桃寿橋 (鳥羽市桃取町) | 手当次第

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答志島西部の入り江にかかる橋、桃寿橋です。

 

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桃寿橋南西から。

桃寿橋

 

ほとんど陸橋といってもいいぐらいだが、画面奥の船が出入りする部分だけ水上にかかっている。

島内で他に橋らしい橋は和具の八幡神社へ渡る人道橋があるだけで、あとは水路にかかるようなごく小さなものばかりなので、車が通れる橋としては群を抜いて規模の大きな橋になる。

 

西から。車が対向可能な幅だが歩道はなし。まぁ問題ないんだろう。

桃寿橋西から

 

橋の途中には階段があり、遠回りしなくても下へ降りられるようになっている。

桃寿橋のかいだ

 

橋の下は漁の道具や車の置き場所になっていた。

桃寿橋のした

 

桃寿橋の高欄。波をイメージさせるような水色のパターンで装飾されている。

桃寿橋の高欄

 

島を代表する橋なので親柱も立派。

桃寿橋の

 

親柱には命名者と揮毫者が記されており、揮毫者は四基とも別の小学生(当時)が務めている。

せっかくなので残り三基も紹介する。

桃寿橋のおや

桃寿橋のおやば

桃寿橋の親柱

 

情報は「桃寿橋」「とうじゅばし」が二基づつと、全てに完成年の「平成六年三月竣工」。

山桃と真鯛のレリーフも描かれている。

 

山桃については、集落から南東に山桃崎と呼ばれる場所があり、かつてここに山桃の大木があったことが桃取の地名の元となったと言い伝えられているそうだ。

 

普段ならあんまり取り上げないタイプの普通の現代的な桁橋だが、島にあるとがぜん目をひく橋となった。

ももじゅはし