新しい車が来た。
このたび消費税増税と、車検を迎えることもあり、9年乗ったアルファードちゃんとお別れをすることになった。
息子の野球の送り迎えや娘の塾の深夜のお迎え、よーくかんがえてみたら小学生だった娘が中学受験をするときも、大学受験をするときもこの便利ででっかい車があったから安心して夜道でもテレビ見ながら待っていられたんだわね。
スライドドアで荷物がぼんぼん積めて、東京から大阪まで走ってもガソリンタンク4分の3分しか消費しないし、何よりもあの大きなボディなのによく走るんだよねえ。御殿場のだらだら坂もスイスイでしたもの。
買うときにトヨタの人が「後部座席は新幹線のグリーン車以上ですから」と言ってたのを子どもたちは実感したと思うわ。
さてさてどっこも悪くない車を手ばなすにはちょっとした葛藤もある。
車の顔が好みじゃなく、まったくもってスタイルはかっこいいと思わないけど、不満はその一点だけ。
長年連れ添った夫を「見た目が悪いし、もう少ししたら病気ばっかりするかもしれないから。ちょっとはげちゃってるし。」といって放り出すような気持ちになるワタクシ。
ごめんね。アルファードちゃん。
そしてせめて次もアルファードにしようかと試乗し、何度も何度も考えたけど結局値段の点で折り合いがつかなかったのと、サイズの関係(ちょっとだけサイズアップしてた)で車庫証明が取れないことがわかって、以前からの憧れ、イケメンふぇーすのハリアーちゃんに決めました。
別にハリアーだから、じゃないと思うけど9年の月日は安全装置を飛躍的に向上させていて、色々な衝突防止装置にふらつき防止、渋滞中ブレーキを踏んでなくても進まない(ホールド機能)とかがたぶん標準装備でついている。一般道でも一定車間を開けての前車追尾機能もあるし。何よりもびっくりなのが、サイドブレーキが自動。
解除も自動。
これが一番違和感があって、いまでもサイドブレーキを解除しようとして左足が浮いてしまうもの。
ようするに坂道発進でさがっちゃう、とか
サイド踏み忘れてうごいちゃう、とかはもうないわけね。
こんなのになれちゃったらぼーっとしちゃうわよ、絶対。
信号待ちや渋滞のたびにブレーキを踏んだりちょっとゆるめたり、アクセルを踏んだりという一連の動作が結構自動化されちゃってるんだからねえ。
人のうっかりを防止するために、人がどんどんうっかりした性格になりそう。
もういっそオール自動化しちゃえばいいのにね。せめて高速だけでもさ。
あおり運転も、安全装置がついてたらできないんだから・・・。
車は進化し、人は退化する。
車のグレードが下がったので、当たり前だが室内鏡をあけてもライトはつかないし、HDDナビじゃないので自動でCDを録音したりはしてくれない。
若い彼氏はスペックが低いのだ。
走りもスポーティーでかっこいいけど、坂道で疲れてからの中年の粘りのような頑張りはきかないらしい。
バブル期のぎらぎらした若者は中年~老年になってもタフな感じがするけど、まさにそんな感じを実感しております。
まあでももうアルファードちゃんはお目目が濁っちゃって白内障そのものだったから。
ごめんね。そしてありがとうね。
ディーラーで撮ってもらったアルファードちゃんの写真、一生大事には置いておけないけど、たまには取り出してみることにするわ。
いつかまたね。
ばいばい。