研究〜大学の卒業論文まで一貫してテーマが「忍者・忍術」の忍者オタクだよ



忍者も、萌える。

というキャッチコピーのこの映画。

いや、コチトラ、猫に萌える忍者に萌える
っていうか、猫と忍者ごと萌えるわムキーハート



はああああ、笑った!!
めっっっっっちゃんこ、笑った!!!

劇場内も、大爆笑。

日本語音声・英語&タイ語字幕だったものの
文字が読めないくらいのタイ人の子ども達も
もちろん大人たちも大爆笑。

子ども向けでは決してないけれど、
子どもにも分かりやすく面白いし、
大人も思いっきり笑える映画。
遠慮なく声を出して笑える、そんな作品。

普遍的な面白さと笑い。
そして猫は可愛い。ぶさ可愛い。
最高か?


ストーリーの展開上、敵対する勢力はあれど
根本的に悪い人がいないというのも好き
ポイント。
悪くない悪役、憎めない悪役が好き。
さいごはみんな仲良しっていうのが好き。
安心して観られるから好き。



忍者的なトコロはと言えば、もちろん
演出上「それはないね」っていうシーンは
多数あれど、なかなか良いのでは…?

チラリと映った密書の文字が忍びいろは
忍びいろはってコトは、伊賀者か…?
テンション上がるよねー!
七方出で変装してるのも、ふふふってなる。



それにしても、父上が可愛いかったな〜!

見た目はちょっとたるんだ「おっさん猫」。
しかしその抜けた顔がたまらん。
マッサージされている時の顔がたまらん。
マッサージ中の猫の顔がスクリーン全体に
ばあっんと映し出されているだけで、笑いが
アチコチなら起きていて、そういう笑いは
世界共通なんだなあって嬉しかったよ〜

反対に、遊び盛りのまだまだヤンチャな
「まごころ」。
目がくりんくりんしてて、自由奔放で、
これまた可愛い〜!ハート
こりゃあどうしたって癒されちゃうよ。
どんな人でも毒気を抜かれちゃうよ。
もはや最強の刺客!


ストーリーとしては、ツッコミどころがない
ワケではないけれど、勢いと可愛さと
個性強き各キャラクターの存在感とで
気にならないカンジ。

こういうの、好きよ?


主演の陽炎太を務めていた大野拓朗くんは
朝ドラファンにもお馴染みフェイス。

とと姉ちゃんでのウザキャラ「清」。
わろてんかでのおちゃらけキャラ「キース」。

陽炎太はあまり多くを語らず、眉間にいつも
シワが寄っていそうなキャラ。

今までとイメージがぜんぜん違う!

それでもこの笑いのための間の取り方とかが
すごく上手くて、コメディとシリアスの間の
バランスがハマっているんだろうなあ。
今後の活躍も楽しみ。


他の役者陣も良かった!
ナレーションが森本レオな時点で
「あ、この映画、たぶん好き」ってなった。



難しく考えるコトなく、肩の力を抜いて
気楽に楽しめる映画でした。

いやあ、笑った、笑った!