【映画】INTO THE WOODS | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

ディズニー最新作のミュージカル映画「INTO THE WOODS(イントゥ・ザ・ウッズ)」を観てきたヽ(*´∀`)ノ

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日本での公開は2015年03月14日(土)だそうで。
タイの方が2ヶ月ほど公開が早かった!
話題先取りいえーいヾ(*'▽'*)/


以下、ネタバレ注意


とってもファンタジーなミュージカル作品。
元々ブロードウェイで上演されていた舞台なので、映画でも舞台の演出が引き継がれているんだろうな、というシーンもすごく多かった気がします。
あ、いま奈落を使ったな、とか、いま下手からサスを入れて他は落としてストップモーションだな、とか、舞台奥から1人ずつ前に出てくる動きなんだろうな、とか。
映画で観ているのに、舞台版も想像出来るようなカンジが面白い(*´ω`*)

お話は、「おとぎ話」に出てくるキーアイテムを集めるコトで、それぞれのおとぎ話のストーリーが進んでいく形式の物語。
魔女に「子どもが授からない」呪いをかけられたパン屋の夫婦が、呪いを解くために、4つのアイテムを求めて森の中へと進んでいくことで、物語も進んでいきます。

アイテムの1つは、「ジャックと豆の木」でジャックが魔法の豆と交換する白い牛。
ジャックに魔法の豆を与えたのが、このパン屋夫婦。

1つは、「赤ずきん」の赤い頭巾。
オオカミから赤ずきんを助けだしたのが、パン屋の旦那。

1つは、金色の髪こと「corn」。
夫婦に呪いをかけた魔女に育てられた「ラプンツェル」の長い髪を切り出してしまったのが、パン屋の奥さん。

1つは、「シンデレラ」のくつ。
ちょっぴり乗り気ではなかったシンデレラの相談に乗ったりするコトで、最終的に結ばれた?シンデレラから、くつの片方をゲットしたのが、パン屋の奥さん。

個人的には、シンデレラの結婚式のあたりで終わってくれたら、ストーリー的に完全ハッピーエンドですっごく大好きだったのだけれど、でも、こういうエンディングもありなのかな、って。
ちょっぴり不完全燃焼な終わりだったけど、終わりの「Children Will Listen」という「子どもたちよ聴いておくれ、昔々あるところに…」的な歌も、そのシーンも幻想的で好きだったので良かった!
作品が1番伝えたかったのは、コレを含めたエンディングの2曲だったのかなって感じました。


ミュージカル映画なので、もちろん随所に歌がいっぱい!
やっぱり主要メンバー全員がそれぞれに歌って重なる最初の「I Wish~♪」が1番好きー!


そして何より1番の見どころは、キャラクターのユニークさ!
誰をとっても個性的で面白い!シンデレラの意地悪なお姉さん達のようなチョイ役でもバッチリ印象に残る(*´艸`*)
中でも特に好きだったのは、意思の強そうな眉毛がチャーミングな赤ずきんと、それを狙うジョニーデップ演じるオオカミ。
ジョニデはやっぱりインパクトあるなあ!
でも、「ジョニデ出演!」を大々的に宣伝しているわりには、登場シーンは少なめ。それをもってしても、めちゃくちゃ印象に残るのだけれど。゚(。ノωヽ。)゚。

それと、「ジャックと豆の木」のジャックの子が、何となく「映画レ・ミゼラブル」でガブローシュを演じていた子に似ているなーって思って観ていたら、当の本人のダニエル・ハトルストーンくん!
ガブのときより大きくなってる!でもまだボーイソプラノ∑d(*゚∀゚*)

あとあと、シンデレラとラプンツェルのW王子なコンビがすっごいツボった!
何故、脱ぐ、そこで!(。ノωノ)
もうお互いに姫たちのコトなんか忘れて、2人で手を携えて国家運営をしていったらよいよ。



ストーリーは、ときどき「ご都合主義」な展開も見え隠れしていた気もするけれど、歌で強引に展開していくのはミュージカルでは良くあるコトだし、たぶん繰り返し観て理解が深まれば、また違う印象になると思う!
…願わくは、日本語吹き替えとか、日本語字幕とか、何て言っているのか理解できるようになったもので繰り返し観たいかな( /σ(エ) σ)/☆