広播(こうはん)太極拳の型

広播(こうはん)太極拳は、最新の型で、ゆったりと伸びやかな動作で、ほとんど前を向いている型で、左右や後ろに向いたりしない。

全套路演武と詳細解説

予備式
 前を向いて、まっすぐに立つ
 こころを落ち着かす

動作1  起式(チ−シー)

動作2  擠将(手へんに直す)式(ジーリューシー)
動作3  斜飛式(シェフェイシー)

動作4  倒巻肱(ダオジェンホン)

動作5  楼膝拗歩(ローシーアオブー)

動作6  海底針、扇通臂(ハイディジェン、シャントンビー)
 
動作7  足登(足へんに登で一文字)脚貫耳(ドンジャオグワンア−)

動作8  金鶏独立(ジンジードゥーリー)

動作9  転身衝拳、如封似閉(ジュワンシェンチョンチュエン、ルーフォンスンビー)

 正面を向いて自然体で立つ。左足を軸に体重をかけて身体を右に90度回転させ、右足を一歩前に出し踵をつけて出し、手は、右手は前に、中段手刀に構え、左手は腰の位置で拳を握る。
 次に体重を右足に移動しながら、左手の拳を前に突きだす、右手は左手首に添える。

左手の拳を開いて、左足に体重移動しながら後退する。手の位置は前に出した時は顔の前、
後退する時は腰の位置になる。
 次は右足に体重移動しながら、両手を顔の前の位置で前に推し出す。

 今度は左右反対になる。左に体重を移動し後退、右足を左90度回して正面をむく。右足に体重をかけて、さらに身体を左に90度回転させ、右足片足立ちしてゆく。
 この時の手は、右手は腰の位置で拳を握る、左手は手刀で構える。次に体重を左足に移動しながら、右手の拳を前に突きだす、左手は右手首に添える。

右手の拳を開いて、右足に体重移動しながら後退する。手の位置は前に出した時は顔の前、
後退する時は腰の位置になる。
 次は左足に体重移動しながら、両手を顔の前の位置で前に推し出す。 
 次に右足軸にして後退し、左足を右90度回して正面をむく。







動作10  雲手(ユンショウ)


 右手を顔の前まで上げ、手のひらは自分の方へ向く。左手は臍の前で手のひらは自分の方へ向ける。上半身を左に回す、この時左足に体重移動、手は身体の前で両腕ともに左に回わす。

右手が身体の左側にきたら、右手の平を返して、手の甲が自分がわ、手を左から右へガラス窓拭きの様に上半身と一緒に右へ回す。この時、体重も右足に移動となる。

次は左右反対の動作、

右手が身体の右側にきたら、左右の手の位置を入れ替える。右手を臍の位置まで下げる、左手は顔の位置まで上げ、手の平を返して、手の甲が自分がわ、右から左へガラス窓拭きの様に上半身と一緒に左へ回す。この時、体重も左足に移動する。



動作11  攬雀尾(ランチュエウェイ)

動作12  収式(ショウシー)