私には娘が二人いる。
下の娘はテテペン
彼女がARMYになった時期はたぶん私とあんまり変わらない。私よりは先から、私よりは詳しくバンタンを知っていたけど、まだ当時小学生だった彼女は、バンタンを追うというよりは、ARMY がつくった面白動画をただ面白がってみていただけだった。
その頃からテテのことは、この人の顔カッコいいとは思ってたらしいが、そこ止まりだった。
私が動画を急に漁り始め、ズブズブと沼にハマり始めた時、最初は「急にどうしたん?」と怪訝な顔をしていたけれど、すぐにつられるように彼女も沼に飛び込んできた
そこからは、私と競いあうように彼らを追いかけ、お互い情報を交換し、大いに盛り上がった🎵
彼女はテテ推し。推しケミはクオズ。
私はグク推し。推しケミはグテ。
最推しは違うけれど、バンタンみんな好きなのは一致し、彼女とバンタン話するのは楽しくて仕方がない。
彼女の姉である上の娘はKポップ、ジャニーズ、戦隊系なんでもこいの雑食系。バンタンももちろん好きだけれど、どちらかといえば、オーディション番組から追いかけてるグループに熱心だ。
ちなみにバンタンでの最推しはユンギ。
でも、彼女たちは相手の推しを否定しない。
それぞれどうしても、私も含め、推しの話題に飛びつくし、それぞれの推しの話題を聞いてほしくて、お互い熱く語りがち。でも、それに対して、「私、興味ないわ」とか、「うちの推しのほうが」とか言わない。ニコニコ聞いて、グッドニュースは、自分の推しのじゃなくても喜ぶ。
ほんと、推し方のお手本みたいで、私もうっかり他グルの子を「 この子は私の好みじゃないな」とか口に出して言っちゃわないように自分を戒めている。
ちなみに、下の娘が生まれて初めて自分のお小遣いで買ったアルバムはテテのLayoverで、それは大切に大切に聴いている。
私も彼女の影響で洋楽も聴くようになった。
生活面でも、今まで人の前に出るのが嫌いで、前に出て自分の名前を言うだけで泣いてたのに、バンタンにハマり始めてからダンスに興味を持ち、主にKポップヨジャドルのダンスを真似るようになり、中学ではダンスボーカル部に入って、今では校内コンサートのMCまでやっている。小学4年生まで習っていたバレエは嫌々で、自主練なんてしたことなかったのに、今では暇さえあれば鏡に自分を写しながらダンスの練習をしている。
今まで、やりたくないことは絶対やらない、冒険も挑戦も大嫌い。目立つことは極力やらないを通してきた娘が、怒られても、指摘されても、ダンスチームから外されて自分がやりたかった曲ができなくても、腐らず心折れず、挑戦を続けるようになった。ダメだったとき、次はどうすればいいのか自分で考えるようになった。部活の話だけにとらわれず、将来についてもどんどん新しい世界の扉を開くことを躊躇しなくなった。どうせ無理とか、そこまでたどり着ける気がしないとか、自分で限界を作らず、その夢の実現のために、今何ができるかを考えて動くようになった。
もはや、それはバンタンと関係のないところに来ている。でも、間違いなく彼女の世界を広げたキッカケはバンタンとテテだと思う
娘もまた、彼女に人生に必要なタイミングでバンタンに出会えた一人なんだなぁと心のなかでニマニマしながら応援している
とんだ親バカブログだけれど、一番近くて実生活では唯一のアミ友である娘の自慢をしてみた
完全、自己満足です。
※画像はXからお借りしました。