橘清芒 昭和時代の歌人




1

春の風 朝起きた時に 花粉舞う  

鼻水でて 鼻もてんやわんや



2

桜散り 花びら舞い込む カレー皿  

春の風味 ほんのり桜のかほり



3

新年度 目標立てても 忘れそう

チョコの甘味 選ぶことばかり



4

花見の席 宴会の後に 山盛りの  

食べ残しある 誰も目を合わせず



5

ウグイスが 上手に鳴けずに 練習中  

周りの鳥が 笑いを堪えて



6

春の夜 虫たちのバンド 心地よく  

音に混ざって 猫もいるアオーン



7

桜餅 葉っぱが香る 春の味  

葉っぱは食べない 苦手な私



8

草むらに ひっそり咲く花 名も知らず  

図鑑を見れば 立派な花かも



9

新学期 教科書の隙間に 忍び込む  

お気に入りの 漫画の落書き