先日、大手町の日経ビル、正式名称「日本経済新聞社東京本社ビル」を訪ねる機会があった。
まだ新しいこのビルは、隣接するJAビル、経団連ビルと共に、
元は合同庁舎1号館、2号館があった跡地の再開発によって建てられたもの。
地上31階建ての威容を誇る。
かねてからこのビルへは、3階の日経ホールや6階の日経カンファレンスルームへ
行くことはあったが、今回は2階にある「SPACE NIO」が目的の場所。
いつもは地下道から直接エレベーターで所用階へ向かうのだが、
今回は正面玄関から入って、受付の前を通り、エスカレーターで2階へ上がる。
エスカレーターを降りたここが2階の『SPACE NIO』と呼ばれる日経グループの情報発信基地。
広々とした1階ホールを見下ろす。
『メディアウォール』と呼ばれる電光掲示板があって、株価などが速報されている。
曲線を上手に使った空間装飾が、「日経」の堅さを和らげ、斬新さを演出している。
右手のガラスの壁面は日経平均株価の歴史を刻んだ『NIKKEI225ヒストリーウォール』。
2階には、タリーズコーヒーや日経関連図書を販売する本屋、
さらにクイズなどが楽しめるタッチパネルモニターがたくさん置かれている。
この一角にある『多目的スペース』。
セミナー開始までには、まだ30分以上の間があった。