…そんなダジャレは出回ってないと思いますが、ニュースを流し聞きしているとよく聞くこの英語、TPP。本来ならこの様ななんだかややこしくて小難しい内容をトピックに上げるのは僕自身いつもは避けていますが、ニュージーランドにいれば、この3つのイニシャルは日本とニュージーランド両国に大きな関係があるもので、アホな僕でも気になる内容なので、この場を使って勉強していく事にします。
まずTPPとは何の略なのか?絶対なんかの略なんだろうなと思ったので、さっそく調べると、英語名はTrans-Pacific Partnership。日本語では環太平洋戦略的経済連帯協定といいます。
簡単に言うと、輸出入に課せられる関税を完全に取払い、国ごとに異なるサービスや投資、物品の検品のルールも取り払って、国境を越えて物が自由に行き来出来る様にして、サービス、医療、投資、雇用に関してもルールの統一をしていこうという試みなんだそうです。
このTPPにはアメリカ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリ、オーストラリア、ペルー、マレーシア、ベトナムの9ヶ国が参加を表明しています。「表明」と言う事なので、つまりまだ締結された物ではなく、現在も交渉が進行中という状況なんでしょうか。そして、このTPPには日本も参加すべきか?と言う事が大きな議論になっています。実は元々はニュージーランドとシンガポールの間で締結された協定がベースになっているようです。
単純に考えると、ややこしい各国間のルールが統一されて、関税もかからないし、良い事なんじゃないかな?と思います。しかし、TPPが締結されると色々な分野で問題が起こうる可能性があるようです。
ルールを統一、自由化すると、例えば、日本の高い食品安全基準が、他国の低い基準に合わせて緩くなっちゃったり、医療に関しても、自由化になるとなれば、医者自身が医療費を設定出来る様になるため、医療費が高くなったり、医療の質自体も低下する恐れも出てくる様です。また、知的財産も輸出入の自由化の対象になり、外国人雇用者が日本国内に流入すると、日本人自身の失業率低下にもつながると言われています。
TPPの影響において僕が一番気になる分野は「農業」。輸入関税を撤廃する事で外国の安い農産物が多く日本市場に出回り、国内の生産物が立ちいかなくなり、国産の生産物が減少していく恐れがあると言う事。TPPのせいでどんどん海外に農産物を依存するはめになるなんてのは変な話ですね。
TPPについて掘り下げていくと色々「思惑」のような物が出てきそうな予感もします。参加国の中に当たり前の様にアメリカ政府が入っている状態も何かまた「裏の事情」みたいな物がありそうできな臭いですね。
発案国ニュージーランドに与える利益、アメリカ政府との関係性なんかも知りたくなってきます。