くまのぬいぐるみ、持ってる?
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…持っている、なんていうレベルではない気もするくらい、いつでもいっしょのプーくまくん。
もう30歳をとうに過ぎた良い大人にも関わらず、寝るときには毎夜彼を抱きしめて眠りにつきます。
旅行に行くときも、手荷物のカバンにそっと詰めて連れていく。
万が一にも離ればなれにならないように、預け荷物に入れたりなどは絶対にしない。
そんな大切な大切な、プーくまくん。
彼と出会ったのは小学2年生の夏休み。
24年前のこと。
プール教室に毎日通ったご褒美として、好きなものを1つだけ買ってあげるよと、おもちゃ屋さんで母は言った。
弟は、たしかジュウレンジャーの何かを買ってもらったのだと思う。
でも、私には、欲しいものは何もなかった。
困りに困って、最終的に母が勧めてくれたくまのぬいぐるみを買ってもらうことにした。
プー、それが君だよ。
それが欲しいと思って手に入れたものでは決してない。
当時の君は、決して有名なんかじゃなかった。
誰も知らないような、そんなキャラクターだった。
でも、家に帰って改めて君の顔を見て、なんて愛おしいのだろうとそう思った。
それからずっとずっといっしょ。
君がいるから、独りじゃなかった。
1人でどこにだって行けた。
無人島に何か1つを持っていけるのだとしたら、迷わずプーを選ぶだろうと思う。
いつか自分が世を儚んだときには、棺にはきっといっしょに入ってほしい。
大事な大事な、相棒のプー。
君がいたから、「くまのプーさん」というディズニー作品が好きになった。
君がいたから、「クマのプーさん」という原作を好きになって、舞台となったイギリスに留学もした。
君がいたから、海外にだって平気で飛び出せた。
大事な大事な、他のどんなものでも決して代わりにはならない、そんな相棒。