小学校の思い出 | バンタンを好きでいるブログ

今日はイジメっ子とその取り巻きの話。

はっきり申し上げますが、バンタン出てきません😅。


あれは、私が10才くらいの時なので、今からン十年前の話。


私は通っていた小学校の近くにある英語教室に通うことになった。

そこは、日本人のおばさまが自宅で開いている教室で(今思えばE◯Cジュニアみたいなところ)、たぶん一つの時間に10人くらいを教えてるような場所だった。


小学校の近くなので、そこの生徒もほとんど同じ小学校の子たち。時間ごとで学年を分けていたのか、同じ学年の子達が集められていた。


ただ、私は年度途中の中途半端な時期に入ったので、すでに何ヵ月かレッスンをやってきた子達の中に途中で放り込まれた形になった。


そして、そのメンバーは同じ小学校の同級生ではあるが、私とクラスが違う子達ばかりで、正直名前もハッキリ知らない子達がほとんどだった。

ただ一人だけ母同士が仲が良くて、他の習い事もたまたま一緒の女の子Aちゃんがいた。その子は優等生で勉強も運動もできて真面目で、非の打ち所のない子だった。


1回目のレッスンに行った時、もう最初から空気がおかしかった。ほとんど知らない子達が私の方を見てコソコソなんかしゃべってる。それも明らかに私のことをいいことは言ってないのを空気で感じる。むしろ、私の悪口言ってますって私に分かるようにしゃべっている。こちらは相手が誰なのかもわからないのに。しゃべったこともないのに。私の頭の中は「?」でいっぱいになった。


そして、その日のレッスンが終わったとき、「?」が確信に変わった。外まで見送りにきた先生がみんなに、「もう夕方で危ないからみんな一緒に帰りなさいよ」

と言って家の中に戻っていくと、途端に私は一人のリーダーっぽい女の子Bとその取り巻きに囲まれた。そして、ほぼ初対面のBが私に向かってこう言い放った。

「私たち、あんたのことが嫌いやねん。一緒に帰りたくないから一人で帰って」

そして、その後ろに控えていた取り巻きその1が

「なんか、態度がムカつくねん。」と続いた。その後も取り巻きたちがよく似たようなセリフを次々言ってきた。細かくは覚えてないけれど、容姿のことや、着ている服のセンスなどまぁ、ケチョンケチョンに言われた。


そのとき、私は心の中で

「何だこのダサい集団は凝視

と思っていた。

私は「わかった。一人で帰るわ」とその子たちに告げた。そのとき、その取り巻きの後ろにいたAちゃんが私の方に近づこうとした。すると、そのイジメっ子と取り巻きがAちゃんに猫なで声で「Aちゃんは私らと一緒に帰ろー🎵」といいながら私に近づかせないようにした。


私は正直、その子たちと帰りたい気持ちなんて1ミクロンも持ち合わせてなかったので、わざと遠回りをして徒歩10分で帰れるところを30分以上かけて帰った。


家に帰りつくと母が玄関で待っていて

「あんた、今まで何してたん?Aちゃんが心配して電話してきてくれたんやで。」と言った。

あわてて、Aちゃんの家に電話をかけると、Aちゃんが泣きながら私に謝って、私がその教室に入るまでBたちのターゲットはずっとAちゃんだったこと。無視されたり、聞こえるように悪口を言われる日々だったこと。今回、私という新たなターゲットができたことで、ターゲットを追い込む手段として急に手のひらを返してきたことを教えてくれた。

もう救いようがなくダサい子たちだった。


当時10才の私でもわかるダサい子達だったけれど、Bは周りに取り巻きを従えることで自分は特別で選ばれた存在だと思い込み、取り巻きたちもまた、そのリーダーと一緒にターゲットをいじめることで、自分は選ばれし民だと思い込む。実態はただの盛大なる勘違いだ。


この、アメブロの世界でも、そういう盛大なる勘違い集団がいるらしい。

縁もゆかりもない異国のアイドルをターゲットにして、仮想の敵を作り上げ、時には被害者ぶってみたりして、ワーワー大声で騒いでいる。

どうやら、私と同世代のいい大人らしいのに、発想ややってることは、私が出会ったダサい小学生と同じときたもんだ。


いい加減、自分たちのダサさ加減に気づいたらいいのにね。