製作国:1969年日本映画
上映時間:1時間31分
配給:松竹
監督・脚本:深作欣二
キャスト:丸山明宏、小沢栄太郎、田村正和
【あらすじ】
「黒蜥蜴」に続く女装の麗人・丸山明宏主演の異色作。黒薔薇の館に君臨する謎の美女と、組織を裏切って人を殺し、組織と警察の両方から追われる青年との死をも恐れぬ絶対の愛を描く。前作は三島由紀夫の舞台劇の映画化だったが、今回は映画用のオリジナル・ストーリー。
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今年の5本目。
池袋新文芸座にて。
美輪さまを楽しむ。というテーマのこの上映会。
(シャンソン歌手ナイトって銘打たれてましたけどねw)
これは本当に美輪様の歌とファッションショーが楽しめます。
いつも黒い造花を持ち、「このバラが赤く染まるとき、真実の愛が証明されるのよ」的な台詞を口にする謎の女に魅了されていく人たち。
彼女に魅了され、自殺者は出るわ、喧嘩で殺人事件はおこるわ。
本当に魔性の女!って感じが大変似合います。
相手役は田村正和。
最初気がつかなかったんですけど、あれれ?って思うほどしぐさとかは変わんないんですね。
キュートで子犬のよう。
そしてダメンズ。
こんなに似合うとはwww
しかし美輪様、年齢不詳です。
でもとても美しい。
ただやはり、首やのどをみてると、女性じゃないんだなーって思いますね。
骨格自体は非常に大きいのかな?
題字は横尾忠則だし、監督は深作だし。
すごく豪華です~。
男女の情念を描いた作品なのに、なんとなくさらりとしているのはやはり美輪さまが何かを超越しているからでしょうかね?
生々しい感じはあまりしませんし、美輪様の歌が楽しめてていいです。
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