1匹の♀の不妊手術を済ませなかった結果
どんどん...産まれて
次々に亡くなって
運よく生き残れた子は
また...産んで
そして命が消える
人間が悪い
猫は悪くない
いつも、いつも
猫が犠牲になっています
6月27日に相談者さんが
餌を持参で訪問し
既に崩壊している状態を
写メで確認できていました
↓ この♂は外に出てて
相談者さんが訪問時に
室内に誘導した子だそうですが
保護に行った時（6/30）には
室内で亡くなっていました
写真は撮っていますが
亡くなった子たちの姿が
あまりにも酷くて...載せられません
相談者さんが飼主に話して
事前に所有権の放棄の確認をし
書面を交わしてくれましたが...
あまり意味がなかったかも
1日も早く保護に向かわなければ...と
気持ちは焦りましたが
仕事もありトライアルのお届けもありで
6/30
段取り万全で向かいました
防御服
ヘアーキャップ
靴カバーに手袋
粉塵マスク
キャリーは猫の数以上に用意し
捕獲器は2台
ノミが物凄いと聞いていたので
素早く保護して室内滞在時間を
最短にしよう
網戸がないので
窓はオープンな状態でしたが
一足先に到着した相談者さんが
飼主に猫を確認してもらいながら
猫たちを
ベランダから室内に誘導して
全員室内！という準備の中
入りました
いつからお世話ができなくなったのか
匂いもさることながら
糞があちこちに
糞だらけでした
キャリーを置くスペース確保も
ままならない状態
足で物を（糞も）避けて
Mケージに数匹入ってくれたら...と
思ったのですが
窓を閉めたりで
興奮している猫たちは
押し入れに入り込んでしまったり
逃げようと走り回って
大騒ぎ
それでも...
飼主が何匹かはキャリーに入れました
聞いていた情報は
性別はハッキリしませんでしたが
総数が12匹
（成猫が10匹で仔猫1匹子猫1匹）
でも...
違っていました
成猫（♂）2匹が亡くなっていて
仔猫１匹の亡骸もあって
成猫10匹子猫1匹を保護
保護が終わった後に
もう残っていないかと
押し入れの中の段ボールを出していたら
産まれて間もない仔猫の亡骸が6匹も
段ボールと段ボールの隙間に...
いつ産まれたのか
飼い主も分からないというので
飼主が部屋から出て車中生活を始めてから
産まれた子でしょう...
誓約書の頭数が違ってしまいました
押し入れの段ボールを出してる時
ピンクの水玉の猫ベットが出てきました
未使用のキレイな猫ベットを見た時
...辛くて...
臭さ以上に呼吸が苦しくなりました
飼主が猫たちのために買い
猫たちに使ってほしかった猫ベット
どうしてこんなことになってしまったのか
後悔しても遅いけど
猫たちの様子から
猫たちを可愛がっていたと分かります
電気もガスも止まって
1日1回餌を置きに入る
↑
やらないよりマシですが
水が...なかった
もっと早くにSOSをしていたら...
飼主自身も辛かったと思うけど
猫たちは自分ではどうすることもできないから
糞尿にまみれた室内で
生きるしかなかったのですよ
金儲けのために劣悪な環境で繁殖を続けて
産まなくなったら放棄する
繁殖屋とは違いますが
劣悪な環境下で飼育を続けたのを
虐待と判断されても仕方ない
バカな飼主は
飼い猫の把握ができてなかったので
もしかして、隠れていたら...と
捕獲器2台をセットしてきましたが
反応はなかったようです
段ボールに移し替えた亡骸を
そのままにはしておけないので
警察に通報しました
それぞれが事情を聞かれ
亡骸は警察で引取をしてくれました
飼主の体調は悪く
入院できても余命は短い
生活保護の申請中
今は
仕事もできていて何の問題もなく
猫と暮らしていた頃を思い出し
猫に申し訳ないと後悔してくれてると
思いたい
人を助けてはあげられませんが
助かった猫たちの幸せのために
もう少しお手伝いしようと思います
11匹の子たちには
亡くなった子たちの分も
幸せになってほしいです
確認の写真を撮っていたら
ポツポツと...
亡くなった子たちの涙雨
rompoさん、sayakaママ
おつかれさまでした
猫たちを引き上げた後
動物病院へ直行できるように
お手配くださった
「猫の森」さま
ありがとうございました
この子たちの
預かりボランティアを募集しています
預かりボランティアは条件がありますので
お問い合わせください
引っ越す前の家で
5年前に仔猫が1匹...
家に転がり込んできた
それが5歳のママで
不妊手術をせずに出入り自由にしてて
増えたと
引っ越す時に
置いてきた子もいるだろうし
この部屋で何匹も亡くなっているんじゃないかと
想像できます
やっぱり
バカという言葉しか思いつきません
フードや消耗品のご支援もお願いします
多少の賞味期限切れでもありがたいです
文字数制限があるので
今日は、ここまでになります