中学生から倉本聰(「北の国から」脚本家)の世界にはまり
ほとんどのシナリオやエッセイを読んだンですが。
(倉本氏は~「したんだけど」の「ん」を「ン」って表記されるんです)
中学生からみても
平たくない感情描写とか
人間て一筋縄ではいかないんだなとか
正が偽になることもあるんだなぁ~
とかとか、大人になった気分で読んでたのですが。
12年くらい前に
久しぶりにドラマを書き下ろされた♪
ということで毎回観ていました。
ガチャガチャしてない、ちょっとズキズキそしてほっこりとした
北国の親子関係や人間に焦点を当てたそのドラマは
安心してみられるものでした。
(ん、何か上から目線的?)
が。
いかんせん、何だか昭和テイストが溢れていて。
一つの(わたしの中の師)時代が終わった感満載でしたが。
最近、自分も歳をとったせいか
再び師に返り咲いている??
と気になり読んでみました。
たしか、どこかの局のプロデューサーとケンカして
もう東京にいたくないって北海道、それも富良野の山奥に
引っ越してしまった倉本氏。
電気がない
水がひかれてない
熊が住んでた土地
そんな暮らしから
「石油と水、どっちが大事ですか?」
と問いかける。
あの頃、そんな言葉にシビレタ自分もまだいるんだと実感。
変わらず
「もう少し不便な暮らしにチェンジすべき時なのではないか」
という自然への畏怖を訴える氏。
どこからどこまでも
便利さ という点では恐ろしいほどに便利になった世の中。
思う所は多々あります。
が。私の率直かつ浅薄な疑問として。
倉本氏はすっごいヘビースモーカーで、
(現在は知らないけれど)
TV出演する時も常時吸っていたような記憶があります。
1日に60本から80本、50年以上も吸い続けていて
「3本目の腕、2個目の脳」と公言するほどの愛煙家
<引用元:https://www.j-cast.com/2013/10/31187819.html>
なのに、御年82歳で、新たな脚本書いちゃうほどお元気。。。
煙草が体に悪い、とは1ミクロンも思われていないからなのか
富良野の森のフィトンチッドを存分に浴びられているからなのか。
わたしの中では かなり謎なのであります。