白ネコまるすとキジ白ぽんたの勝手に解説!

 

さて、最後に牛馬出米(ぎゅうばでまい)と浮得出米(うきとくでまい)だね


それも解説してにゃん


まず、浮得出米は『沖縄県旧慣租税制度』によれば「元禄一二年(一六九九)に芭蕉、唐芋、室藺の三品について、現品取引を改めて、敷地を測量して高を定め、浮得税から移して本租に附加した(略)。しかし、当時、従来納めてきた現品を米に換算した額と、新たに総高に課した納額を比較すると二六石の不足を確認した。この不足を補うために両先島及び慶良間を除いて高一石について三勺八才づつの比例によって賦課徴収することになったものを浮得出米とした」と書いてあるよ(注1)


これも予想生産量23.28962石に0.00038を乗じても0.01530石にはならないにゃん


そうだにゃ。まあ、同じ理由なんだろうね。そして牛馬出米は同じく『沖縄県旧慣租税制度』によれば「牛馬の数を標準として山野に賦課した租税であり、薩摩藩に納めるために徴収したのである。(略)ところで、沖縄でこれを取り立てるには、或いは牛馬数により、或いは高割として徴収すなど方法はまちまちだったが、元禄七年(一六九四)になって一疋について一升九合四勺七才の比例により当時の牛馬の現在数二二,七七三疋に対して出米を命じた。後々は、この出米総額を牛馬数に応じて各間切の高に割り付けすることに改めた(略)」と書いてあるよ(注2)


これは間切の牛馬数がわからないから、そもそも計算はできないにゃ


そうだね。でも畠は計算するとぴたりとあうよ


そうだにゃ

 

(注1、2)『那覇市史 資料篇 第1巻1 考古・中世資料』181ページ