ぷーかの手術は、午後1時からだった。
手術前に、手術着(浴衣みたいなやつ)に着替えて、点滴。
朝ごはん無し、昼ごはんも無し。仕方がない。
手術室へは、点滴棒自分で持って、看護師さんと母と3人で歩いて行った。
母と、手術室前でバイバイして、看護師さんと2人で手術室へ入る。
手術室は二重扉になっていて、2番目の扉の前で少し待っていると、手術室専門の看護師さんが、名前と生年月日を聞いて来て、
手術室の扉から、中へ。
まず、シャワーキャップみたいなものをかぶって、ベッドに横になります。(仰向けではなく、横向きね)
そっから、背中に麻酔入れてくんだけど(これをやっとくと、術後に傷が痛まなくて、かなり良いらしい)
その麻酔、かなり卵巣の腫瘍に響くのね。
看護師さんと麻酔科の先生が一緒になってぷーかのこと見てくれてて、看護師さんに「お腹が痛いです」というと、
看護師さんが麻酔科の先生に合図して、痛み止めを入れてくれるの。
なんとか背中の麻酔が終わって、上向きになったら、
口に白っぽいマスクをつけられて、「眠くなりますよー」って。
ああ、これが全身麻酔かあ・・・って思って、何度か深呼吸したら、
次の瞬間、意識が無くなってた。
「ぷーかさーん、あれ、起きないな?」
「ぷーかさーん」
・・・眠い・・・
目が覚めたら、身体中にいろんな機械が繋がれてて、
お腹の辺りが痛いやら、喉がカラカラやらで、喋れない。
手術は、予定より1時間遅れたけど、
無事に終わったみたいだ。